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ビーストウォーズ まさかの敗北エンド

1990年代後半に放送されたビーストウォーズ。カナダのスタジオで制作された、世界初のフルCGテレビアニメシリーズということで、大ヒット。私は当時CGアニメが大好きだったこともあって (今は珍しくもなんともないけど) 、ピカピカのCGをワクワクで見ておりました。

そんなビーストウォーズの一作目、通称無印と呼ばれるアニメの最終回が、まさかの正義の味方ゴリラのコンボイが敵の罠にはまって爆死するという衝撃エンド。

「メガトローン!」と、宿敵の名を叫びながら特攻する形になり爆発。コマ送りすればちゃんとバラバラになったコンボイのパーツが確認できるという。

 

なんでこうなったかといえば、単にアメリカのシーズン制という放送形態でシーズンまたぎのクリフハンガーが行われただけ、ということなのでタカラトミーが特になにかやってしまったというわけではないのだけど、日本では1シーズン放送しては再放送期間を置き、また新シーズンに移行というやりかたは今でさえ浸透してないうえに、ビーストウォーズ無印が終わってから直接の続編ビーストウォーズメタルスが放送されるまでの期間が一年半という長さ。

これで当時の子供たちはどれくらいのダメージを受けたのだろうか。せめて半年後には新シリーズで復活するよとかだったらまだ良かっただろうけど。

再開されたビーストウォーズメタルスは、話のシリアスさとアドリブ大会のバランスが絶妙なビーストウォーズのピークともいえる作品で、初代のころのG1トランスフォーマーとのストーリーのリンクには、初代から見てた者として非常に興奮しました。

最後に、ビーストウォーズには、そのあとビーストウォーズリターンズという最終シリーズが存在しまして、これがトランスフォーマー史上でも記録的な失敗作で、炎上したもののカードはしっかり売ってた某AーVとか多少の賛否を生んだ程度の鉄血の某とかの比にならないレベルの、トランスフォーマーというブランド自体を終了させかねない失敗だったのでした。

受けが悪かったとはいえ、私自身はリターンズは嫌いじゃない。ストーリーも画面も非常に暗く登場キャラは不気味な姿。コンボイはゴリラみたいなものからゴリラみたいなものに変身するというビジュアルのぶっ飛びっぷり。そして日本語版は地上波放送されないのをいいことに下ネタ解禁したり悪乗りが過ぎるというカオスの極みだけど。このストーリーが今のところ初代トランスフォーマーから続いたストーリーの最終地点なのは間違いないわけだし、なかったことにはできないでしょう。

トランスフォーマーの危機を救ったのは、日本で制作されたトランスフォーマーカーロボットという作品で、リターンズと真逆のコミカルな作風がアメリカで大受け。これによりビーストウォーズ展開は封印、カーロボットへの完全回帰が起こるのでした。

トランスフォーマーも成功と失敗の浮き沈みの激しいシリーズということです。