世の中ではいい年して云々なんて言うこともあるけれど、年齢と関係なく感覚を若く保つというのは理想的な生き方に思えます。
好奇心は絶やさないで生きていきたいと思うわけです。
自分の中に新しいものを取り入れる。それが面倒になってしまったら精神的な年寄りになってしまうのじゃないかと思うのです。
だからといって世の中のすべてに興味を持つ必要はないけど、せめて新しいものを新しいという理由で毛嫌いするようにはなりたくないなと、そういうのは例えば私の親世代がいまだにガラケーを持っていてスマホなんかは使いこなせないと頭から決めつけているようなところを見るに思うのです。
今後医療の進歩によって人間の寿命が延びるようなことがあったとして、高齢が原因で頭カチカチで新しいことに興味を向けないような状態になったまま長生きする人間になりたいとは思えないでしょう。
人間は100歳とかくらいまで高齢になっていくと、あまり風邪ひいたり病気になったりしなくなるらしいです。そして年を取って死ぬ、つまり老衰というのは食べ物がだんだん食べられなくなっていって体の機能が衰えて死に至る。そういったことです。
近縁者を亡くした時もやはり食べられなくなるということが年齢にかかわらず致命的でした。新しいものを口から体に入れる、ということができなくなっていくと人は衰えて死ぬということです。
新しいものを頭と心に入れるというのもきっと同じくらい大事なことなのだろうと考えています。