アドベンチャー(冒険)ゲームというジャンルがあります。
今アドベンチャーゲームといえば、おおよそ冒険とは程遠いものも多くある印象ですが、コロッサルケーブアドベンチャーというゲームが最初にあり、その形式を踏襲したゲームがアドベンチャーというジャンルを形成したということです。
現在でもある種のダンジョンゲームなどがローグ(悪党)ライクと呼ばれるので、これらもアドベンチャーライクとでも呼べばしっくりくるかもですね。
この話は置いといて、体験版のゲームをプレイした感想とかを書きます。
IMPLOSION
ステージクリア型アクションゲーム。白いロボットみたいなバトルスーツで、ゾンビみたいな敵をバサバサ切り倒すゲーム。
体験版でプレイできたのは、キャンペーンの6番目のディフェンスタスクのステージまで。メインミッションとあるから、メインじゃないのもあるのだろう。キャンペーン以外にどんなゲームモードがあるのかは不明。
ステージは何度もプレイできる。敵を倒せば、装備すると能力を上げ下げできるアイテムを落とすことがあるので、良いアイテムを見つけてカスタマイズする楽しさがある。
eショップの紹介文に大迫力の斬撃ハクスラアクションとあるんだけど、序盤だからか若干淡白な印象。
敵が徒手空拳のゾンビもどきばかりで、あまり弾が飛び交ったりしないし、敵がほとんど声とかを出さないのもあるかも。
楽曲はフルオーケストラらしい。すごいね。
ストーリーは、コミックが動いてるみたいなアニメーションやステージ中の会話によってフルボイスで楽しめる。
最初から専門用語と固有名詞が説明なく飛び出しまくるので、苦手な人は脳が拒否するタイプかもしれない。
特に重要な部分は、西暦2200年くらいの話で人類は地球外の敵の攻撃で地球を放棄してから20年経ってる。
XADA(ザーダ)というのが敵で、機械とか人間も変異して敵になるっぽい。
ザーダと戦うためのバトルスーツがウォーメック。ウォーメックの1つアヴァロンを主人公ジェイクが遠隔操作して、地球上で戦う。こんな話が好きな人はどうぞ。
ステージ選択画面のクリアしたステージ上でRボタンを押すと、ストーリーの背景が断片的に読み取れるようになってる。すごくさりげなくRって書いてあるだけなんで、これに気付かない人もいるんじゃないのかと思って書いておいた。
机でバスケ
机(の上をコートに見立てる感じ)でバスケ(ットボールをお手軽にプレイできるビデオゲーム)。
ゲームモードはいくつかあるけど、体験版では1人用練習試合と対戦用の友達対戦がプレイできる。
1人用練習試合をプレイ。コートはノーマルと、やや散らかった文房具コートの2つから選べた。
簡単操作でバスケのプレイを再現。わちゃわちゃしてたらとりあえずAボタンを押しとけばなんとかなる。
シュートはAボタンを長押ししてゲージをためたら精度が上がるという方式。これだとゴール下とかの競り合いからのスピーディなバスケのプレイングを阻害しそうだけど、実際はそんなに長くためなくても大体ゴール入ります。
練習試合では、ゴール決まったときの音声のテンションに明確な差があり、プレイヤーがゴールすると「ゴーーーール!」、コンピューターがゴールすると「ゴール↓」。
試合終了直前に投げていたボールが終了後にゴールに入っても得点にならないので、ブザービーターと呼ばれるバスケで印象的なゴールシーンは無い。
キミの瞳にヒットミー
PC18禁美少女ゲームの家庭用機移植版。どこから出てきたんだっていうタイトルだけど、ヒロインの一人でタイトル画面を飾ってる女の子の名前が瞳です。この子が筆頭ヒロインなのかな。
起動するとオープニングムービー。走ってる女の子(瞳)のモーションがガクガクです。そんな動きを見せるくらいなら止め絵でいいんじゃないでしょうか。
オープニングの後はいきなりパンツ見えてますよってプロローグ。
眼鏡で委員長でかなりリア充の主人公、文月章が部長を務める文芸部は部員一人で廃部の危機。そこに引き合わされた4人の美少女と楽しく部活動するというファンタジー。舞台は「学園」、本作の主人公には何故か妹がいない。
4人の女の子はかなり個性的で、お笑い志望の子、自称魔王、ふわふわ天然系、普通の子という面々。フィクションの女の子は個性的なほどいいと思います。どういうストライクゾーンを持った客を想定して作ったゲームなのかはわかりませんが。
彼女らと主人公の章は全員それぞれやりたい部活が異なるけど、部活の最低要件の5人を成立させるために部室を共有するシェア部というのをでっちあげる。
この辺の経緯は普通のいい話風でもあり、また美少女ゲームにありがちな都合のいい設定でもあると思った。
シェア部が一応成立して活動を始めようかというところで歌が流れてきたので体験版終了。2時間弱でした。
…と思ったら終わってない。引き続きプレイ。
ところどころで、4人の女の子の誰のところへ行くかを選択できる。これでなんかこう、選択次第で展開が変わるようなゲーム性があるんでしょうね。
体験版は第3話までで、結局約4時間プレイ。
部員の女の子が個性的で楽しかったです。でも主人公とヒロインたちとの関係性が、部長と部員というより、小学生か中学生の女子と先生くらいな感じに見えた。
ダイダロス:ジ・アウェイクニング・オブ・ゴールデンジャズ
タイトルからはわかりにくいけど、探偵 神宮寺三郎シリーズです。タバコを吸うと頭が冴える、あの神宮寺三郎ですよ。
体験版でプレイできるのはチャプター0のみ。
チャプター0は既に何かに巻き込まれてる寺三郎が、頭を整理するために過去の記憶をたどる場面で、10歳のときの寺三郎とじいちゃんとのほほえましい一場面がメインになります。
その10歳の場面の前、混乱する寺三郎の場面はフルボイスで、それ以外は大体パートボイス。
パートボイスの割にはしゃべります。でもそこで頑張りすぎると、表示されるセリフと音声が微妙に違ってるもんだから、映画とかで日本語吹き替え音声と日本語字幕を同時に出してるときみたいな状態になっちゃいますよ。
じいちゃんパートでは、スタンス、フリーカメラの調査、思考の樹などこのゲームの大事な要素が網羅されてる感じ。
フリーカメラアイコンが出てると、会話してる最中でもぐるぐる回せるから意味なく回す。
フリーカメラの画面はグーグルストリートビューみたいな感じです。あるいはストリートビューです。
アドベンチャーゲームを正統進化させたらこうなるって感じの印象です。
ソードアート・オンライン フェイタル・バレット COMPLETE EDITION
体験版だけどキャラエディットができる。ボタンを押すたびにおっぱいがプルってなるので、しかたなく女性アバターを選ぶ。腕の長さとか手の大きさとか細かい設定があるけど、数値を変えても変化は微量に見えた。
スタートすると知り合い風の女が話しかけてきて、VRMMO初めてというプレイヤーにプレイ中のゲームの遊び方を解説してくれるのかと思ったら、VRゲームの沿革から話し始めて、そこから!? って思った。
幼馴染を名乗るクレハという女の語りが営業トークじみててデート商法に見える。
スコードロンとはギルドみたいなものだそうです。ではギルドとは? 解説が足りてないですよ。
戦闘のシステムは、今プレイ中のデモンエクスマキナに似て、大きな照準サークルの中に入った敵がターゲットになって、そっちに弾が飛んでいく感じ。
どう見ても謎の美少女が入ってそうなカプセルを開けるとまたキャラエディットで、エディットしたキャラが超レアアイテムの人型AIとして出現。
プレイヤーがAIに名前を自由につけると、ゲーム内のキャラが音声ありで呼べないという問題を強引な理由で解決。デモンエクスマキナのプレイヤーが終始ルーキーと呼ばれるのと同じく。ネコ・トモなら発音できたけどね。
そしてキリトとアスナという聞いたことのあるキャラと知り合い、彼らに誘われて参加者全員がなにも無い空間を囲んでぐるりと立つという謎の集会、通称パーティに出席。
それが終わって、いよいよハック&スラッシュかなと思ったら終わらない怒涛の自己紹介と序盤ストーリー。
舞台となるゲームGGOのプレイヤーは男ばかりと何度も話題に出るのに、現れるプレイヤーは女ばかり。きっと実際のゲームがあったとしたら、みんな美少女アバターばかりなんでしょ。
登場するキャラクターはみんな親切で教えたがり。折角AIがいるのにそいつは何も教えてくれない。
そうしてやっと行けるようになった残影の荒野というフィールド、出口のところでトライアルはここまでのお知らせが出るので帰れない。みんなが教えてくれたチュートリアルを実践するのは製品版でどうぞ。
残影の荒野で全滅すると、拾ったものや経験値を持って帰還することができるので少しプレイ継続できる。
仲間のキャラが声出して動いてくれるのはいいんだけど、何もいないときにも敵と戦ってる風の声を出すから、落ち着いてくださいって思う。
今回はここまでです。
というわけで、つづく。