今年もペルセウス座流星群の季節が来ています。
1時間に100個流れるともされ、日本の三大流星群のひとつとか言われますが、今年は満月と被ってるので観測条件は最悪です。満月の光はかすかな流星をかき消してしまうので。
というか台風が来てしまえばどうしようもありません。雲が出てれば月すら見えない。それもこれもお前らの日頃の行いが悪いからじゃないですか?
しかたないので流星群というのが、どうやって発生しているのかでも書いておきましょう。
知らなかった人は覚えて、人に自慢げに教えてあげるといいでしょう。
流星の元になるのは地球大気に飛び込んできたチリ(ちり)です。
太陽を回る天体に、すい星というのがあります。
すい星は、別名ほうき星と呼ばれるわりに、通ったあとにチリを残していきます。
地球が太陽を公転する軌道上をすい星が横切ってチリを残していくと、そのチリのゾーンを地球が通ったときに次々流星が発生します。流星群です。
チリのゾーンは、いつも同じ場所にあって、地球が毎年同じタイミングで通過することになるので、毎年同じ時期に流星群が現れるのです。
今の時期のペルセウス座流星群だと、ペルセウス座のある方角から流星が飛んでくるように見えます。ほかの流星群も大体そんな感じで名前が付けられてます。
ペルセウス座の見つけかたですけど、流星群を観測するだけならペルセウス座は目安なだけで、北か北東の空が広く見える場所なら見るのに困らないでしょう。
カシオペヤ座なら見つけやすいです、なんとなくその近くです。
だからカシオペヤ座を目標にして流星群を観測したらいいでしょう。
どうせ夜更かしするんだろうから、一個くらい流星を見てもいいと思いますよ。