TMGP覚書ブログ

RPGツクールフェス デカンの風に吹かれて ツクりました 好評につき公開終了

映画感想覚書 古い映画パンフレットのホコリをはらった編 スーパーマリオ 魔界帝国の女神

f:id:TransMetalsGP:20200926153204j:plain


1993年のアメリカ映画。

 

1985年のスーパーマリオが2020年で35周年ということでキャンペーンとかあるようですが、それと関係あるのかないのかこの映画もBlu-rayが再リリースされるとか。

 

ストーリーは、恐竜が進化して文明を築いた世界があって、そこを支配するクッパが人間世界の支配も狙っていて、そのために実は恐竜世界の王女であるデイジーを捕えようとしているというもので、原作となるゲームのスーパーマリオブラザーズのストーリーをアレンジしたらこうなるかな、みたいな感じです。

 

 

 

マリオに髭オヤジのイメージを持っている人もいるかもしれませんが、ゲームのマリオは双子のルイージと共に26才らしいので若いです。

映画のマリオは髭おやじそのもので、両親亡きあと弟のルイージを親代わりに育てています。

ヒロインはデイジーで、パンフにはピーチ姫のアメリカでの呼び名がデイジーだと書かれていますが調べても特にそんな情報は無いですね。

マリオランドで初登場のデイジーは海外でもデイジーのようなので、ピーチとデイジーは最初から別人だと思われます。

現実の女性の名前としてピーチよりありそうなデイジーが採用されたのを、日本ではピーチに当たるキャラですよと書いてみただけのことかもしれないです。

ルイージとくっつくところもゲームのデイジーと同じです。

 

f:id:TransMetalsGP:20200926153251j:plain

名探偵ピカチュウではポケモンのリアルアレンジが目を引きましたが、この映画ではヨッシーがアレンジされて、というか恐竜そのものにヨッシーと名付けただけみたいな状態で登場してます。

これが緑だったらどう見てもヨッシー! だったかもしれないけど。

ちなみに、この映画の公開された1993年はジュラシックパークも公開されてます。ついでにREX 恐竜物語も公開されてまして、ヨッシーはビジュアル的にジュラシックパークの恐竜とレックスの中間くらいかな。

ヨッシーのシーンは合成を使わず、役者と同時に演技して撮影されたと書いてあります。

 

今見るとなんだこりゃ って感じの映画だけど、当時もなんだこりゃだったので大丈夫です。

ゲームは当時から大人気だったけど、映画は特にヒットもせず。

もし映画が大傑作で大ヒットしてたら、その後も任天堂が映画製作に積極的になるということもあったんでしょうか。なんとも言えないですけど、実はゲームって映画化するのにあまり向いてないメディアな気もします。

 

ゲームのスーパーマリオメーカーでは、ゲーム全体をシリーズの様々な見た目に変えるスキンがあって、初代ファミコン版の見た目にしたり、スーファミ版ワールドみたいにしたりできます。

35周年で浮かれた任天堂が間違って魔界帝国の女神スキンを作って配信したらおもしろそうなんて思った。

f:id:TransMetalsGP:20200926153408j:plain