TMGP覚書ブログ

RPGツクールフェス デカンの風に吹かれて ツクりました 好評につき公開終了

トランスフォーマー覚書 変形の特徴

f:id:TransMetalsGP:20140809141131j:plain

トランスフォーマーと言えば、もちろん変形。

トランスフォーマーの変形とは、偽装とか擬態の意味を持ち合わせており、例えばガンダムのメカが変形するときの、人型ロボットから「人型とは呼べない何か」程度に変形するのではなくて、明確に自動車や飛行機などに変形するものが多い。

 

トランスフォーマーは変形の際、パーツがあっちいったりこっちいったり、手足も胴体もバラバラになったりするんだけど、一応ただのロボットじゃなくて生命体であるというところからか、頭だけは変形させず、丸ごと塊のまま動くことがほとんど。

例外としては、自分の知っている限りだとトランスフォーマーの高級ブランドともいえるマスターピースに二種類、カセットテープからネコ科のジャガーに変形するその名もジャガーが、ジャガーの頭部を真っ二つにする変形。そして同じくマスターピースランボルギーニに変形するランボル系の頭部が平たい車体に収める都合か、おでこから上ぐらいがパカッと開くような構造。

ジャガーはしかし、カセットの状態がランボルで言うロボットの状態に当たる基本形で、ジャガーのほうがスキャニングによって変化するランボルギーニの状態の可能性が高い。同じカセットロンのコンドルがそうだから。

ならばジャガーの頭部は割ってもいいことになるのかな。

 

 

さておき、トランスフォーマーは無数に発売されているので他にもいるかもしれないけど、頭を分割するというのは多分例外レベルに少ないと思う。

 

トランスフォーマーの、他の変形メカと違う重要な特徴の一つが、変形パターンが完全には決まってないというもの。

だいたいのロボットとかの変形なら、パーツがこの順番でどう動いてとか設定してるものだろうけど、意外とトランスフォーマーの場合その辺適当。

初代のトランスフォーマーをはじめとして、トランスフォーマーでは先にトイが作られていることも多くて、その場合はトイの変形に倣ってアニメが作られるのでビーストウォーズとかその辺も、割とアニメとトイの変形が同じような見た目になってたりもする。

しかし、特に実写映画以降は、新作映画のたびに同じキャラクターのトイが新作されるのは当たり前として、同じ映画の同じキャラクターのトイがサイズ違いで複数種類発売されることも多くなり、サイズや価格帯の違うものは根本の設計から異なり、当然変形方式も別物になる。

トランスフォーマーの場合、ロボットの見た目と最終的なビークルやビーストの見た目、つまりスタートとゴールが合っていれば過程である変形はどのようになっていてもいいというところもあり、そしてトランスフォーマーのトイは変形そのものが商品価値にもなっているので同じキャラクターでも新たな変形方式を設計するのが当然となっている。

 

トランスフォーマーは、結構複雑な変形をこなすので、繊細な玩具のイメージもあるかもしれないけど、実は頑丈でガンプラが壊れる高さから落ちてもトランスフォーマーは大丈夫な場合が多いと経験上断言できる。

アメリカ人とかのファンのほうが多いので頑丈に作られてるとかいうのは偏見だろうか。