ゆるキャラグランプリで、埼玉県志木市のゆるキャラが優勝したそうです。
カパ……ル、カパル! そう!そいつです。
埼玉県から初の優勝のようですね。
ゆるキャラグランプリのサイトで歴代優勝キャラを見てみたんだけど、不勉強につきくまモン以外なんにもわからなかったです。
今回ちょっとだけカパルに興味を持って調べてみました。志木市も近所なんでね。
志木市の河童伝説については、志木市のホームページがわかりやすいです。
市を横切る柳瀬川の河童と宝幢寺(ほうどうじ)の地蔵とのかかわりが志木市の河童伝説の起源のようです。
カパルの特徴は概ね河童に準ずると思うので河童を調べることでカパルへの理解を深めたいと思います。
河童の好物として特徴的なのが尻子玉です。
尻子玉とは人体にあるという架空の臓器、ということなんですが、ありもしない臓器とは何なのか。
まずは水死体を思い浮かべてください(検索はしないでください)。
そうすると、水死体って体が弛緩して肛門も開いちゃってるじゃないですか。
それを見た昔の人が、ここから何か抜き取られたに違いないって考えて、それは尻子玉とでも呼ぼう。きっと河童の仕業だってなったってことなんでしょうね。
何かわからない物事に遭遇した時、妖怪変化の入り込む余地のある時代の産物といえます。
実際にはないものなので、尻子玉がどんなものなのかわからないので想像してみますが、なんかブニブニした球形の物っぽい気がします。
多分シリコンみたいな感じだと思います。
シリコンっていうのは舞の海の頭部やアメリカのポルノ女優のおっぱいに入っているものです。
アメリカのシリコンバレーっていうのは、つまりおっぱいバレーってことですね。おっぱいバレーに関してはタイトルしか知りませんが多分映画では綾瀬はるかのおっぱいが見られるんだろうな。
おっぱいといえば…… おっぱいといえばじゃないですね。
話はカパルに戻ります。
カパルに尻子玉を抜かれたら腑抜けになるともされています。腑というのは内臓ですから尻子玉のことで、文字通りの腑抜けになるんですね。
今年放送されたゲゲゲの鬼太郎でカパルが活躍した回でも、尻子玉を抜かれた人物はやはり腑抜けといった状態になっていました。
水の中で腑抜けになったら溺れてしまうわけです。
カパルはこれを抜き取って竜王に捧げたりするそうです。
玉(ぎょく)というのは宝物のことだから、人間の体内にある玉に相当する価値のあるものが尻子玉なんですね。
また、カパルは人間の肝を食べるのも好きだといわれ、抜いた尻子玉は食べるとも言われています。
カパルの好物としてもう一つ有名なのがきゅうりです。
きゅうりの成分は実に九割が水分です。元々水辺にすむカパルがわざわざキュウリから水分を摂取しなければいけない理由はないでしょう。
実はきゅうりの味はカパルにとっては人間の味に近いとされ、人間の肝(尻子玉)が好物のカパルに人間(尻子玉)を食べさせないようにきゅうりをダミーとして与えているという恐ろしい理由があるようです。
とはいえ、これらの話も一説によると、といったところで様々な説が存在しています。
尻子玉に関してもいろいろな考察もあるようです。
興味が出たなら調べてみることをお勧めします。
さて、これでカパルについて理解を深めてもらえたかな。