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RPGツクールフェス デカンの風に吹かれて ツクりました 好評につき公開終了

トランスフォーマー マスターピース MP-47 ハウンドが挑戦的過ぎる

毎年後半から年末にかけて発売が多くなる印象のトランスフォーマースターピースですが、今年最後はジープに変形するサイバトロン戦士ハウンドです。

 

 

ロボットモード。

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ハウンド(猟犬)という名前ながら、優しそうな表情のロボットです。

ハウンドは、四駆の代名詞といえるジープにトランスフォームし、地球の自然を愛するトランスフォーマーです。

地球人の少年スパイクの、最初の友人となったトランスフォーマーでもあります。

後にスパイクの相棒ポジションはバンブルに取って代わられますが、作中ではスパイクだけでなく、傷ついたバンブルまでも自らトランスフォームしたジープに乗せる場面もあります。

 

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ぱっと見で、肩の位置こんなだったのかな? って思ったんだけど、設定画とか見るにこんなです。

若干プロポーションを犠牲にしながらも、前方に引き出すこともできます。

 

 

f:id:TransMetalsGP:20191230134917j:plainおわかりいただけるだろうか、この挑戦的過ぎる首の位置を。

 

最初に構造を知ったときは目を疑いました。

ハウンドの頭部はボンネットの上にあるはずなのに、このMP-47のボンネットは一枚板で分割も無いし、どんでん返しも無く、頭はなんと、後ろからアームでもってきて然るべき位置に収まるという構造です。

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なんでこんな、どう考えても批判の種にされる構造を選択したのかわかりません。

よっぽど車両の監修元にボンネットの分割を禁止されたのかくらいしか思いつきません。

 

この構造で思い出したのはこれです。

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スターピース スターセイバーのヘルメットが、後部からアームでつながる構造になっていました。

 

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スターセイバーの場合は、ヘルメットの受け渡しが完了したらアームは外せますが。

 

 

 

f:id:TransMetalsGP:20191230134652j:plain自分としては、人型ロボットが必ずしも人間と同じ構造を保っていないといけないとは思わないんですよ。

ビーストウォーズトランスフォーマーたちは、アニメのCGモデルも結構すき間だらけだけど、中の光が見えたりしてクールだと思いました。

むしろロボット物なんかで、手首や首はぐるぐる回転するという生物にはできない動きをするのに、肘が逆方向にも曲がる、みたいなデザインは取り入れないのが不思議だと思ってました。

 

でもハウンドの首に関してはちょっと事情が違います。

そもそもハウンドの元デザインからして頭部は後ろからアーム接続されてないので、この解釈になる必然性が無いのです。

最初から頭部が後ろから伸びてきているデザインのロボットだったら、あとはそれがかっこいいかどうかだけで、別に問題は無かったですが。

 

 

 

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実際に手に取ってみると気にならないです。

ちゃんとピッタリくる設計になっているし、わざと真横からのぞき込んだりしない限り手に取っていじっているときにはすき間は基本的には見えないものです。

すき間といっても紙一重なんで、首の裏に薄いプラでも貼れば尚見えなくなりそうですね。

その程度の加工ならば変形の邪魔をせずにできそうです。

やっぱりハウンドの首が気になってる人は、どうしても写真とかですき間ができてるものを探して見ちゃうと思うんですけど、写真なんかでクローズアップされたものと現物を手に取ったときとでの印象の違いはあると思います。

 

首はこんなだけど、ハウンドはとっても良いやつなんですよ。

 

 

f:id:TransMetalsGP:20191230135032j:plain頭部には、作中で使用したバイザーのギミックが仕込まれてます。

スターピースで透明バイザーといえば、砕け散ったホットロディマスのバイザーが思い出されます。

バイザーとスタンドにはいい思い出がないです。

 

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最近のマスターピースと。

塗装面が増加してる傾向だったんだけど、ハウンドの深緑は塗装されてません。

 

ハウンドのほうがバンブルより小顔ですね。

 

ハウンドは、コンボイ、バンブルに比べても何かを背負ってる感やとびだしてる場所がないです。

それでいて、武器なんかも両モードで何も取り外さず変形できるというのがすごい。

 

 

 

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ハウンドにはトランスフォーマーのセンサーも騙せる立体映像を投影する特殊能力があります。

肩のミサイルランチャーみたいなやつからも、手持ちの武器からもホログラムが出せます。

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武器は分割して足の中にしまって、そのまま変形できます。

武器を内蔵できる仕様は好きです。

そのうえ変形までそのままできるというのがすごい。

 

自分的には、ロボットとビークルのときに手以外に固定できたら外側でも十分なんですが。単に武器がどっかいったら嫌なだけなんで。

まあ、内蔵できる方がかっこいいです。

 

今回のハウンドは、手持ちの武器も肩のランチャーもビークルの荷台に乗ってるスコープも全部中にしまっちゃう挑戦的な設計になってます。

 

 

 

 

 

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ふれあいハウンド。

 

 

 

 

 

f:id:TransMetalsGP:20191230135057j:plainまたも付属するスパイク少年。

今回はちょっと大きいです。その分作りもしっかりしてます。

ちょっと肘の感じが気持ち悪いですね。

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ちょっとマシになったとはいえ、相変わらずビークル基準の大きさなのでロボットモードと並べると小さいです。

ロボットモードで人間が膝の高さになるのはコンボイ司令官の身長なんだよなあ。

 

 

 

 

ビークルモード。

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スパイクは免許持ってないので助手席です。

その代わりホログラム運転手がいます。

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色々つけられます。そして全部外さずに変形できます。

 

 

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幌パーツの裏に全部お片付けできるので、外すのもありです。

レーザースコープ等付属パーツを外すと、変形工程が結構減ります。 

 

 

 

 

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幌を付けたらこんな感じ。リベットの位置を全部合わせる感じで付けます。

 

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幌は盾にするオリジナルギミックが提唱されてます。ほかに背負わせたりもできる。

首の構造は触ってると忘れちゃうくらいの気にならなさですね。

 

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サムはもちろん免許があるので運転できます。

自分はビークルに熱い拘りがないので、べつにボンネットに分割線があってもよかったんだけど、そしてバイナルテックでもないのにボンネットが開けられますなんてギミックもいらないんだけど、誰がが許してくれなかったのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*おおっと*

 

 

 

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ぶっこわれました。

 

 

 

 

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この変形工程で、ジョイントのついてるパーツを矢印の方向に動かすときに力加減を間違えたのか壊れました。

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この部分の変形指示は曲げちゃいけない方向に曲げるようなものだし、この構造は相当脆いと思いますよ。

どうやらほかにも挑戦的過ぎる強度の部分が多いみたいです。

 

 

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というわけでして、いいハウンドだと思ったのも束の間。

休み明けには早速サポート初めですよ。やれやれ。

 

 

 

さて、今後のマスターピースは、ライオコンボイブラックコンボイ、そして時期未定のライデン(!)が明らかになってますが、それ以降はまだ不明です。

次に何がマスターピース化されるのかワクワクしながら待ちたいと思います。

とかいって現実逃避しながらまた来年。