TMGP覚書ブログ

RPGツクールフェス デカンの風に吹かれて ツクりました 好評につき公開終了

夏の映画トランスフォーマー2週連続放送なので

たしかおもちゃショーのときに映画のテレビ放送あるよって言ってたのを忘れてたので、今になってちょっと映画について急遽書いてみる。けど、今日は放送当日なので急いで書くからパソコンのディスプレイに直接ペンで書いてるけど、見えてますか?

 

実写版映画トランスフォーマーが公開されたのは2007年。このころは自分はもうトランスフォーマー集めてたので、ワクワクして待ってた。

前例のない実写映画だったので、心配も半分あったけど。

日本より海外熱の高いトランスフォーマーでは、最初気持ち悪いクリーチャーみたいなオプティマスとか公開してマイケルベイ監督の元には殺害予告が送られてきたとか。

 

 

まず見どころが、主人公サムの全力ダッシュが何度も見られるところ。すごい走ってる。

 

開幕数分後でヘリコプターのトランスフォーマー、ブラックアウトが登場して大活躍する場面に、早速見せてくれるのかと誰もが歓喜するはず。

 

この映画自体の大ヒットによってトランスフォーマー知名度や地位が向上するのだけど、一作目ということでまだ評価が存在してなかったためにいろいろ苦労したみたいで、自動車メーカーの協力を取り付けるのが大変だったらしい。

自動車メーカーのほうは自分のとこの車が戦ったりすることにいい顔をしないことが多い。

今作では、そこでアメリカのゼネラルモーターズ(GM)が全面協力してくれることになり、なんと映画公開時2007年でGMの最高機密だったシボレーカマロの2009年型コンセプトモデルを映画のために貸し出してくれることになった。バンブルビーがこのピカピカのカマロをスキャンするときとかのスタントは絶対に傷ひとつ付けられないプレッシャーの中行われたということになる。そして新型カマロを傷つけないためにバンブルビーは最後の市街地の戦いを前にして負傷し変形できなくなってしまうのでした。

 

カマロを貸し出す代わりに、今作のメインの車は全部GMのものとなってる。といってもバンブルビー、ジャズ、アイアンハイド、ラチェットの四体だけど。パトカーのバリケードとトラックのオプティマスは別のメーカー車。あとは普通の車ですらない。

 

 

一応、トランスフォーマーが自動車とかに変形するのはその星の文明に紛れ込むための擬態の意味があるんだけど、ピッカピカの高級車ばかりになって連なって走って隠れてるつもりなのか。目立ってしょうがないだろうがというのは当然のツッコミ。

 

 

この映画で初めてオートボットが集合する場面。感動しました。静かな感動って感じ。

同じような感動的場面は、指輪物語が実写化されたときの冒頭のホビットの村が映し出されたとき、あれも感動した。

そしてそのあとは、サムの家にオートボットたちが押し掛ける通称庭コントと呼ばれるシーンなんだけど、初代のアニメでも、トランスフォーマーたちのコミカルな場面が描かれることが多かったので、この庭での一幕みたいな可笑しな場面がもっとたくさんあるとよかったんだけど、シリーズを重ねるごとに殺伐としてくるのが辛い。

せっかく映画をリブートするんだったら、明るい方向に転換してもらいたい。

ちなみに庭コント、試写会で見たスピルバーグ大受けだったそう。こんなロボット見たことないって。

 

 

今作でスタースクリームは、ステルス戦闘機F-22に変形するのだけど、同時期の公開だったダイハード4.0では使わせてもらえなくて、F-22っぽい別物を出していた。マイケルベイ監督が軍をかっこよく撮り続けて信頼篤かったからトランスフォーマーではF-22を使う許可をもらえたとの事。

 

 

デバステーターというトランスフォーマーは、玩具ではブロウルという名前で売られていて、これは元々戦車に変形するブロウルというトランスフォーマーがいるので順当な名前なんだけど、もっと強そうな名前を、ということでデバステーターに変えられたらしい。このデバステーターという名前は実写版二作目で早速別の合体トランスフォーマーにも使われるので、一作目の戦車はファンの間では専らブロウル。でも映画ではデバステーター。

 

 

市街地の戦いが始まったときに、まだ到着していないはずのオプティマスの号令が聞こえる場面があって、明らかに演出ミスなんだけど、ファンの間では多くのミスが存在した初代アニメのオマージュだとみなされているよ。

 

 

オプティマスとメガトロンのパワーバランスに関しては、今作では完全にメガトロンのほうが上回っていて、撃ち合いの場面でオプティマスの銃が当たったメガトロンはのけぞる程度だけど、メガトロンの腕が変形した砲をくらったオプティマスは空中を回転しながら吹き飛んでいく。この後オプティマスはもっと強いんだっていう抗議が結構寄せられたそうで、そのせいか次作以降のオプティマスは鬼神のような強さになる。

 

 

テレビ放映に関しては、放送時間の都合からかなりの部分がカットになると思うので、ここで細かい見どころを紹介しても、細かければ細かいほどカットの憂き目にあう可能性が高いのが残念だけど、気軽にみられる地上波放送でトランスフォーマーに興味を持つ人が増えるといいです。