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RPGツクールフェス デカンの風に吹かれて ツクりました 好評につき公開終了

レイトン教授VS逆転裁判 入門用にもファンアイテムとしてもご贈答品にもよし

レイトンの娘が主役のアニメやってるでしょ。

そして逆転裁判も再アニメ化されるということで。

あの、人が走る動作も満足に描けないクソダサOPが思い出されます。

 

そんな今だからこそ振り返ってみるレイトン教授VS逆転裁判

 

レイトンVS逆裁は、逆転裁判のタクシューがシナリオ書いて、カプコンレベルファイブが一緒になって作ったという世にも楽しそうなゲーム。

レイトン教授の方は一個も遊んだことなくて、頭の体操系だってことしか知らなかったんだけど、逆転裁判のほうはGBアドバンスから遊んでいたのでこのゲームは発表されて即購入決定のゲームでしたね。

 

 

3DSなので声の出演もあって、逆転裁判は実はメディアごとに声優がコロコロ変わるというシリーズで、前にアニメ化されたときなんかアニメ本編で喋ってる声と、アニメの枠でCMが流れてた逆転裁判新作ゲームの声とが違うなんていう統一感の無さなんだけど、しかしレイトンはその上を行っていて、レイトンミステリージャーニーのCMはアニメの主人公カトリー役の声優がナレーションをしているのに、ゲーム本編の主人公カトリーは別の人が声優をしているという解けそうにない謎っぷり。

 

それで今作の逆転裁判のキャストは、なんと実写映画版逆転裁判のキャストを抜擢。

レベルファイブの日野社長は芸能人好きなんて言われがちだけど、少なくとも声優としての実力で選ばれてないのは確か。それどころか成歩堂を演じた成宮寛貴は、ゲーム界の棒読みキャストの代表格だから。

綾里真宵桐谷美玲も特別うまかったわけじゃないけど、真宵のキャラで中和されて丁度よくなってた感はあった。

 

ストーリーは、魔法とかが本当にある世界に迷い込んで、そこで魔女裁判の弁護をしたりするというもの。ドラマのTRICKとかでもあったけど、可能な者がみんなグルなら成立するよなっていう感じの大掛かりなネタって言ったらネタバレになるか。

でも多分普段のレイトンとかも大体そんな感じのシナリオだと勝手に想像。

 

レイトンの問題の難易度については本編とは比べられないけど、まあ想像してた通りの頭の体操的な問題だった。裁判パートについては逆転裁判の本編よりは大分簡単にしてあると思う。本編なら証拠品の量がこれの2、3倍はあるのでもうちょっとは難しくなってると思う。

でもこの魔女裁判で行われた群衆裁判は、後の逆転裁判シリーズにも同じようなものが採用されているので、後の本編にとっても重要な作品だったのだと思える。

 

レイトン教授のナゾ解きと逆転裁判の法廷バトルが両方とも楽しめて、作品を超えた掛け合いもあり。

なので、どっちかに興味があるなら、なんとなく知ってるくらいでも十分楽しめると思う。

レイトン教授VS逆転裁判とか言って、どうせ本当は戦わないんでしょ。だったら買わない。って思ってる人、ちゃんと戦いますよ。

 

両方の作品の入門用にふさわしい楽しい一作です。好評につき続編ってならないのが残念なくらい。なんか引退した出演者もいるみたいだけど。

 

ただし、このゲームのシナリオを締めくくる大仕掛けの部分とかがどうしても気に入らないって人は、最悪どっちのゲームも合わない可能性がありますね。