TMGP覚書ブログ

RPGツクールフェス デカンの風に吹かれて ツクりました 好評につき公開終了

指を怪我して気付いたこと

簡単な話なのでタイトルの部分にでも全部書けそうな気がしたけど、そんなことはしないで本文に書きます。

 

ある日のこと。

左手の人差し指を怪我してしまって、ちょっと気をつけて指を使わないようにしようと思いました。

不便もあるかなと思ったんだけど、実は日常の中でほとんど使わなくて済むことが判明し、何も困りませんでした。

右利きです。

 

また別の日のこと。

今度は右手の中指を、怪我したのか突き指みたいな感じで痛めたんですが、これはよく使ってました。意識しないでいるとつい中指を使っていて、イテテってなります。

 

 

というわけで、5本の指の重要度をランキングとして発表したいと思います。

 

 

 

第5位

薬指 0ポイント

なんと1ポイントも獲得できず最下位となったのは薬指。

他の指には1本だけ立てるハンドサインという単独作品があるのに対し、薬指が主役のハンドサインだけ無いだとか、隣の指を動かすと一緒に動いちゃう不器用さなどが評価を下げた模様。

このランキングを見ている人の中にも、薬指の存在自体を忘れていた人も多いのでは?

ピアノやパソコンのキーボードなど、ボタン的なものがたくさんあるときにやっとお呼びがかかるといった薬指、将来的に人類が進化していったとき、新人類には必要ない薬指が退化して無くなっているかもしれませんね。

 

 

 

第4位

人差し指 9ポイント

人を指差すのに使う指、というのが名前の由来らしいが、現代ではどんな場面でも人を指差すのは失礼という風潮があるのがマイナスに響いてポイントが伸び悩んだか。

切込み隊長のような性質を持った指で、とりあえず人差し指に作業させるという人も多いかも。

ただ人差し指にしかできない動作というのが、エレベーターのボタンを押す、缶ジュースのプルタブを開ける、スマホの画面をスワイプするの3つのみなのがもったいない。

将来的にもっと可能な作業が増えれば更に伸びる可能性を秘めた指でもあります。

 

 

 

第3位

小指 15ポイント

5本の指の中ではかなりダウンサイジングされた指で、その大きさでの差別化が独自の立ち位置をもたらした結果の順位と言えましょう。

親指と組み合わせてもそれほど力が出せず、そもそも何かを持つ時にはサボっていることも多い指ではありますが、小さな対象に対しての作業など大きさを生かした場面が存在することは小指の価値を高めています。

もし小指がもっと外側に移動して、親指と対になるような位置にあったとしたら更に高順位が狙えたことは間違いなく、そういう意味では人類の指の進化が半端にとどまっていることの影響を受けた結果の順位でもありますか。

 

 

 

 

第2位

中指 19ポイント

1番長い中指が存在感を示し堂々の2位。

指たちの中心に位置しているため、手の親指側を使うときも小指側を使うときもすぐに参加できるというのが中指の頼もしい利点です。

箸を持つ時にも中指の位置は重要度が高く、やはり中央という位置取りが中指の成功に大きく寄与しています。

不安材料としては、隣の人差し指は4本指の端に位置するため中指に先行して作業に使われる場合も少なくありません。

どっしりと中央に位置するのは風格を感じますが、そのせいで小回りが利かないところがあるのも事実。

油断していて気づけば人差し指と順位が逆転していた、などということも今後ありえないことではないとみられ、決して今の地位は盤石ではないというのが2022年の評価です。

 

 

 

 

 

 

 

第1位

親指 248ポイント

なんと2位に圧倒的な差をつけ親指が1位。

親指の1位自体は多くの予想が行われていましたが、これほどの大差になるとは誰が予想したでしょうか。

元々は人類の祖先が木登りのために得た形状であっただろうが、親指がほかの4本の指と対に位置することにより人類は器用に道具を作成利用することができ、現代の文明の発展は親指によるところが大きいとまで言っても過言ではなかろう。

また、別名としてお父さん指、母指などの呼び名があり人類にとって父と母両方の存在として認識されている。

現代人がサムネイルといいね!を目にしない日は無く親指の影響力はインターネット上でも計り知れない。

日常での活躍もいちいち挙げればきりがなく、親指を使わない場面を想像する方が難しいというほど。

親指が1本あっただけで、現在の人類はほかの動物と全く違うものとして存在できているということは、もし5本の指全部が親指だったならいったいどのような繁栄がもたらされていただろうかと考えずにはいられないことだろう。

あるいは5本の親指を持つ存在というのは、我々の思い描く神のことであるのかもしれない。

 

 

 

以上、今回は親指の圧倒的勝利となりました。

 

またいつか足の指ランキングの発表でお会いしましょう。