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トランスフォーマー・ザ・ムービーのシーン解説とは その4

のんびり書いてるうちにトランスフォーマー・ザ・ムービー35周年も終わりそうなので焦りますがペースは上げられません。

 

前回 トランスフォーマー・ザ・ムービーのシーン解説とは その3 - TMGP覚書ブログ

 

 

 

■キャラクター・プロファイル■

この箇所にはムービー初登場キャラの説明について書かれています。

 

ホットロッドは「未成年のオートボット」、アーシーは「ホットロッドと同年代の愛らしい女性」そして「アーシーはホットロッドを好きだが、一線は越えたくない」「ホットロッドも彼女が好きだが、つとめてクールで動じないそぶりをしている」との記述。

なんだよこいつら。

 

そして、最も興味深いとされているのはウィーリーについて。

「ウィーリーはクインテッサ星のオオカミ少年である。彼の両親の宇宙船がこの星に墜落し、それ以来仲間を皆殺しにしたシャークティコンの目を逃れ生き延びてきた。」

あとは略しますが、最後にウィーリーに死に別れた両親がいたことについてひと際驚いて終わっています。

ということで、ホットロッドとアーシー、それからウィーリーについて書いてありました。

 

 

 

さて、まずホットロッドとアーシーですが、劇中では大きく取り上げられてない設定があったようです。

ホットロッドあるいはホットロディマスですが、ムービー劇中ではあまりアーシーと行動を共にする場面がありません。

地球を脱出するときも別々の宇宙船に乗っちゃうし。

映画の終盤にはロディマスプライムあるいはロディマスコンボイとなり、やんちゃな若者から重責を担う総司令官になっちゃいます。

それでロディマスとアーシーの距離は離れてしまったのか、続編の2010ではアーシーはスプラングの恋人になっています。

 

トランスフォーマー・ザ・ムービーはスターウォーズとの類似点が多く指摘されており、公式にも自らスターウォーズエピソード4のポスターによく似たイラストを制作していたりと影響を受けていることを隠していません。

アーシーの頭部デザインは、レイア姫の髪形が元ネタです。

そうなるとホットロッドの役職の騎士とはもちろんジェダイの騎士が元ネタですよね。

スターウォーズでルークとレイアはくっつきそうになるものの、実は双子の兄妹なのでカップル不成立で終了します。

代わりにレイアはハン・ソロと恋仲になるのですが、このハン・ソロがスプラングだとすればやっぱりスターウォーズを大まかになぞっていることになります。

ロディマスとアーシーは兄妹ではありません。

 

 

ウィーリーのオオカミ少年というのは、狼が来たぞーと嘘をつく寓話のやつではなく、歴史上何度か発見されていることになっている狼に育てられた子供のほうでしょうか。

ウィーリーは役職が生存者なのでそうなのでしょう。

シャークティコンはダイノボットから見れば雑魚集団のようだけど、やはり脅威なのだというのがわかります。沢山いるしね。

しかしこの辺りの話も映画の中で語られることは全くありません。

スピンオフストーリーがいくらでも作れそうな設定ですよね。

 

 

ということで、キャラクタープロファイルでした。