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RPGツクールフェス デカンの風に吹かれて ツクりました 好評につき公開終了

映画感想覚書 劇場版 どうぶつの森

2006年のアニメ映画。

 

原作はおいでよどうぶつの森

 

今年大人気となったあつまれどうぶつの森ですが、この当時のおいでよどうぶつの森ももちろん人気でした。

 

物語は主人公のあいが、ゲームと同じくタクシーで村に引っ越してくるところから始まり、デザイナーを目指すサリーとの友情を中心に春夏秋冬4つの季節でエピソードを区切り、再びの春までを描きます。

 

おいでよどうぶつの森はプレイしたのですが、ちょっとシリーズのほか作品とは違う独特なところもありまして、現実のほうで世界的に催されるキリスト教由来のイベントとかアメリカのお祭りとかは全くゲーム内イベントとしては存在せず、代わりにガーデニング大会とかどんぐりまつりとかが開催されます。

どっちかといえばゲームオリジナルのイベントオンリーの、おいでよのほうが好きでした。クリスマスとかハロウィンとかはゲームの中でやらなくてもいいかなって。

 

映画に出てくるほとんどの要素が、ゲームで実際に起きることだという、非常に素直にゲームを映画にした感じになってます。

青いバラを散らしちゃうとか、住人が知らない間に引っ越してるとかみたいなプレイヤーあるあるから、墜落するUFOみたいな独特なものまでみんなゲームの再現ですね。

 

よくゲームの要素を盛り込んだなと、そしてゲームの要素だけで話を作ったなと思いました。

ラストの冬編の選挙や未知との遭遇などは映画のオリジナル要素ですが。

 

キャラクターはおいでよどうぶつの森の頃の2頭身ではなく、今のどうぶつの森くらいに頭身が上がってます。

個人的には、今見ると昔のどうぶつの森の2頭身キャラは不格好に見えます。

 

 

ゲーム同様に非常に平和な作品です。

当時のおいでよどうぶつの森を知らないで見ると、これなんだろうって思う部分もあるかもしれないですけど、シリーズとして根幹の部分は変わってないだろうし、前述のとおり頭身も今のものに近いので違和感はないのかなと思います。

 

なんでしずえが出てこないんだろうって感想はあるかもしれないですね。