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RPGツクールフェス デカンの風に吹かれて ツクりました 好評につき公開終了

Nintendo Switchのゲーム体験版体験記52

コンビニとかのレジの前にあるビニールカーテン越しに店員を見ると目が悪くなったみたいで気持ち悪い昨今ですいかがお過ごしでしょう。

 

 

そういうわけで、ここからは体験版の感想とかを書きます。

 

 

 

 

 

 

ワールドエンド・シンドローム

ミステリー×恋愛アドベンチャーと名乗る本作。メインはミステリー寄りかな。

恋愛ゲームっぽいところといえば、可愛い女の子がたくさん出てくる。

ほかには主人公が新たな家として住むことになった叔父の別荘には先に女の子(従姉妹)が住んでおり、最初の夜には添い寝ハプニングも(このとき主人公はなにか柔らかいものを触っている)。ただし、その従姉妹の舞美はクソ性格。美少女ゲームならそのうち仲良くなって新たな一面とか発見したりだろうけど、リアルだったら絶望。

それから主人公の友人の男子がチャラい、別に何もしてないのに人気者と知り合える、など。

恋愛ゲームっぽくないところは、男女ともにキャラクターが多い。どうも主人公が登場人物の一人、甘奈未海に特別な感情を持ってそう。

タイトル画面が不穏、とか。あとは、背景がアニメーションしてたり、キャラクターがほとんどの場面で口を動かすアニメするのもちょっとそこらの恋愛ゲームとは違う気合を感じます。

舞台は魅果町。100年に一度死者が蘇り災いをもたらすという、黄泉人伝説の地。そして今年がその100年目。

黄泉人は生者の中に紛れて暮らし、区別もつかないらしい。そして夏の終わりに生気を失い、災いを引き起こすという。

主人公は自分で命名でデフォ名も無しなので、天堂光宙(ぴかちゅう)くんと名付ける。この主人公が魅果町に引っ越してくるところから始まる。

トンネルを抜けると主題歌が流れ始め…… って流れないのかい! フェイントかけられたりなんかして。

キャラクターはフルボイスで、主人公も冒頭の電車のシーンから魅果町に着いてしばらくはフルボイスで喋ってるんだけど、自分が暮らす別荘に入って以降は声が無くなります。これ意味あるんですかね。まさかの主人公黄泉人説いっとく? 謎です。

ゲームを進めてると時々用語集の意味でTipsが現れて、Tipsを呼び出せる表示があるときにボタンを押すと読めます。ボタンを押さないでいるとTipsは消えます。消えると読むことはできなくなります。フルボイスゲームなのでセリフの音声を聞いていると、その間にTipsが時間切れで消えます。一応あとから読めるような補完要素はあるけど、見逃した時点で直ちに読めるとは限らないです。なぜTipsを読むのに時間制限があるのか理解できない。せっかくのボイスを聞いてるのに、それを聞かずにボタン押さないといけないとかなんの意図か意味わからないですね。

登場人物が新たに名乗ったときの演出が印象的。

セーブはこの形式のゲームでは珍しくどこでもはできません。短く分けられたストーリーの区切りごとにセーブポイントがあります。ただ製品版での本番部分となる夏休みパートでは、朝昼夜自由に移動できるらしいので、セーブも任意にできるかも。

6月に転校してきて、様々な登場人物と知り合いながら、7月の終わりまで話が進みます。魅果町では7月の終わりまで学校あるみたいです。

その7月30日、主人公は担任で所属する部活の顧問でもある教師から、ある相談を受けます。それに対する主人公の回答に出てくるのがたったひとつの選択肢。ていうか、もはや選択肢じゃないですね。決定事項です。

その定められた決定を選択すると、話が一気に進展。日数が瞬く間に過ぎ去り夏休み最終日に。それまでの間に物事は全部悪いほうに動き、ついでに惨劇を見せられた挙句WORST END。

なんだよこれ酷過ぎるってなりながら、最後のセーブデータで再開するとありました、もう一つの選択肢が。

そのあとついに主題歌が流れて体験版終了。

製品版のメインパートは夏休みの期間ということになるはず。それまでに黄泉人を見つけなければならない。どんな秘密が暴かれるのか気になります。

女の子たちと仲良くなる暇もあるのかな。でも割と性格きつそうな子しかいないんですけど。

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ついでにPV。

 

 こっちが本当のゲームの雰囲気っぽいPV。

 

 

 

 

芸能界はアブナイ関係アリですか?

女性向け恋愛アドベンチャーゲーム

プロローグと5人の男性キャラのシナリオのそれぞれ1章がプレイできる体験版。

主人公は名前変更可能だからって山田花子。何故か高い山田花子率。

一応スタイリストというかたちで芸能界に近くいる主人公は、ある1日に偶然5人の人気芸能人と出会う。そして後日。

神童凌平は人気アイドルグループのメンバー。街でファンにもみくちゃにされているところを助けたらパスカードを落としていったので、後日届けると危うく泥棒扱いされる羽目。誤解が解けたら急に懐いてきてそのままお忍びデートみたいになる。彼はひたむき努力タイプかな。あと無邪気系。

豊永京は毒気が人気の俳優。だが実態は鬼のような性格でスタッフ受けは最悪。一度人気に陰りが出たらどこにも使ってもらえなくなるタイプ。主人公は京の担当スタイリストというストレス業務に就いている。街で京が女を振っている場面を目撃したが、それを黙っていろと脅された挙句強引にキスされる。俺にキスされて嬉しいだろうと言われた後の2つの選択肢が、どっちも嬉しいしかなくて芸能界怖い。土下座の強要とかもされてるので、次からは会話を録音とか自衛を考えるのをお勧めしたい。

冴葉大河はモデル出身のタレント。仕事では人当たり良いが、ファンサービスを嫌っていて一人のときには悪態をついている。リアルでもそんな芸能人いたけど、大河は人前では愛想よくしているのでマシなほう。主人公はその楽屋の様子を偶然目撃し名前を覚えられてしまう。後日大河のスタイリストの仕事をしたときに楽屋で強引にキスされる。芸能界ってどうなってるの怖いね。

大島昴こと人気歌手「涼」。人柄は穏やか。主人公は毎回ライブに行ってるという友人の智子に誘われ昴のライブへ行くが、そこで昴は歌手休業宣言。ライブ後の帰途、曲がり角で昴とぶつかった拍子になぜか偶然キス。器用だな芸能界。どうやら昴は主人公のことを以前から見かけて気になっていたよう。そのまま二人は連れだってどこかへ。智子には悪いが抜け駆けだ。話がうますぎて騙されてるんじゃないのか疑いたくもなるが。

仙波あきらはお笑い芸人。街で偶然出会った主人公と仕事場で再会。主人公に相方になってくれと言うあきら。断るとデートの要求。なんだかコンビに関する悩みがありそう。後日二人で行ったカフェでいきなりキスしてくる。もっとこう、あるだろう、流れとか。あきらは主人公に一目惚れしてしまったと言う。

主人公は裏方とはいえ自分も芸能界の一員である割にミーハー気質っぽい。人気芸能人に目を付けられるくらいの容姿はあるようだけど、すぐ襲われる隙もある。仕事態度にも隙があり、ぼーっと別のことを考えてたり、いつも遅刻遅刻ってやってる。結局ゲームの内容的に芸能人に手を出しちゃうんでしょ。多分本当は芸能界向いてないんじゃないかな。

音でかい。

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夢現Re:Master

タイトルとは異なり、なにかのリマスター版ではありません。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスが、リミックスでないのと同じようなものか。

登場人物が全員女性の、ガールズラブ、ゲーム制作アドベンチャーゲーム

主人公の大鳥あいには幼いころ仲が良かった妹のこころがいたが、3年前に一方的に断交宣言されて以来音信不通になる。しかし、こころが勤めるゲーム会社の社長が押し掛け面接しに来て、妹を助けて欲しいと言われたあいは経験の無いゲーム製作会社の社員となるため上京する。

主人公はボイスありだけど、音声のない心の声が多い。

このゲームには女性しか登場しません。それだけならありそうな話だけど、わざわざ奇抜な設定があります。それは女性だけの世界。男性は存在しないみたい。

それで考えてみたのだけど、生物学的な性別というのは女と男しかないわけです。そのうちの男が無いとしたら、同時に女という性別も無いということです。現実世界は生殖のための形態の違う二つの性がありますが、このゲームの世界には性別という概念自体がないはずです。一旦男がいる時代があったけどそれが消滅して今、というならあるでしょうが。

性別のない世界なら、女やそれに類する語というのが出てくるのは不自然かなという気がしました。女っていうのはすなわち人間と同じ意味でしょ。必要ない概念だと思った。多分うるせー可愛ければいいだろ ってことだろうけど。

この設定を踏まえてやりとりを見てみると、バナナメイドが繰り返すあいに対する性的ジョークというのも、同性同士のおふざけの延長というよりもっと直接的な性のアピールになってると解釈すべきだろうか。

現実世界に置き換えて、先輩女子バイトが新入男子社員におっぱい触る? って何度も言ってくるとしたら、やはりかなりアレですね。

そんなゲーム会社で3日くらい勤めて、あいはやっとこころと再会できます。

しかし幼いころ懐っこい妹だったこころは、ゲーム制作の激務で精神を破壊されたのかあいに心を開かず、お互いを苗字で呼び合うことを要求してきます。悲しいね。

体験版はそんなあいとこころの前途多難そうな再開を描いたあと主題歌が流れてサクッと終了。

こころを含めたゲームの開発チームは協調感がなく見えます。普段はぶつかり合ってるけどいざ仕事になるとすごい熱意でまとまっていくチーム、みたいな感じでもないです。ただ仲悪いだけって感じで、あいの今後が心配です。

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ワーキング ゾンビーズ

ゾンビのドタバタアクションパズル

プレイヤーキャラクターがゾンビっていう設定以外にゾンビ要素ありませんが。ゾンビを例えば人種に置き換えてもいいんじゃないでしょうかいや駄目ですやめときましょう。

ゾンビが4つの仕事に挑みます。

体験版ではそれぞれ3番目のステージまで遊べる。

キャビンアテンダントは、客の要望を聞いて、読み物か飲み物を持っていく仕事。飲み物はあらかじめ出しておいてもよさそうだったので、常に即出しできるようにコップに注がれた状態で待機させたい。

保育士の1ステージ目は簡単にするためひとつの要素だけでできてる。それがおむつ換えなため、すさまじい勢いでおむつの交換を要求される。その後のステージは積み木を与えたり、転ばないように見てたりが必要。赤ちゃんは運べるので、プレイに有利な場所に移動させて集めればいい。このステージで手際が悪いと、阿鼻叫喚の状態になるので頑張りましょう。

美容師は壮絶ワンオペ地獄。さばき切れない。まずカットだけでも、案内→洗髪→移動→カット→ドライヤーと手間がかかるのに次々やってくる客。ひとりずつ仕上げていってはとても間に合わないけど、客を横並びにして次々順番に洗髪していく店とか無いよね。だとしてもやるしかない。それでもさばき切れない。

配管工は唯一早さだけが評価基準になる仕事。これは単純にパイプラインパズルです。いかに解法に手際よく辿り着くかということでランダム要素も特にないです。

各ゲームはどれも星3つまでの評価がクリア時にあるけど、星2つまでしかとれませんでした。かなり高いハードルな気がする。4人プレイまで可能なのだけど、1人で達成できる想定なのかな。できる想定なんだろうなあ。

音がでかい。

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ルルアのアトリエ ~アーランドの錬金術士4~

ロールプレイングゲームアトリエシリーズとだけ思ってたけど、その中でも更にアーランド共和国を舞台にしたアーランドシリーズと呼ばれているものの4作目です。

アーランドシリーズはロロナのアトリエから始まったそうですが、その主人公のロロナの娘ルルアが今作の主人公となります。ロロナは偉大な地位を築いています。

ルルアの住むアーキュリスは近傍の遺跡の探索のために興された街。その遺跡の探索が捗りそうにないことがわかったため、寒村のようになっています。

なんとかなるなるが口癖のルルアはまだ未熟者。ある日ルルアの頭に突然降ってきた謎の本、通称古文書。ルルア以外には何も書いてない白紙に見えるという、キテレツ大百科みたいな本です。

この古文書の内容が、ルルアを導くように増えたりするので、それを解読しなくてはいけません。新たな情報が増えるとき本が光るのだけど、この本はメインストーリーを担ってるので頻繁に光ります。着信しましたって感じで。

古文書の解読は本に書かれているなかで、不明なものや場所を明らかにすることで進みます。解読をするうちに新しい場所に行けるようになり、ストーリーも進むというわけです。

絶対にフィールドワーク向きでなければ、作業向きでもない服装のルルアは、元気に走ったり、杖を振り回したりジャンプしたりのアクションがあります。

これで敵と戦ったりするのかなと思ったんだけど、敵との戦いはシンボルエンカウントからのコマンドバトルです。

杖を振るのは敵を倒すためではなく、箱を割ったりしてアイテムを集めるため。

ジャンプできるのはなんの役に立つのか不明。低い障害物も飛び越せないし、段差も登ったりしないし、パンツも見えないし。予想としては、イベントの無い長い道とかに差し掛かって他に何もすることがないときに押すボタン? 頼むこの予想外れてくれ。

アクションした時のほか、アイテムを採取したとき、時間経過や天候変化でもルルアが喋るので、結構フィールドで喋りっ放し。黙ってられない性格だとわかりました。

調合や移動で時間経過するようで、特にワールドマップ上を移動すると豪快に時間が過ぎます。行ったり来たりするだけで何日も経つ。なんか日数に意味あるんですかね。

最初に出てきた敵の緑ぷにとかいう、見た目も名前もどう考えても雑魚な敵が意外に強い。初期レベルくらいで複数現れると普通に負ける強さ。

序盤の魔物たちがどれも雑魚敵っぽいくせに、こっちの総攻撃に数ターン耐える体力があるし、なぜかほとんどの敵が全体攻撃持ち。結構やるかやられるかっていうのが錬金術師の日常なのかな。

インタラプトというルルアがいつでも割込みできるシステムがあるので、インタラプトで使用するアイテムは消費しないのをいいことに、HP回復アイテムにMP回復効果が付いたものを使わせて難をしのぐ。

逆にボスっぽい感じで出てきた敵が、雑魚に毛が生えたような強さで出し惜しみなく攻撃したらあっという間に倒せて拍子抜け。

ストーリーは2章冒頭まで。アールズという土地への道は示されるけど、アールズに行くことはできない。製品版への引継ぎはできます。

アイテムがいっぱいになればアトリエに帰るし、必要なアイテムがあればアトリエに帰るし、解読も最後はアトリエで行うし、アトリエとの行き来が頻繁になりがち。でも移動はショートカットできるので便利。

鍋をかき回して釣竿を作るっていうのは錬金術なのだろうか。魔法だよね。

幌馬車の中の階段がすごく使いづらそう。

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今回はここまで。

 

 

 

 

 一応つづく。