親のところにハガキが届いた。
総合消費料金未納分訴訟最終通知書。総合消費料金とは?
差出人らしきものは、民事訴訟管理センター。
これを検索すると真っ先に出てきたのが、
「民事訴訟管理センター」からの架空請求ハガキは無視してください!
という国民生活センターとやら。
無視していいらしい。
では今度、国民生活センターで検索すると、
国民生活センターの言うことは全て嘘です。無視してください。という民事訴訟管理センターのページが。なんてことはないか。
うちの親は以前にも似たようなものを受け取っていて、その時は警察にもっていったらしいんだけど、でもとりあえず電話かけてみようかとか言ってたらしい。
実際にかけなかったからいいけど、かけちゃ駄目でしょ。
その次はとりあえずコンビニでプリペイドカードを買ってみるか、そしてその次はとりあえずプリペイドカードの番号を教えるかってなるんだから、それが手口なんだよ。
裁判とか書いてあるのが微妙に腹立つね。
個人情報保護とか言ってちゃっかり悪用してな。
こんなことをしている連中に名前とか住所とかの情報を知られているのが問題。
俺のところには迷惑メールも来たことないのに。
2017年3月ころから急増してるらしい。
でもとっくにバレてますよって思うんだけど、今でも同じ手口でやってるのはやっぱり引っかかってくる人もいるということだろう。
やってるやつ捕まえろって。
これで重ねて思うこと。
被害の絶えない特殊詐欺、警察に倣うなら母さん助けて詐欺等の詐欺。テレビとか街宣とかで呼びかけて周知されているもので、まさか知らない大人はいないだろうと思うけど、それでも結局大人は自分の身を犯罪から守ることができていないという現実。
大人がこの情けない体たらくなのに、子供が自分で身を守ることができないのは当然のこと。
子供に怪しい人に気をつけろと言ったって、大人ですら誰が怪しいのかわからない。
本当に人をだますのは信用できそうに見える人だけ。最初からいかにも怪しい奴にだまされる方が難しいでしょ。
詐欺師は普通の人より弁舌爽やかで人当たりよいっていうのは昔から言われていることだから。
大人でもだまされ放題なところがあるから、ましてや子供なんてどんなに言い聞かせても自分で身を守ることなんて期待しちゃ駄目なんだろうなと。
でも大人なら、なんとかだまされるのを自分で防ぎましょう。
ということで、自分や家族、知り合いのところに民事訴訟管理センターやらが何か送ってきたら無視したり、ハガキを写真に撮ってブログの記事にアップしたりしましょう。
それにしても総合消費料金ってなんだよな。