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RPGツクールフェス デカンの風に吹かれて ツクりました 好評につき公開終了

Nintendo Switchのゲーム体験版体験記85

さーて、今週の最新ゲーム情報は? ポケモンの最新作が発ば中裕司逮捕されとる。なにしてんすか。

 

 

 

 

 

それはさておき、ここからは体験版の感想とかです。

 

 

 

 

冤罪執行遊戯ユルキル

スタートするとまずはシューティングゲームから。タイトルから予想してた内容と違うなあ、と思いながらプレイ。難易度はノーマルで。

シューティングはバリバリ弾が撃てる爽快なやつで、敵を倒して出るかけらを集めて発動できるスペシャルパワーでコンボゲージを増やすと得点が稼げるよ。

シューティングが終わって気が付くと、主人公の春秋千石とほか数名がそれぞれ独房に隔離され首には謎のリング。そこに愉快な案内人びん子が登場してゲームの宣言をするという、デスゲームの教科書に書いてあった通りのテンプレ開幕。

ということで謎解き脱出ミステリーアドベンチャーと、何故か縦シューティングゲームを合わせてみたゲーム。キャラはフルボイス。

このあとは人物の顔見せと背景説明で結構長い会話が続く。

ユルキルゲームに参加するのは全員囚人。この命のかかったゲームに勝ち残ることで無罪放免となるのだ。

主人公春秋千石は21人を放火で殺害し懲役999年。死刑制度は廃止されたのかな。千石本人は一貫して冤罪だとして無罪を主張。

刑の重さは千石を筆頭として、一番軽いのは覗きで捕まって懲役2か月。懲役2か月を無罪にするためのゲームで死んだら割に合わないだろ。とはいえ囚人には参加を選ぶ権利はない。

囚人にはパートナーが付く。パートナーは安全が保障され、チームの囚人がゲームに勝ち残れば望みの報酬が得られるということで招待されて自ら参加しているらしい。

パートナーは執行者と呼ばれ、殺すボタンでいつでもチームの囚人の首のユルキルリングを作動させて殺せる。死刑制度復活しました。

ユルキルリングは針が瞬時に形成され、そこから毒が出る仕組み。針だけでも十分殺せそう。こういった殺人ギミックを初っ端誰かで試すというお約束は発生しない。

実はゲームに参加する囚人の誰かが、放火事件の真犯人らしいのだ。千石はそれを何としても突き止めたい。

ただ事件が10年前なのに対して、囚人は全員若くて一番年長が覗きで捕まってる探偵の30歳。ていうか探偵が怪しいんだが。

キャラ造形や名前、びん子の演技などはかなり遊びまくってます。

囚人春秋千石とパートナーの執行者莇リナが挑むのはファイアハウスというアトラクション。ここから脱出ゲーム。

謎とヒントはそれぞれ一つの部屋ごとに完結しているのでわかりやすい。が、このファイアハウスというのは千石が起こしたとされている放火事件の現場を模しているという不謹慎アトラクション。

しかもパートナーのリナはその事件の被害者であり遺族。

リナの千石への殺意が高まりマジキルタイム開始。

一問でも回答を誤ると殺意ゲージが100%になり死亡。そして正答してもゲージは上がる。ゲージとかいってなんにも意味ない。マジキルタイムを無事切り抜けると、なんとか取り繕って脱出ゲーム再開。

実は執行者は全員、同じチームの囚人が起こした事件の被害者や遺族だという。ほかのチームでもこの修羅場が繰り広げられているのか。

ファイアハウスを進めていくと、まるで事件自体がゲームの題材にするために引き起こされていたのじゃないのかというような事実が出てくる。

そんなこんなで脱出ゲームをクリアしてもまだ終わりじゃない。

最終判断のためのユルキルジャッジメント開始、ユルキルファイター発進。

ここからのシューティングステージは結構長丁場になる。執行者のボスはダメージを与えるとパターン変化するし、そして複数回対決がある。物理的な攻撃だけじゃなくて事件の概要や目指すべき解決策までここで出さないといけない。それにいちいちココロメイズとかヘンケンシナプスとか名前もついてる。

このユルキルジャッジメントをクリアすれば本当にファイアハウスは終了。このあと幕間でちょっと間抜けなやり取りを見て体験版終了。

会話中のキャラクターの立ち絵の周りがキラキラしてて、それで感情を表したりするのは面白い。喋るとき口がすごく動いてるのに顎は全く動かないからキャラによってはちょっと気持ち悪い。

 

 

 

 

もしかして? おばけの射的屋 for Nintendo Switch

ゲームセンターの射的屋をテーマにしたメダルゲームのSwitch版。

Joy-Con1個持ちプレイできる。けど、強制左Joy-Conでホームボタンが使えなくなると一旦eショップに行かないとゲームがやめられない。

体験版ではメダルモードがプレイできる。メダルモードはゲームセンターの遊びと基本的に同じらしい。

メダルモードでメダル投入するときにはSRボタンを使うのだけど、普段Joy-Con1個プレイをしてなかったのでSRとかSLボタンの存在を失念していた。

メダルモードはメダルをサテライトに投入して、それを消費しながら弾を撃つ。弾は3種類でコルクと銀玉とロケット。それぞれ特性とメダル消費のレートが異なる。

ゲームセンターではどんな感じなのかわからないけど体験版は最初から3000枚メダルがあるので、狙い撃ってもいいんだけどどんどん撃ちまくることができるし、撃ちまくる前提のゲームだと思った。

実際の射的屋のコルク銃は連射できないし、こんなに弾撃ちまくったら誰が景品落としたかわからなくなる。

このゲームでは景品を落とすと当たりボイスとか出て賑やかで楽しいしメダルがもらえる。この調子で3人プレイだと多分あっという間に景品無くなりそう。

でも、LとかZRとかの側面ボタンを連打してると、指がーっ てなる。もっと押しやすいボタンでも弾撃てるんで、指がーってなったらそっちでどうぞ。

一定時間で別の屋台に移動する。屋台が変わると仕掛けも変わる。

更に勝手に増えていくおばけゲージがあり、ゲージMAXになるとお化け屋敷に強制移動。

おばけ屋敷はおばけを撃ちながら奥へ進みラスボスを倒すのが目的。倒せば大量のメダルがもらえる。

多分ここまでもずっと撃ちまくってきてると思うけど、このおばけ屋敷では本当に撃ちまくらないとラスボスおばけは倒せない。

おばけの攻撃を受けると呪いで一定時間弾が撃てなくなるんだけど、回避方法がアイテムしかなくてアイテムが切れると連続で攻撃されて時間切れにされる。

Joy-Conで狙いをつけるのは割と簡単。撃ちながらメダル投入がやりにくいので、もっとやりやすいボタン割り当てか一括で全投入ボタンとかあれば快適だったろう。

 

 

 

 

 

 

アイキス3 cute -There are various paths. Just cherish your own feelings as you please.-

イチャラブコミュニケーションADV、アイキスシリーズ3作目。主人公以外フルボイス。

主人公池永蓮が美術系学校、有杜学園に通いながら周りを囲む美少女たちとイチャイチャするというファンタジー作品。

今作の始まりは蓮が3年生になり新1年生が入学してくるところから、ですが、一旦時を戻して2年生のクリスマスから描かれます。

このシリーズは舞台や登場人物が共通した連作になっていて、3から始めるという人は当然誰もわからない状態から始めることになります。その点はちょっと解説で人物の補足をしてくれる。

2作目まで遊んでいる人は当然みんな知った顔ということです。

自分はというと、2作目の体験版だけ遊びました。この3をプレイしてみると、双子姉妹や先輩女子は知ってるけどなんか知らないギャルとかオタ女子とかいる、という中途半端な状態でのスタートとなりました。

蓮くんは美少女に囲まれた生活をしているのだけど、恋人はいないと言う。でもね、前作までも元はエロゲなんですよ。ということは行為があるわけじゃないですか。でも恋人はいないと?

恐らくは、特定の誰かと恋人という関係は結んでいないとすれば、友達つまりフレンドのままということです、それなら不特定多数の相手と行為をしたとしても浮気とはならないのでセーフなんです。

セーフなフレンド関係を維持しているということだと思います。略してセーフフレとでも呼びましょうか。

そんな蓮とセーフフレたちですが、どうやら体験版の最後のメッセージによると、このアイキス3はアイキス2までで誰とも恋人にならなかったルート、という扱いのようですね。でも行為はしてていいと思うんですけど。

今作では蓮の学年が上がり、手を出せる新入生が2人追加されます。ただ、どっちも身内。

ひとりは真庭花梨。蓮の従兄妹で自信満々女子です。もうひとりがローラ。血の繋がらない蓮の妹。

ローラは降ってわいた妹で、蓮の親と取引のあるロシア人夫婦が亡くなり、その遺児であるローラを引き取ったということ。ローラは北海道での暮らしが長いため日本語のほうがむしろ得意という都合のいいロシア人。

蓮の親はローラがひとり暮らしに不安があるということで、蓮に家を与えて2人で一緒に住むことにさせる。

本当の兄妹ならわかる話ですよ、でも蓮とローラはそれまで面識のなかった男女、それが戸籍上で家族になったからってひとつ屋根の下で2人住みなさいって、蓮の親には常識とか人の心とかが欠けてるようにしか思えない。

同じ学校に通いだしたローラとも従姉妹関係になる花梨と一緒に住むとかいうんだったらまだわかるんだけど。

ローラはローラで、脳の性欲を抑制する部位が破壊されてしまっているのか登場するシーンのほとんどで蓮を誘惑か挑発してきます。流石に態度が舐め過ぎなんで、自分だったらきつくわからせてやるところなんですが蓮はたしなめるのがせいぜい。

このゲームは結局、周りの女たちがみんなして蓮にいつでもどうぞって態度を取る一方、蓮はそれを拒み続けるという感じに見えます。

まあ実際の恋愛でも、告白して関係を確定させた後より、その前の好きなのかな好きじゃないのかなくらいの段階が楽しいということも言います。そんな感じを描いてるのかもしれないですね。

ストーリーはなんか美術系の進路の世知辛さみたいなどうでもいい話のほかはイチャイチャするだけで、自分はラブコメとか全く好きじゃないんでイチャイチャだけで進行する話は別に楽しくないです。そういうの好きな人はどうぞ。

あと美術系の話なんだけど、彼女の絵がどうすごいかみたいなことを文章だけで表現してきて、なぜその絵を見せないのかと思う。どうでもいいか。

体験版はローラの泳ぎの練習に行ったプールまで。

ローラは上衣を羽織ったまま退場し大胆水着はお預け、代わりに花梨の水着だけ見て終了。

このゲームでは、たくさん登場するヒロインの台詞がそれぞれ別の色に区別されています。それが、何故か女の子がそれぞれ来ているシャツの色とだいたい共通になっていて、文字が読みにくいです。

特に文字のバックにはウインドウもなく、うっすらと色がついてるだけでほぼ背景の絵の上にそのまま字が乗ってる状態なので読みにくく、全部の字の色を白にしちゃいました。

フルボイスを楽しむ派のプレイヤーには関係ない話ですがね。

 

 

 

 

 

風のクロノア 1&2アンコール

1997年に発売された風のクロノアと2001年に発売された風のクロノア2を合わせたリマスター版。ただし1作目のほうは2008年のWii版をもとに開発している。

基本は2Dプラットフォーマーで手前や奥へも干渉できる。

体験版では2作とも序盤がプレイできる。

1作目は丘に何かが墜落したので見に行く。メインのクロノアをもう一人のプレイヤーが相棒のヒューポーの力で手助けできる。

クロノアのアクションはジャンプと攻撃。

ジャンプはボタンを長押ししてると少し滞空出来る。敵に攻撃すると一旦捕まえて、投げたり踏み台にして2回目のジャンプに利用できる。

ふんばりジャンプと敵を口にいれたり出したりするヨッシーに似た性能。

最初はチュートリアルを兼ねていて、プレイしてるとアクションの説明が突然出てくる。

ステージはどこも大きくカーブした崖といった感じ。結構大胆な高低差がある場面が多い。

クロノアは高いところに上るにも仕掛けを動かすにもまずは敵を捕まえる必要があるので、敵はどこにでもいていなくなるとすぐ再配置される。

敵が出現するときは手前や奥からコースに投げ込まれるようにやってくるのでうっかりしてるとそれで当たっちゃう。

難易度にイージーとノーマルがあって、それぞれ受けるダメージや残機が違うほか、攻撃の射程距離が異なる。

ノーマルが標準なんだろうけど、なんだか短すぎる気もする。最初からイージーくらいの射程でもいいのでは。

体験版はVISION1-2までで、最後にはボス戦がある。まだまだ簡単。

2作目は聖地ラ・クーシャがプレイできる。

1作目とは別の世界で別の相棒と冒険。なんか悲しき真実が隠されてるらしいですが。

ステージ中には寄り道しないと取れないものがあったり、見えないアイテムを見つけ出したりという探索要素もある。

開放的な背景には目指してる場所が遠くに見えてたりしてるので見た目も楽しい。



 

 

 

BLUE REFLECTION TIE/帝

夏、美少女、青春、線路というオタク大好きセットRPG

BLUE REFLECTIONシリーズということなのでちょっと調べてみると、BLUE REFLECTIONプロジェクトというのが新規展開されており、本作「TIE/帝」はその一角を担う家庭用ゲーム作品で、ほかに開発中のスマホ、PC向け「SUN/燦」とBlu-ray版が発売中止になったという残念エピソードを持つアニメ作品「RAY/澪」があります。

主人公星崎愛央が補習を受けるため夏休み中の学校へ行くと、いつの間にか水に囲まれた学校と線路しかない場所にいた。その世界には靭こころ、金城勇希、宮内伶那の3人の少女がいたが、3人ともその世界に来る前の記憶が無いまま何の疑問も持たず生活していた。

そして突如現れた「向こうの世界」には、生活に必要な資材や食材、そして少女たちの無くした記憶までもが存在していた。元の世界に帰る方法を求めて向こうの世界へと入っていく。

体験版にはプロローグパートとストーリー体験パートがあり、プロローグパートはゲームの冒頭からチュートリアルを受けながらプレイできる。

謎の世界は小さな学校と一本の線路とその先にある向こうの世界以外は周り全部水。海水なのか淡水なのかは不明。そんな環境でも電気とか使えたりしてるらしい。

向こうの世界は廃村といった感じで、そこから自生してるキャベツとか何のかわからない卵を持ち帰るという採集生活で食いつないでいる。

漂流教室みたいなすごく絶望的な状況。

でも誰もいない学校が自分たちだけで好きに使えるのは楽しそう。しかも美少女ばっかりいるし。2、3日ならいいよね。

フォトモードがあります。ただし、スカートが危険な角度になるとキャラがスッと消えるというセーフティが仕込まれてます。これをテクニックで突破するとしっかりスカートの中まで作ってあることがわかります。

向こうの世界で探索するときに、高いところに登ったり狭い空間を四つん這いで通ったりって状況がわざと用意してありますね。あとはジャンプして隙間を渡ったり階段をトントン駆け降りたりする場面もあると尚よい。

向こうの世界にはモンスターがいて戦闘になります。

愛央たちはリフレクターという戦闘能力持ちで、想いの力で武器を作り戦うことができます。主人公愛央の武器は大鎌、なんでそのチョイスなのかはわからんが。もっと使いやすいのあっただろう。

戦闘画面下のレーンをアイコンが動いていって、エーテルというパワーが溜まっていくのを可視化している。エーテルがスキルを出すのに必要な分溜まった者から攻撃できるという、よそ見できないやや忙しいシステム。

3人戦闘に参加するうち、メインの1人以外はオート任せにしてもいい。

攻撃は連続で当ててコンボをつないでいくのが基本。コンボがつながるほど攻撃力が増大するし、てきの攻撃でコンボを切られないための防御技もある。

また、攻撃を繰り返してるとギアが上がって、ギアが3以上になると変身できる。このシステムは体験版を1回プレイしただけでは完全には呑み込めてないです。狙ってギアが上げられないし、狙ってないキャラが急に変身したりするし。

変身すると多分強くなってるんだろうけどよくわからなかった。

プロローグパートは雨漏りの修理のため、使える物を探して向こうの世界の奥へ入っていったところで終わり。

体験版はセーブできないのでデータ引継ぎとかはないですが、体験版クリアデータだけは作れて製品版でちょっと特典がある。

ストーリー体験パートは、結構話が進んだところを体験できる。

平原陽桜莉という少女が愛央とこころの前に突然出現するところから。陽桜莉はアニメ版の主人公で、この世界では姉の美弦のことだけは憶えていた。

既に女の子がかなり増えてるし、記憶も戻ってるっぽい。なんか学校にたこ焼き屋台が作ってある。これ女の子たちだけで作ったのか。

向こうの世界とは誰かの記憶の世界だったらしく、ココロトープという名前になっている。あの廃村みたいな世界は誰の記憶だったのか。

まず陽桜莉にカレーを食べさせてやり、そして陽桜莉のココロトープへと入る。

ココロトープの中では記憶が映像として見えるみたいで、しかも居合わせた皆に見えるらしい。あんまり楽しくない思い出が出てくるけど大丈夫か。

進んでいって姉を発見したところでストーリー体験パートは終了。

カットシーンでは口が細かく動いてるんだけど、日本語と合ってない動きに見えて変な感じ。

 

 

 

 

今回はここまで、ちょっとトラブル合ったけど無事復旧できてよかった。

 

つづく。