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RPGツクールフェス デカンの風に吹かれて ツクりました 好評につき公開終了

Nintendo Switchのゲーム体験版体験記47

龍王丸の目を光らせようと思って買っといたボタン電池を体温計に入れてしまって以来、まだ新しいの買えてないです。

 

 

そんなことはいいか、ここからはすべて体験版の感想とかを書いてます。

 

 

 

 

 

イヌワシ~うらぶれ探偵とお嬢様刑事の池袋事件ファイル~

スマートフォン向けアドベンチャーゲームのリメイク作。操作性がSwitch向けに一新されている。

狗神エイジはかつてはイヌワシとして犯罪者に恐れられた刑事だったが今はうらぶれ探偵。そこへある日助けを求めて転がり込んできたのは、イヌワシとして知られたもう一人の刑事だが今は亡き鷲宮ツカサの妹、鷲宮ヒナだった。

ウサギの被り物を被った通り魔、切り裂きウサギの事件が兄ツカサの死と関連していると考えたヒナは、刑事時代の相棒だった狗神に捜査の協力を求めるが、自身が切り裂きウサギに襲われてしまう。

主人公がかつての相棒の妹とコンビというと、シティハンターを思い出します。狗神は顔は怖いけど良い奴。鷲宮ヒナにはサイコ・レゾナンスという、触れた人の考えや、物に残された人の感情を読み取る超能力がある。

そのサイコ・レゾナンスを重要そうな証拠に使わないのかよ、って思ってたら今度はそこで使う!? ってなったりするけど、結構頻繁に使ってくれる。

ヒナは刑事になって3年。育ちが箱入り気味でルールを守ることに関してやや潔癖なところがあり、なんでも利用するし嘘もつく狗神のやり方に嫌悪感を示したりします。

こういう凸凹バディ物は、最終的にはお前がそんなことやるなんて、みたいなことにお互いが影響されあっていくのが決まりなので、きっとそうなると思います。

体験版は、二人で捜査をすると決めたところで終わりかなと思ったら続く、再び切り裂きウサギに襲われてピンチをあおったところで終わりかなと思ったら続く、切り裂きウサギを追い詰めたところで終わりかなと思ったら続く。

どこまで行くんだと思ったら章を重ねること30章、切り裂きウサギの事件を一応解決し、その裏に潜む黒幕を暴いて1話終了までいっちゃった。

セリフには音声はないので、フルボイスのゲームと比べると圧倒的に早く進められます。

ゲームの随所にはアクセントになる捜索モードや尋問モードが挿入される。これをクリアすると星が獲得できて、良いエンディングに辿り着ける。

当てずっぽうで真相に辿り着くサイコ・レゾナンス、直前の会話をもとに選択肢を選ぶ読解力テストこと尋問、ただのタイミングゲームのくせに不必要に難易度の高いアクションなどのモードがある。

各モードをクリアすると手に入る星の数によって各話のラストが分岐する。見た限りでは目指すのはベストエンド一択という感じ。

1話あたり30章からなります。そして1章は3分から5分くらいで終わります。次々と章を重ねていくわけだけど、ちょっと残念なのが章を跨ぐとバックログがリセットされてしまうこと。例えば章の最後の文をうっかり飛ばしてしまっても読み直せません。

体験版では更にメインストーリー2話とサブストーリー1も全部プレイ可能。17の事件があるらしいので、そのうち二つくらいはプレイさせても別にいいらしい。

サブストーリーはいくつかの選択肢によってバッドエンドかグッドエンドに別れる短いストーリー。

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世界のアソビ大全51

いろんなゲームが51も詰め込まれたお徳用パック。

世界のアソビ大全51 ポケットエディションという名の4つのゲームが遊べるバージョンが体験版として配信されてる。

ポケットエディションで遊べるのは、コネクトフォー、ドミノ、大富豪、スロットカーの4つ。

とりあえず全部CPUの強さふつうで、特にルール変更しないままプレイ。

コネクトフォーは、タテヨコナナメ何れかに4つ石を並べれば勝ちという簡単ルール。こういう簡単ゲームは駆け引きが重要だったりするけど、先攻後攻でどっちが有利とか、最初にどこに置くと勝率高いとかっていうセオリーがあったりもしますよね。

やってみるとナナメが見落としがちで曲者かなって感じになる。でもCPUも何故かその点は同じで、うっかり見逃してるので勝てる。

ドミノは、説明を見てもルールがよくわからなかったうえに、プレイした今も理解できてないです。

何故か途中で得点が発生してるのがわからなかった。5アップルールだと、端っこが5の倍数になってたらその場で得点が入るらしい。

終結果は得点勝負なので、牌を無くして先に上がって1戦勝っても全体の勝負では負け、てなことになります。

大富豪は、それ自体がローカルルールの集合体みたいなものじゃないですか。やってみれば分かったとしても、しばりとか都おちとか何のことかわからないルールもあった。

これは、CPUがそんなに強くないのかたまたまか、5ラウンドやって5回1位になるくらい圧勝でした。リアルなプレイなら毎回先に1人上がって退屈するくらいですよ。

スロットカーは、アクセルだけをいじってコースアウトしないようにレースするゲーム。

すぐコースアウトするかなって思ったけどそれほどでもなく、異音がしたらスティックを緩めるくらいの感覚でプレイして、強さふつうのCPUなら周回遅れにして勝てます。

4つのゲームをプレイできるほか、製品版に収録されてる全ゲームの紹介がマネキンみたいなキャラの寸劇で見ることができます。

この紹介を見たからといって、必ずしもそれだけでルールを把握できるとは限らないですがね。そういうときは各ゲームの遊び方を選べばルールが大体わかります。

この全ゲーム紹介が収録されてるからか、ゲーム51の製品版が容量2.3GBなのに対して、ポケットエディションはゲーム4つなのに2.0GBも容量あります。

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幻想マネージュ

ゆめかわいい乙女ゲーム。そう自称するだけあって、随所のデザインがゆめかわいくなってますね。歌のバックに流れる映像もふんわりした感じだったし、メニューも風船になっててメルヘンです。マネージュとは回転木馬です。

舞台はフランスの国境付近にある街ブランブール。検索してもブールブランしか出てきません。

7年前の事故で父と10歳の時の記憶を失った名前変更可能な主人公エマは、不思議な悲しい夢をみる。主人公の名前がエマの場合、音声付きで名前を呼ばれます。

そしてなんだかんだで、父の形見のオルゴールと同じデザインのマネージュのある移動遊園地で働く決意をする。

遊園地のスタッフは魔法により遊園地に囚われていて外に出ることができない。主人公は実は魔女(いい魔女)だが、7年前の事故より魔法も失っている。

園長のヒューゴは主人公の魔法で自分たちを助けて欲しいと持ちかけてくる。

ヒューゴは主人公と7年前に会っていて、それで魔女だと知っていたみたいだけど、7年前というと10歳です。それから7年ぶりに会ってすぐわかりますかね。わからないと思いますね。

ヒューゴにしてみたら、マネージュが謎に光った、魔女が来た、魔女=7年前に会った女の子、君とは7年前に会っているんだよ、って思考なのかな。

遊園地スタッフを魔法から解放するため、主人公の魔法を覚醒させる訓練として行うのがエヴェイユシステムというミニゲーム。このミニゲームでどれだけ魔法を覚醒させたかが、エンディング分岐に影響する。

内容はとても簡単で、まず画面に現れる星を集める。スティックでもプレイできるけど、タッチスクリーンでプレイすると圧倒的に簡単です。とにかく現れる星を触ればいいだけで時間切れを待たずにパーフェクト余裕です。

次に星を重ねるタイミングゲームがあります。星を集めるゲームの結果が難易度に影響するとか。ここでは評価Aがとれました。ミニゲームはプレイせずスキップすることもできるらしいんだけど、その時は評価Aになるらしいです。あれれ?

体験版では3章までのストーリーが遊べます。3章まででレーヴの主要人物が一通り出てきて、更に一緒に住んでるアルノーもちょっと主人公が気になってる様子が見て取れる。

3章の展開で少し自信をつける主人公。遊園地にもスタッフにもアルノーにもまだ色々秘密がありそうですが。

3章まで終えると、主人公が男性キャラ全員に口説かれてる場面が次々流れる。こんな展開になったらずっと遊園地にいるクララの立場が無いですな。あと最後ちょっと怖いです、全員で喋り続けるのやめてください。

女性向け男性向け問わず、いわゆるツンデレ系人物というのは必ずいるものだけど、基本的にツンデレって最初ツンでのちデレじゃないですか。逆は多分ないと思います。

こういうノベル系のゲームの体験版は決まってストーリーの序盤を切り出したものです。途中の部分を体験する物は見たことないです。そうすると、ツンデレキャラはツンの部分だけ見せつけて終わるということがありがちなんです。

体験版だけプレイすると、悪印象だけ残すということも無くはないですね。体験版はツンデレには不利ということです。

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スクラップ ラッシュ!!

お掃除ロボたちのスクラップアクションゲーム。

ボンバーマンを思わせるステージ上で、落ちてるブロックや自分で作ったブロックをぶっ飛ばして敵を押しつぶす。

チュートリアルプレイ後、チャレンジモードに挑戦しろってメッセージが出たけど体験版では選べない。

プレイできるのはバトルモード5回と、スクラッシュモード。

バトルモードは単純な殺し合いから、ガラクタを集めるチーム戦など3種類のルールがあって、ステージは6種類から選べる。体験版にしては選べるステージが多すぎるね。

ルール的に待ち伏せ有利な気がするけど、ステージが狭いのでそううまくはいかない。次々降ってくるブロックや散らばるガラクタで視界も忙しい。

スクラッシュモードは、無限湧きする敵を倒していくモード。ステージの形が変わるときに落ちてくるブロックの下敷きになって死にがち。

何回でもプレイできるけど、Wave6をクリアした時点で体験版は終了。ちょっとでもパワーアップしないと歩くのが凄く遅いと思ったけど、ステージがスクロールしない1画面だからこれでいいのかも。

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ブリガンダイン ルーナジア戦記

ファンタジー世界ルーナジア大陸を舞台にした、戦略国盗りシミュレーションゲーム

全体的に硬派な印象。

まずチュートリアルから。操作を学びながら達成する目標が13もあるというので、多いな… と思ったんだけど、1個めの目標はAボタンを押そう! でした。簡単です。そして、2個目の目標もAボタンを押すでした。

チュートリアルは丁寧。戦闘の画面ではどれが敵でどれが味方かよくわからなくなった。ちょっと眠かったからかもしれないけど。

メインモードの体験版は、君主ルビーノのノーザリオからスタートで難易度はEASYのみ選べる、ターン数か拠点の数が一定数になるまで遊べる。

ノーザリオは2か所の橋でのみ大陸とつながっていて、海路のないこのゲームだと攻められにくいです。

拠点が7つになるまで体験版プレイ可だけど、最初から5つある。2つ勝ちとったら終了というわけだが、プロローグで奪われたウォーレンの敵はわりと強い。

チュートリアルと同じマップだったので活躍できるかと思ってルビーノを最前線に出したら、範囲魔法とかにやられて1番最初に倒され敗北という失態。

再プレイして、今度は体験版の制限ターンいっぱい使って戦力を増強する。回復持ちのユニコーンを編成するといいですよ。

製品版ではEASY以外の難度にクリアまでのターン数の制限があるようなので、無限に鍛えるような真似はできなくなってます。

戦場では、マップ上をミニキャラを動かしてそのままバトルも処理されるので、戦闘画面に切り替わったりカットインが入ったりはしません。地味といえば地味かも。

敵は倒しきれなくても、ボロボロにして追い詰めると結構簡単に撤退していきます。まだ守るべき拠点もたくさんあるのでここで死ぬより撤退という判断するのかな。

エストを行うと、次々新たなわけあり騎士がひとりひとりに与えられた物語を披露しながらかっこよく登場して仕官します。

こういう沢山のキャラクターの登場するゲームで、登場するみんなを使いこなしたことはないですね。大体偏った活躍になる。

騎士の登場エピソードや、イベントシーンは音声が大体入ってます。

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というわけで今回はここまでにして、つづく。