関東では4月28日が、おそらくこの連休中唯一の晴れになります。
と思ったので、珍しく山なんか行ってみたりして。
母が山登るの好きなので、連休も長いし一回くらい一緒に行ってやるかということで。
何年ぶりかわからない山です。
朝から特急は満席で乗れず。
この日を逃すとまた天気が下り坂っていうのはみんなが認識してるみたいで、電車は時間のわりに結構混んでました。
また、芝桜の見ごろでもあるんで、そっちに行く人も同じ電車でした。
西武線の横瀬駅で、前方の4両のほうに乗ってないと切り離されて西武秩父に辿り着けないとかいう初見殺しのギミックも切り抜けて、西武秩父駅からタクシー移動。
駅のトイレはメチャ混みでした。
タクシーで鳥居のある壱丁目とかいうところまで行って、そこから登りはじめます。
この鳥居までのしばらくの道には自動車が延々連なって停められてました。
また、鳥居のところには仮設トイレみたいなのがありました。
山頂までの最後のトイレです。
今回の写真も、全部FinePix REAL 3D W3ということで、上の写真のようなメリハリのない写真でも、立体視なら見栄えするんですよ。
しばらく林道を行く。
武甲山の景色は、見ての通り杉、杉、杉。
光って読めないけど、不動滝。
杉杉過ぎる。
いっそ霧でも出てたら幻想的だったかもしれないとすら思った。
大杉の広場というところがあって、写真は見上げた大杉。
ちょっと離れた位置からも撮ろうかと思ったんだけど、離れるとわりとほかの杉と変わらなく見えたので撮らなかった。
登っていくと岩が目立ってくる。そして杉。
採掘場があるのでそこに由来する岩なのだろうか。
小屋のようなものが見えてくる。あれはトイレ。
ゆっくりペースで2時間半くらいかけて山頂へ。
はい山頂。
秩父市方面がよく見えます。
反対側の空は薄い雲が出ていて、富士山までは見えなかったです。
視界が開けている場所はこの展望所くらいで少ないです。
山頂では、採掘の発破の音が何度か聞こえました。
日曜日なのに関係ないんだ。
全然写してないけど、人出は多かったです。
人間以外はほとんど見かけなかった。
熊も見なかったし、小さなトカゲを一回見たくらい。
帰りは浦山口方面に下る。
急な斜面が多く、木の枝も張り出していて頭上注意でもある。
前を行く知らない人のペースに釣られるように結構な速度で下山。
登りよりも、急な下りのほうが大変だった。
一日中いい天気でよかったね。
暑すぎもせず、寒すぎもせず。
自然の中には違いないんだけど、人がそこそこ多かったんで、人間の世界から離脱したような感じは薄かったです。
また、見える景色が手の入った杉の林が多かったこともあるかもしれないです。
とはいえ、自分としては久しぶりの山行で満足しました。
母のほうは、武甲山が余裕だったから次は雲取山行けるねとか言ってるんだけど、泊りで山に行くほどの情熱は無いです。
満員電車で帰りましたとさ。