TFチャンネル|トランスフォーマーオフィシャルサイト|タカラトミー
トランスフォーマーの新シリーズ、サイバーバースがすでに配信中です。
音響監督に岩波美和氏、オプティマスに子安武人氏、メガトロンに千葉繁氏という完全にビーストウォーズの布陣。
そこにMCとしてユーチューバーを迎えるというところに現代感があります。
なりふり構わない感、いいと思います。
でもやるならウケるように全力でやってもらいたいです。
トランスフォーマーの間口が広がることにはメリットしか感じないので。
それで早速見た、序盤はバンブルビーとウインドブレードの二人がメインで登場。
バンブルビーだけ口が動いてなくて、元々の設定ではまた喋れなくなってラジオの音みたいなのを出してるみたいですね。
日本版は口動かないまま喋り倒してますけどね。
で、バンブルビーの記憶が無くなってるので、それを紐解きながら状況説明をしていく構成でした。
記憶喪失設定は便利だからな。
映画バンブルビーのときもそうだけど、すぐ声とか記憶とか無くす子なんだよ。
オプティマスが自分のことを主役だって言ってたけど、多分主役はバンブルビーですよ。
ウインドブレードは、最近誕生したトランスフォーマーです。
ハズブロの企画で、ファンの投票によって所属陣営、性別、変形モチーフなどが選ばれてそこから生み出されたのがウインドブレードです。
そうして出てきたのが、サムライだかゲイシャだか、京劇の役者だかみたいなものになるっていうアメリカンの感性がすごいですね。
でも近年屈指の人気キャラになって、アニメでも重要なポジションになってきてるし、実写映画シリーズに登場しなかったのが不思議なくらいです。
アニメは、3DCGなんだけどちょっと昔のフラッシュアニメみたいな見た目。
実写映画一作目以降は、サイバトロンがオートボットに、デストロンがディセプティコン、コンボイはオプティマスプライム、セイバートロン星はサイバトロン星になったわけです。
もうこの呼び方も10年以上経ってるので、未だに馴染めないなんて人がもしいたとしても、そんな頭カチカチの人は置いてけぼりにして構わないと思う。
でもエネルゴンって呼び方だけは、エナジョンに替えていかないのが不思議。
これ重要な話なんですけど、トランスフォーマーの販売網はものすごく大雑把に区別するとふたつあって、ひとつはタカラトミーによる日本の展開、もうひとつがハズブロによる日本以外の全部。
トランスフォーマーには、よくアジア限定商品があるけど、その場合のアジアとはハズブロアジア担当地域のことなので、日本は含まれません。
それで、ハズブロがトランスフォーマーのジェネレーションズという玩具展開に合わせて作ったアニメとかも、YouTubeで公開しているけど、日本からはブロックされて見られないようになってたりしました。
タカラトミーがその分カバーしてくれるかというとそうでもなく、むしろアニメなどは途中までしか放送しないのが常態化しているという有様。
振り返ると、直近ではトランスフォーマーアドベンチャーが、シーズン3が未配信のまま。
これは配信された分のラストがいい感じに終わってるのでまだマシとして、直接の前作に当たるトランスフォーマープライムが、これもシーズン3以降未放送のうえ、考えられる限り最悪の切られ方をしています。
このプライムのフォローとして、参乗合体トランスフォーマーGOを日本独自に展開したわけですが、そんな話があるかって感じです。
ついでに書くと、更に以前のトランスフォーマーアニメイテッドも、予定されていたシーズン4の製作がキャンセルされているのだけど、これはタカラトミーのせいじゃないのでセーフ。
この近年では、まともに全話こなせたのがQトランスフォーマーくらいということで、国内メディア展開は敗北に次ぐ敗北でファンは何度も死亡させられています。
だからもう「願いは一つ」、トランスフォーマーサイバーバースは是非最後まで完走してほしい。
ハードルは高くないと思うよ。
あと、ついでに書くけど、マジンガーZ対トランスフォーマー読みました。
一言で書くと出オチです。
あのマジンガーとトランスフォーマーがコラボ!? っていう段階が落ち。
ただ、大体の流れはほとんどの人が予想した通りだと思います。
スタースクリームが大暴れしだすところはよかったです。あいつエヴァンゲリオンコラボのときも使徒になってたり便利キャラですね。
でもスタースクリームの行動が単独行動なのか予定通りの作戦なのかよくわからなかった。
とはいえ、みんなで倒すべきデカい敵になってくれたので熱い展開に持ち込めてめでたしでしたけど。
わからないといえば、ラストでフードの謎の人物がぱっとフードをとって、顔がアップになって終わるんだけど、正直言って誰かわかりません。
多分永井豪だと思うけど。
このコミックはアメコミ形式で、アメコミ同様に日本の漫画とは反対に読み進めるように描かれてます。
邦訳アメコミには、大抵解説の紙が挟まれてて、これがいい仕事してるんです。
ファンの中にはこの解説のために日本語版を買うという人もいるみたいなくらい。
だから、マジンガーZ対トランスフォーマーにも解説を入れて欲しかった。
とりあえずこういう展開が続いてくれることは希望しておきます。