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RPGツクールフェス デカンの風に吹かれて ツクりました 好評につき公開終了

Nintendo Switchのゲーム体験版体験記81

家を出ると死体を目にする季節です。

あっちにも死体、こっちにも死体。

で、死んでるのかと思ってそばを通ると急に蘇ってジジ… とかいってちょっとだけ飛んだりします。

ゾンビかよって思う。

まずは、そんなゲームの体験版をプレイしたときに出来た感想からです、どうぞ!

 

 

 

DEADCRAFT(デッドクラフト)

世紀末ゾンビサバイバルアクション。CEROの区分は18歳以上対象のZ。

ゾンビウイルス付きの隕石が地球に多数襲来→隕石でボコボコになる文明→追い打ちでウイルスが死者をゾンビに変える→数十年後ヒャッハーの世界に。

主人公はリッド、母親の胎内でいい感じにゾンビ感染したら生まれるというゾンビハーフ。

ゾンビハーフは人間として生活できるうえ、ゾンビパワーで戦えるしゾンビ食物で回復できるし自家製ゾンビを仲間にできるしとメリットしかない。

冒頭で敵にやられて逃げるリッド。その後すぐ近くに拠点を構え潜伏。拠点の近くにはゾンビを防ぐ壁を持つアークという施設とその周囲に形成されたスラムがある。

4つの重要なステータスがサバイバル感を出す。円形のメーターで表示されるフードとウォーター、日本語で言うと食べ物と水。

そして横棒のメーターで表示されるHPとエネルギー、日本語で言うと体力と、体力。

フードとウォーターは時間経過で減少。フードが少なくなると動きが鈍くなり、ウォーターが少なくなると画面がぼやけて、ついでに音も変になる。

HPは敵の攻撃を受けると減少し、エネルギーはほとんどのアクションで減少する。

特にエネルギー以外はどれかひとつでも0になると死んでしまうので注意。死ぬとベッドから復活ではなく最後のセーブから再開。

エネルギーが無くなると即死はしないけどアクションの度にHPが減少するようになる。

どれも食べ物やエナジードリンクで回復できる。

また、寝るときにフードやウォーターが十分補給されてないと、起きたときにHPやエネルギーが少ない状態になってしまうので飲み食いしてから寝たい。

最初にスラムに入ったときにバーノンから焚火のクラフトを教えてもらえるので、それ以降は水や食べ物の状況はかなり改善される。というか火の使い方も知らないでどうやって今日まで生き延びてきたのか不思議なんだが。

クラフトはいろんな行動で稼げるポイントをスキルツリーに割り振って習得する。ストーリー進行で解禁されるものが多くあまり自由に習得はできない感じ。

体験版でプレイしたところだと毎日水をろ過したり野菜や肉を焼くのがほとんどで、クラフトというより家事。

しかし、このゲームにはゾンビクラフトという特徴があります。

ゾンビ食材を使ったゾンビ料理を作ったり、ゾンビ自体を作ったりできるのです。

人間の死体を回収してそれを素材にゾンビのタネを作って畑に植えます。育てるとマイゾンビが収穫できる。地面から引っこ抜く、自分についてくる、一緒に戦ってくれる、頭に花が咲いていてかわいい、まるでどっかのあれみたい。

強い人間の死体ほど強いゾンビにできるみたいです。体験版では拠点とスラムの間に突っ立ってる人がいて、よくゾンビと戦って死体になるので回収する。

最初はゾンビと人が戦ってるから加勢したりしたんだけど、人に一発でも巻き添えでダメージを与えたりしたら完全に敵認定されて殺すしかなくなっちゃう、そんなつもりじゃなかったのに。

数日すれば同じ台詞を言う別人が再セットされるので気にしないで大丈夫。

体験版はバーノンとの初共闘をクリアした後で終了。

台詞にちゃんと声が付いてるところも時々ある。序盤では千葉繁キャラが登場し世紀末感を盛り上げてくれる。

CERO区分がZなのでとどめ演出とかで血液が大量に出たりする。とにかくゲームの中が死体だらけ。

 

 

 

 

 

 

常夏プールパレス

SNSも意識したプールリゾート運営ゲーム。

まずお店の名前を付ける。全角8文字という制限があるんだけど、デフォルト名がわんぱくプールランドと半角交じりで文字数オーバーしててずるい。こっちはルール通り全角文字でしびれ水ランドにする。

いつものカイロソフトのやつだけど、ちょっとUIの配置におしゃれ感が出てるようにも感じる。

今回は1年が春夏秋冬に分かれていてタイトルとは異なり常夏ではない。

それぞれの季節は更に平日前半、平日後半、休日に分かれてそれぞれ24時間が流れる。スタートは1年春から。

まずは秘書があれを設置しようこれをやろうと次々提示してくるので強制ではないけどとりあえず従っていく。

お客がプールを気に入るとSNSに投稿するという現代感。そして公式が常連客とSNS上でフレンドになって贔屓してプレゼントを贈ったりするっていうの、あるよねー。

ちなみにプールの周りは広大な空き地で、近隣住民はほかに遊びに行くところがないと思われる。

夜は営業終了で、お客が帰った後に建設とかやればいいと秘書は言うけど、夜は収支報告を画面に出されてその間何もできないままガンガン時間が過ぎていって終わる。

このプールはアイテムを投入することで色を変化させることができる。

自分が最後にプールに行ったのはいつだったかもう思い出せない(思い出せないのはプールに限ったことではないけれど)、しかしプールの水に色なんかついてなかったことはわかります。

最近のプールには色がついてるんだろうか。色を変えるにしても、プールの周りにLEDを仕掛けて色を変化させるとかの方法かなという気がします。

このゲームではリンゴを投入すると赤いプールになります。リンゴを絞っても赤いジュースは出ないので、みんなが思ってるようなプロセスで色を変えてるわけではないと思うよ。

SNSに投稿したくなるようなカラフル着色プールにしちゃおう(もちろん人体には直ちに影響はない)。

夏は39度まで気温が上がっちゃう酷暑地域でした。でもプール営業はおかげでウハウハです。ザブーンとプールに飛び込んでもらいます。ウハウハザブーンです。

秋ごろにプールの大きさを変えて物の配置も変えてたら、敷地の拡張が許された。もうちょっと早く言ってほしかったなあ。

拡張すると屋外プールが運営できるようになった。いつも内容は理解してプレイしてるつもりだったんだけど、最初の施設は全部屋内だったんだね、外だと思ってた。

早速新たに屋外プールを建設。ただ、もう秋なんですけど、説明でも屋外プールは夏は人気出るけど冬は人気が落ちるってあったし、当然だけど。もうちょっと早く欲しかったなあ。

屋外プールを設置して、これまであったものを整理しようと撤去しては作り直しをしていたら、施設の移設コマンドがもらえた。そんなの最初からできていいやつじゃない? 全部くれるタイミングが遅い。

実は屋内プール施設だったので冬も客がそこそこ来ます。お湯を投入すれば温水プールになる。外の気温は8度くらいなのに外で泳ぐ物好きもいます。

体験版は2年春の終わりまで。

ドットキャラがたくさん動いて、あれが欲しいこれをもらいましたSNSの投稿ですみたいに次々出てきて、プールっていう楽しい題材に合った賑やかなゲームでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

かけぬけ★青春スパーキング!

PC向け18禁恋愛ゲームの家庭用機版。主人公以外フルボイス。

美少女のほうから勝手に集まってくる生活を送る主人公が、その上青春の日々を過ごしたいとか望むというファンタジー

スタートするといきなり転校生の自己紹介から。

主人公遠野遊は学業とバイトに精を出す苦学生。成績優秀者向けの奨学金で学園に通うため時間を惜しみ勉強し、家計を支えるため日々バイトして稼ぐという青春とは無縁(自称)の日々。

主人公には両親が既におらず、何故かほかに保護者もいないまま妹と二人だけで暮らしていた。はいそうです、また妹と二人で暮らしてます。もしかして一連の妹と二人暮らしシリーズのゲームだったりするのかな。そうでもなきゃいくらなんでもおかしいよね。

転校してきた小日向響は遊の幼馴染の美少女で、超ポジティブ前向き思考の行動派。転校するなり行動部という活動内容不明の部活を立ち上げる。

一方クラス委員の美少女鹿島理々は以前から遊を自ら部長を務めるボランティア部に誘っていたようだが、響が遊を行動部へと勧誘し始めるのに対抗するかのようにボランティア部への勧誘を強める。

遊は妹のクラスメイトにもちょっかいを出し、謎の立ち位置の後輩美少女を傍に置き、響の従姉妹で学園の先輩の海堂凪子とも濃厚接触し、理々と響からは毎日追いかけられと美少女に囲まれた学園生活を送り、更にバイト先でも信頼され学業も優秀というファンタジー世界の住人。

遊本人だけは青春を捨てたつもりになってるけどいったいこれ以上何が足りないというのか。

普通に考えればクラスの中心の美少女がいつも遊の傍にいるんだから、それにつられてクラスの男子も女子もみんな集まってくるでしょ。華々しい話題の中心には美少女たちと遊がいて、周りからは羨ましがられていることでしょう。青春おめでとうございます、じゃあ終了でいいですね。

そうやって美少女に取り合われる楽しい日々を送っていると、新しく就任する学園長が行おうとしている学園改革によってボランティア部も行動部も廃部の危機を迎え、更に遠野兄妹が頼りにしている奨学生制度も廃止になるという。

新しい学園長というのが遊の叔母で遊との間には何か確執があるようなんだけど、もったいぶって詳しいことは教えてくれない。

遊が叔母をやたら嫌ってるのはよくわからないけど、いずれにせよ親戚はちゃんといるので、子供だけで生活していることにも誰も保護者をやらないことにも正当な理由はなさそう。元がエロゲだから登場人物は全員成人なので保護者は必要ありませんならワンチャン問題なしか? 意味わからんわ。

その後学園改革の廃止をかけて学園長である叔母と対決する遊。遊は莫大な遺産を相続する立場にあり、それを相続しろと言っているのが叔母で拒否してるのが遊。詳しい事情は不明。なんだかんだ妹と二人暮らしするための理由なんじゃないの。

この場面の会話は録音してるんだろうな、と思ってたらちゃんと録音してたみたいで安心。でも遊は勝負に勝ったので改革案は廃止になり、ついでに遊がボランティア部と行動部を青春部という活動内容不明な部活にまとめる案を出したところで主題歌ムービーが流れ出して体験版終了。

主題歌は音がでかいです。

とにかく妹を含めた女の子からのアピールが強いです。主人公の遊はなんでもできるタイプなのでもてるのは許してやろう。ただ青春という題材はこのジャンルでは珍しくないというかありふれ過ぎてるので特色にはならないかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

ダークネス・アンド・フレイム:闇の領地

シリーズの何作目かよくわからないけど美しいビジュアルの探索ゲーム。

このシリーズの鏡に潜む敵の体験版ではすでにいなかったコリン叔父が健在だったので、それより前の話なんだろう。

敵とやり合った結果闇の領地に踏み込んでしまったアリス達。まずははぐれた叔父とファラドーを探す。

きれいな絵の中にある必要なものを見つけるのと時々出てくるパズルがゲームのメイン。

あとは画面の中に隠されてるのか堂々と描かれてるのかっていう感じのコレクションアイテムを見つけたりもする。

体験版では狭い範囲を行ったり来たりして小出しにされるアイテムを獲得して話を少しずつ進めていく。

ようやく叔父とファラドーを見つけて、ファラドーを薬で回復させて3人組に戻った矢先、今度は叔父が闇に操られて追いかけてくる。

それまでは焦ることなく画面の怪しいところを探してじっくり遊ぶシステムだと思ってたのに、急に時間制限ありの脱出ゲームが始まる。

初見では突破できない。けど2回目は何の迷いもなくすごい速さで進める。

時限迷路を終えたら、謎の人物に救出されるムービーが流れて体験版終了。

1個だけ、見つけてたけど条件がそろわなくてプレイできないミニゲームがあった。

プロコンでは操作できない。

 

 

 

 

                                                                                                

メガトン級ムサシ

ロボットアクションゲーム。最初に一番重要なことを書きます。これの製品版の内容を含んだメガトン級ムサシXが秋予定で基本無料ゲームとして配信されます。そっちではマジンガーZゲッターロボも使えるようになるそうです。

主人公一大寺大和は赤城町でロボットゲームと喧嘩に明け暮れる不良少年。

実は人類は3年前のドラクターという異星人の攻撃により人口の99.9%を失い滅亡、ついでに地球にも大きな穴をあけられる。わずかに残った人間はシェルターを作り、その中で精神衛生のため記憶操作された人々がエイリアンアタックを無かったことにして生活していた。

大和は人類最強のロボ、メガトン級ムサシのパイロット適性を見出され、家族を失った記憶を再生されてドラクターを倒すために戦い始める。

敵に攻められて偽りの世界を作ってというのは初めて聞く設定ではないです。

人口の99%を失って3年しかたってなかったら全員で必死に生きていく段階じゃないかとも思うけど、シェルターの中に街作って大半の人の記憶いじって巨大ロボ開発してと、わりと余裕ありますね。ぶっちゃけこの状況から地球を取り戻しても負けは負けなような。

設定はともかく、アクション部分は先にプレイしたSDガンダムバトルアライアンスと似た部分も多いと感じました。ムサシのほうが先ですが。

あっちよりはロボットの重量感が重視されてると思った。必殺技とかも豪快で楽しい。

カスタマイズ性が非常に高く、手足や胴のパーツを丸ごと交換したり、そのパーツに拡張機能を付けたり、電子的な部分の改造も行えたり、武器も様々な種類があって突き詰めればいくらでも遊べそう。

戦場からロボットの腕とか脚とかを丸ごと拾って持ち帰れるのは細かいこと気にすんな感覚でよしとして、それらのパーツは見た目も様々あるので組み替えていくとキービジュアルのロボットと全然違う見た目になっていったりもする。

大和が街を歩く時、前後左右の絵しかないので斜めにも移動はできるんだけど動きが硬く感じる。ゲームにとってあまり重要な部分じゃないからいいのかな。

ストーリーの進行具合が右下のムサシメーターでわかるようになってるのが特徴。あまり意味は感じない。

第2章をしばらく進めた後、家へ帰ろうという目的に従って家に帰ると体験版終了となる。

体験版ではそのあともフリーミッションなどを制限回数までは遊べる。

 

今回はここまで。

 

 

つづく。