なぜか夏みたいに暑い日が続いてます。
いったいこの埼玉で何が起きているというんだ。
それはとりあえず忘れて、体験版をプレイした感想とかを書きます。
少女首領の推理領域 -黄金島の密約-
テキストアドベンチャー。ロマンティック・ミステリーゲーム第2弾ということで、第1弾はゴシックマーダーです。セリフに音声は無し。
主人公リサは幼いころイギリス領グイムル諸島の、母の実家があるレイナス島で両親と暮らしていたが、ある日の嵐で島は破壊され立ち入り禁止になりついでに両親も離婚、母とともに島を出る。
それから10年、母の事故死を契機に再びグイムル諸島を訪れるリサだったが、再会したばかりの父が死に、リサはその真相を探るため調査を開始する。
舞台は2002年、多分携帯電話もインターネットもまだ無かった時代だろうなあ。
島に着いていきなりマフィアとマフィアが出会う場面を目撃するリサ。こんな島に2つもマフィア組織があるのかと思ってたら4つもあるそうです。
島民たちは歴史的経緯から公権力を嫌い、マフィアを頼るようになっていったとか。マフィアとは何なのだろうな。
ゲームはマップから場所を選んで、話を聞いて情報を集めてストーリーを進めていく。
その途中で捜査や対決が起きてゲームのメリハリになってる。
捜査は任意の場所を調べるとかではなく、ベッドやキャビネットなど特定の場所の選択式なので楽ちん。ちょっとしたパズルも解いたりする。
対決は適切な選択肢やアイテムを相手に示す。正解なら相手のポイントを減らし、不正解なら自分のポイントが減る。失敗するとバッドエンド直行なこともあるので注意。
体験版は1章まで。1章のラストでリサは父の跡を継ぎマフィア組織ベッセルのボスとなる。
情報量はどんどん多くなっていきそうだけど、登場人物の無駄話も無くサクサク進むのが好印象。
ボクらの大夏まつり
夏祭りを舞台にした10種類のあそびが収録されたパーティゲーム。もちろんひとりでレッツパーリィしました。
モードは2つで、好きなあそびをプレイできる好きなあそびをプレイと、すべての遊びを順番にプレイしてお祭り大将を決定するお祭り大将決定戦です。
当然両方のモードをプレイするぜ。
まずは好きな遊びをプレイから。選択できるのは金魚すくいと…… 金魚すくい! 金魚すくい一択です。
金魚のしっぽが当たるとポイが破れやすくなるというヒントがあったので、破れないようにプレイ。
全然破れない。すくいまくり。
金魚は大きいほど得点が高い。更に巨大金魚や高速で泳ぐ金の金魚などは1匹100ポイントにもなるので絶対すくいたい。
今回はCPUの強さを選べたので、とりあえず普通でプレイすると圧勝。
もしポイが破けてしまった場合、ポイの破けたデュエリストにはターンは回ってきません。終了です。
ひとり用ならそのあとのCPUのプレイをスキップできてしまうので、みんな楽しんでるところすまん! って言いながらスキップします。
お祭り大将決定戦もプレイ。全10種類の遊びをすべてプレイしていくモードだけど、そこは体験版なので当然全部はプレイできません。
なにがプレイできるのかというと…… 金魚すくい!
1個かーい! って言いたくなる気持ちもありましたがそこは抑えて、この体験版を作ってくださった農家の方々に感謝しながら一粒一粒プレイさせていただきました。
CPUを強いにしてプレイ。
一度にたくさんの金魚をすくうことができると気持ちいいです。
途中でポイが破けても逃げ切りで楽勝でした。
恋愛、借りちゃいました
PC用成人向けゲームの家庭用機版。主人公以外フルボイス。
主人公の新海幸は妹と二人暮らし…… ってまた妹と二人で暮らしてるー。妹と二人暮らし設定じゃなきゃ審査に通らないとかあんのかよ。ジャンル化できそうなくらい存在するだろこの家族構成。
幸の両親はお金と家と妹を置いて出ていってくれたらしい。そんな設定まで作って妹とだけ暮らしたいのか。妹と二人暮らしの主人公だけ集めてサッカーチームでも作れよ。
今作の主人公は行動原理がすべて妹のためにお金を稼ぐということになってます。そこで始めるのが割のいいバイトだったレンタル人材派遣。
ずっと友達も恋人もいない妹中心の人間関係ばかりの未成年者という程度の人生経験しかない幸に他人の望みに応える演技のスキルがあるとは到底思えないけど、そこはファンタジーの世界なので大丈夫です。
最初の客は、友達に彼氏がいると見栄を張ってしまった瀬川絵未。絵未とその友達は幸のクラスメイトなのだが、幸はクラスでは目立たないようにしていたので顔を見せても名前を名乗っても誰も気付かない。いや無理ない?
無事に絵未の彼氏を演じきってお金をもらうと態度を豹変させ冷たくなる幸。別れ際にけんか腰になって客にクレーム入れられたらバイトが続けられなくなるかもってとこまでは考えつかなかったみたい。
次の客はお兄ちゃんが欲しいというちなつとこなつの双子姉妹。ここでは関係性がばれたら困るとかいうことはないので特に問題なくこなし、契約継続を得る。
3番目の客は予備校教師の空路椿。椿は親に男がいることをアピールするためにレンタルを利用。幸は偵察に来た椿の従姉妹の愛季に年下のヒモ男と紹介される。
その後幸は進学のため予備校に通いだすが、そこは双子の姉ちなつが通い椿が教師を務める予備校であり、そして幸が以前からバイトしていたカフェには絵未とこなつが新人バイトとしてやってきて、愛季が新オーナーに就く。
フィクションの世界は世間が狭いというのが常ではありますが、それにしてもだろ。
レンタル人材派遣なんていう仕事で自分の近所の案件ばかり受けてるからこういう事態にもなる、と言えばそうかもしれない。
絵未にバイトで稼いだ金を元手にレンタル契約の継続を持ちかけられた後、クラスメイトで唯一幸を認識していて金持ちのお嬢様の天満八純に夜の街で出会い、友達料として大金を渡されたところで主題歌映像が流れて体験版終了。
主題歌のムービーはそこそこエロシーンがチラ見できます。
人間関係と金の流れを図にでもしたらひとりの男にたくさんの女が貢いでるようなかなり不健全なものが出来上がりそうなゲーム。主人公が全てを巻き上げてるみたいになるでしょ。
音量調節はいりませんでした。
夏の狂気
一人称視点パズルゲーム。
戦時中のプラハで主人公の画家は謎の人物と取引して自身の作品の中に入り込む、というストーリーが最初に語られたけど、eショップを見ると悪魔に騙されてキャンバスに閉じ込められ、現実に戻る方法を見つけなければならないと書いてある。
豪快にでかく表示される読み込み中のあと、静かな水辺の木立からスタート。
簡単な操作説明が出る。Rボタンの実行と、Yボタンの連続実行というのは日本語で言うとダッシュのこと。Rは押しっぱなしで歩きと走りを切り替え、Yは1回押すごとに切り替え。
しばらくウロウロしていると、巨大な時計と船が出現。
船には何故か舵輪がいくつもあり、回すと扉が開き、別の扉が閉じる。
レバーを上げ下げしたりベルを鳴らしたりで仕掛けを作動させ、自分のルートを確保しながら次の仕掛けを目指す。
で、自分から入っていった船からなんとか脱出すると今度は灯台が出現。
灯台の上では橋を回転させるパズルに挑戦。狭い橋は風が吹いてて危ない。落ちたら灯台の外からやり直し。
パズルをクリアして信仰と書かれた扉に入って、5本のろうそくすべてに火をつけるパズルをどうやってかよくわからないけど解いたら体験版のゴール。
これからのゲーム内容を示すやや気味の悪いムービーを見たあと無言になって体験版終了。
夏はともかく、狂気というのは合ってそう。
少し頭が痛くなって鳥肌も立った。画面に酔った…… いやこれが狂気か。
SDガンダム バトルアライアンス
ガンダムシリーズのキャラクターやメカニックが作品の枠を超えて共演するアクションゲーム。体験版からの引継ぎ要素あり。
最初に出てくるエンドユーザー向けライセンス契約とプライバシーポリシーに同意しないとゲームスタートできないので注意。エンドユーザー向けライセンス契約に同意しても、次のプライバシーポリシーに同意しないとまたエンドユーザー向けライセンス契約から見せられるので気をつけよう!
最後に出てくるデータ使用に関する同意は、同意しなくてもOKだ!
ちなみに文面はボタンやスティックを押し続けてスクロールさせるとゆっくりしかスクロールしません。連打すると素早くスクロールさせることができます。よいこは飛ばさず全文読みましょう。
まあ規約とか同意とかどうでもいいとして、NEW GAMEでスタートするとリアル頭身巨大ロボのザクやジムが登場。主人公はオデッサ作戦でジムのデータ取りを行う部隊、ギャザーロード隊の小隊長。
オデッサ作戦で戦ってる最中に異変が起きて、何故かオデッサ作戦開始前に戻る。しかもジムもSDになっちゃってる。初見では内容を完全にのみ込めないまま流した。
Gユニバースという、ガンダム世界全部の情報を集めたシミュレータがあり、そこに異常が生じて史実世界=各ガンダムのストーリーにまで影響が出かねないというので修復するために史実世界にいた主人公たちが選ばれてデータ世界に人格を取り込まれたという。なんだ、最初からそう言ってくれれば簡単じゃないか。
そうなるとリアル頭身が史実世界でSDがデータ世界なのかなって認識したんだけど、後で最初の映像を見返してみると主人公や機体を選択してミッションスタート的な演出になってて、どうも最初からシミュレータの中のようだぞ。これ最終的に全部一個のゲームの中の話でしたって落ちになっても不思議じゃないよ。
まあストーリーはどうでもいいとして、アクションは基本的にスピードコンボ系です。
結構入り乱れて戦うので、横から攻撃されたりとかもある。横とか後ろから撃たれた時はピキューンみたいな警告音が欲しいな。
敵は、特にボスはむやみに突っ込んで攻撃してきがちなので、いったんかわしてからこちらが攻撃が安定かな。特に最初のバルバトスはそれで完封できるかも。
僚機を引き連れて3機小隊で行動できるけど、ストラテジーゲームの要素はないですね。
データの階層構造のディレクトリというのがステージの一区切りとなっていて、体験版でプレイできるディレクトリ1では、ガンダムのランバ・ラルが消えてガンダムバルバトスが出現するので、バルバトスを確認しに鉄血のオルフェンズのステージに行くとガンダムWのMSが出現するので、次にガンダムWの世界に行くというように連鎖する異常の元をたどっていくような感じで進行。
連邦軍のユノが敵であるジオン軍のランバ・ラルをラル大尉とか呼ぶのに違和感。実は知り合いとか?
まず異常が起きているブレイクというミッションをプレイして、その後ストーリー進行によって異常が解消できるようになったら同じステージにトゥルーというミッションが出現するのでこれをクリアすると解決。
ミッション中には拡張パーツが拾えて、これはランダム要素があるので出撃を繰り返してより良いものを持ち帰る楽しみがある。
MSの設計図もあって、すぐ完成して使えるものもあればガンダムのように設計図の種類も数もたくさん必要でかなり先まで完成しなさそうなものもある。ガンタンクが可愛い。
どの機体もコストをかけて強化していけるのだけど、流石にジムよりバルバトスのほうが強い。強化で初期機体も終盤まで活躍できるんだろうか。
ゲームを少し進めるとハーメス・マーキュリーという謎の人物が登場するけど、この秋の新作ガンダムアニメ水星の魔女の主人公がスレッタ・マーキュリーなので偶然なわけないよね。
そしてメインキャラクターのひとりサクラの声優がスレッタと同じ人なのも偶然じゃないんじゃないのか。どうなのよ。
もうちょっとゲームが進んでいくといろんな要素が充実して、きっとメカの動きも速くなって楽しくなると思う。
音は小さめ。調節可。
ということで、ここまで。
つづく。