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RPGツクールフェス デカンの風に吹かれて ツクりました 好評につき公開終了

映画感想覚書 レイク・モンスター 超巨大UMA出現!

UMAとか未確認生物のワードで録画するように設定しているレコーダーが、CS無料放送のときにやってた映画を勝手に録画していたので見た。

 

 

原題「LEGENDARY」

イギリス、中国合作。

動物学者のトラヴィスが中国に現れた巨大生物を捕まえに行く。

 

 

ドルフラングレンのハーカーが主人公トラヴィスのライバル。

冒頭のロシアでは、トラヴィスとハーカーはチームとして行動しているが、巨大ヒグマに襲われて仲間を一人殺されてしまう。
ここでは、麻酔を打ち込んだ熊にさらに銃弾を撃ち込んで暴れさせたハーカーが悪いのか、夜は危険だという忠告を無視したトラヴィスが悪いのか。

 

舞台は中国に移り、ここからが本番。
人間を襲う巨大生物が湖付近の工事現場に出現。
ラヴィスのチームは謎の生物を新種だと推定し、捕獲計画を立てる。
一方現地にはハーカーが先に乗り込んでいて、工事会社の依頼で謎の生物を淡水ワニと断定し殺そうとしている、しかも何故か無報酬で。

 

 


全体的に地味目の印象です。
まず映画に湖、モンスターという要素があれば、当然水着、おっぱい、流血とセットなわけです。
でもこの映画はおっぱいも出ないしキスもしないし派手に血が出ることもないです。


謎の生物もモンスターというには普通の巨大生物って感じ。
せっかく工事現場がある設定なのに別に廃棄物で巨大化したとかじゃなく、単に今まで見つかってなかった巨大生物が工事の影響で出てきたってことらしい。
人間を一飲みにするトカゲなので十分巨大でいいんだけど、モンスター映画といえば体長450mのワニとか、羽目外し切った設定のものも多いからね。

羽目外してるといえば、ハーカーの中国の田舎だったらどさくさ紛れで人殺してもばれないんじゃない? 的な考え方がそうかも。
修学旅行でちょっと悪ふざけが過ぎるみたいな、ここでやったことも内緒のまま帰っちゃえば大丈夫だろみたいな考え方な。

 


ストーリー展開も調査と証拠集めで詰めていって、そこにトラヴィスとハーカーの対立が盛り込まれて、思い出したようにモンスターといった感じ。

 

ずっとモンスター殺す殺す言ってたハーカーなのに、武装がそれほどでもなくて巨大トカゲを撃っても撃っても致命傷にならず、リロードに手間取っている間にトカゲにしばかれて終わり。
ラヴィスは捕獲成功で完全に明暗分かれる結末。

 

最後はハーカーが消息不明で、トラヴィスたちはパプアニューギニアにローペンを探しに行くとかいってあわよくば続編感。

 

モンスターものといえば、例えばプテラノドンみたいなツッコミどころ満載のクソ馬鹿一直線みたいな映画も多いので、この映画みたいに真面目な風に作ってある方が新鮮な感じもします。
ただ、モンスター映画特有のバカ要素は期待しては駄目。

 

ボートに何か近づいて来るぞって言ってるのにボートの端に立つから、絶対落ちるぞって思ってたら案の定落ちて期待通り要素ならあります。