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RPGツクールフェス デカンの風に吹かれて ツクりました 好評につき公開終了

Nintendo Switchのゲーム体験版体験記92

フェレットがPCのキーボードの裏のすべり止めのゴムを食べようとするので、全部はがして捨てた。これで安心。

 

 

 

さて、ここからは体験版の感想とかを書きます。

 

 

 

DREDGE

釣りアドベンチャー…… とだけいうには随分と名状しがたい雰囲気のあるゲーム。

グレートマローの島で募集している漁師になるべく自分の船を走らせるのがプレイヤーキャラ。

しかし途中で事故らせてしまい、運良く目的の島へ流れつくも船は大破で島にあったボロ船をあてがわれる。その船のローンを課せられた状態からのマイナススタート。どうぶつの森みたいな。

オプションが充実していて、ボタンはほとんど入れ替え可能、文字色設定や3D酔いを軽減するための設定も豊富。メートル法とポンド、ヤード法の切り替えとか。

昼は海で漁。

カスタマイズや強化の要素はほとんど体験版では未実装。船大工からはわずかにパーツを入手できた。一番安いパーツでもエンジンを増設すればはっきりと速くなるし竿を設置すれば浅瀬の魚が釣れるようにもなるなど重要。

ブラックストーン島の男にサルベージ用の設備をもらうと、沈んだ資材や換金アイテムを引きあげることができるようになる。あとはカニを捕る籠を設置したり、いろんな海の幸がある。

釣りやサルベージはタイミングゲームみたいな要素がある。釣りは何もしなくても引き上げることはできて成功すると早く釣れる。サルベージは成功しないと引き上げできず時間ばかり経過する羽目になるので集中。

釣った魚やそのほかの拾得物とかは船倉のスペースの限り置ける。これはお片付けパズル的な感じ。

島の人たちと交流していくと本をもらえて、読破することで様々な強化を受けられる。

体験版では貴重な強化要素。だけど強化の体感はできてない。

釣りをしていると奇妙な魚が釣れはじめる。歯がいっぱい生えたイカとか、目玉だらけのサバとかほかにもたくさん。

手厚い酔い対策が設けられているのは、船特有の挙動に揺られてるときにこんな気持ち悪い魚釣ったら吐いちゃうからかな。

夜は毎日霧が出るので休むことが推奨される。

夜は霧のほか奇妙な光が立ち昇ったり異様な雰囲気。

夜はパニックという状態が進行していくらしい。

夜が更けると画面にきょろきょろ動く目が表示される。これがパニックを表すのだろうか。

パニックは寝ることで解消できる。

試しに寝ないで海に出続けたけど序盤だからか大して何も起きず、やや景色の色合いが悪くなったりたくさんの赤い目が海の上に見えたりするくらいか。

夜に沖に出てると巨大なチョウチンアンコウみたいな何かが船にぶつかってくる。

また、明らかに昼には無い岩が突然目の前に現れたりするのでライトが必要。船体に何度かダメージを受けるとゲームオーバーになって、直前のセーブとかいって多分直前の港まで戻されるしロードもそこそこ長くてやっぱり危険。

情報を集めていくと霧が出始めた原因だといううわさ話も聞けるが、関わってる人間は全員気が狂ったり死んだりしたことになってるので詳しくはわからない。

ほかにも夜だけ現れる謎の船とかいるけど、アンコウみたいなのが必ず一緒にいてぶつかってくる。

体験版はブラックストーンの男に引き上げた鍵を渡すと終了になる。それでなんらかのシナリオが進行するんだろう。

あとはしばらく遊んでみたけどそれ以上何かが起きるわけでもなく、少し不気味というくらいに留まる。

 

 

 

 

 

 

Q REMASTERED

物理演算パズル。

このQというゲームは以前スマホで遊んだことがあります。全然熱心にプレイしなかったので、序盤のステージで結構難しいなって思ってそこで終わりました。

クリアの条件はステージ毎に違うけど、ステージ内にラインや図形を描くとそれが物理法則を受けて落下し、倒れ、転がったりする。それを利用して条件を満たしてクリアを目指すというパズル。

ゲームの最初の部分がチュートリアルになってるので、そこで理解できるでしょう。

さて、ゲームを起動したときに誰もが気付くだろうことがあります。音がクソでけえ。ボリューム調整は無く、BGMのON、OFFのみあるので仕方なくテレビの音量を下げてプレイ。

体験版は最初の10ステージが遊べる。ただし半分くらいはチュートリアルなので、実際のパズルは残り半分といったところ。

いろいろ操作方法は選べます。

コントローラーのスティックでラインを引けるようだから一応試してみて、へー できるじゃん って思う。

そのあとはJoy-Conのモーション操作でポインターを動かすのも試して、結局は携帯モードで画面に手書きでプレイ。

どの操作方法だろうと、毎回同じ線を引くっていうのは難しい。それと物理演算による挙動で狙いと違う結果も起きやすく失敗も多い。そのかわりリトライは一瞬なのでひたすら試行できる。

体験版では9問目に一番時間かかった。物理に通じてる人ほど得意なのかな。人によってもどのステージに悩むかは違ってくるだろうと思う。

最初のほうでは必要ないけど、タイミングよく図形を描くことで空中ブランコみたいにさせるテクニックとかもあるみたい。

製品版では新規収録された20問のHELLステージがあり、作者も全問クリアできてないとか。それって問題が完成したって言えるのか。

シンプルなのに難しい、という言葉そのものなゲーム。

 

 

 

 

 

 

古書店街の橋姫 々

台詞がフルボイスのテキストアドベンチャーゲーム

PC同人ゲームから出発したボーイズラブ大正ミステリー。タイトルの「々」はノマ、片仮名のノとマが合わさっているような形からの通称。

舞台は大正11年梅雨の神田神保町。当時から古本屋街だったんですか。かなり前にスポーツ用品店の町になりかけてるとか聞いたような。

主人公玉森は幼馴染の川瀬、水上と3人で帝大受験のため会津から上京。

しかし友人たち2人だけが合格し、浪人生となった玉森は下宿先からも追い出され梅鉢堂という古書店に住み込みで働くことになる。

梅鉢堂は謎の古書店で、店主は病気だと言い障子の向こうで声しか聞こえず玉森と一度も顔を合わせたことがない。店を開くのは雨の日だけで晴れの日は休み。本は大して売れてないにもかかわらず、玉森には不足なく食費が支給される。そんなうまい話があるのか。それで玉森は浪人生という身分のまま日々ブラブラできている。

玉森は空想物語を書いていて、妄想癖によって自分の想像した人物と会話したりしている。どうも物語を書くことばかりなことが受験失敗の理由でもあるみたい。

友人の川瀬は王様気質の付き合いにくそうな人物で玉森とも喧嘩まがいの会話ばかりしているが、それも幼馴染故の気安さからくるものなのだろう。

水上は玉森の物語を絶賛してくれる。人当たりのいい不思議君で、かなりの読書魔でもあり読んだ本の内容はすべて覚えてしまうとか。そんなこんなで梅鉢堂にはもう読む本が無いらしい。

梅鉢堂の客の博士という眼帯の男はやたらと玉森を慕っている。博士への対応を見ると玉森にも偏屈さはあると思う。

東京ローカル地名がやたら出てきて目に付く。ほかには空想と大正文化をとり合わせたようなビジュアルが独特。

どちらもあまり勉学に励んでなさそうな大学生と浪人生の日常話かなと思ってたら、ある日水上が死ぬ。状況から自殺ということになる。

それに対しては誰もわりとドライな反応に見えた。

その夜梅鉢堂に能面を被った大男が現れなぜか追いかけてくるので玉森は雨の中走って逃走。というところで体験版終了。

ボーイズラブっていうことなので玉森と誰がボーイズラブするのかって思ってたんだけど、eショップには親友の相次ぐ自殺と怪死って書いてあるので川瀬も死にそう。じゃあ博士とボーイズラブか。

でも3日間をなぜか繰り返してるとかいうムジュラ的なことも書いてあるので、うまくすれば誰とでもボーイズラブできるってことかな。

 

 

 

 

 

 

Monopoly マッドネス

世界中にプレイヤーのいるボードゲームモノポリーをリアルタイム化したアクションモノポリー

まずはチュートリアルから。モノポリーのあいつ、Mr.モノポリーっていうのかな、がフルボイスで進行してくれる。

プレイヤーは町を自由に走り回ることができる。

基本操作は資源やお金を回収する、それを物件に向けて放出する。あとはアイテムを使うくらいで簡単。

お金や水や電力がそこら辺に落ちてるので、袋に吸い込んで回収。

立ち並ぶ物件が競売に出されるので、売りに出されてる物件のところまで行ってお金を投入。競売以外の物件を買ったり落ちてるものを集めたりはだいたい早い者勝ち。

購入できれば資源を使ってグレードアップできる。

共同基金を回収するとアイテムが手に入る。いろんな効果があるけど1つしかキープできないので、次々使っていい。

体験版ではストーリーモードがプレイできる。ストーリーというのは、Mr.モノポリーが休暇をとりたいというので、その間の代役が務まるかをゲームで判断するというもの。

体験版でオープンされているマップは2つ。

シティのゲーム開始(マップ名)は物件の落札やグレードアップでもらえる物件メダルが多い者が勝ち。

ビーチの危険なビジネスは高価なホテルを最初に購入した人が勝利。

このステージのコンピュータのライバルプレイヤーには強いのと弱いのがいて、結果発表を見るとやっぱり強設定のやつが強い。

どうやってホテルを買うお金をためるんだろうって思いながらプレイして、何回か負けながら観察してたんだけど、やっぱり拾うのがメインっぽい。

これで自分だけの帝国を築くのは大変だぞ。

体験版では勝ってしまうとそのステージの体験は終了となる。

いろんなイベントも発生し、水害や砂嵐や鳥や飛行機など画面を隠したり移動を制限したり邪魔をしてくる。

あちこちで競売が起きたり落札した物件を管理したり資源や金を拾いに行ったりイベントで邪魔されたりと、常に画面全体が忙しい。



 

 

 

 

 

 

ベヨネッタ オリジンズ: セレッサと迷子の悪魔

2つのキャラクターを同時に操るアクションゲーム。

ベヨネッタシリーズの主人公ベヨネッタがセレッサと名乗り、まだ下品じゃなかった頃のお話。

ストーリー部分は読み手と大きなページをめくるような演出で絵本の感じを出してる。

セレッサは母を助けるため強い力を得たい。そこで夢で見た誘いに従い、入っちゃいけないと言われてた森へひとり踏み込んでしまう。

教訓的な寓話だと言いつけを守らない子は相応の目に合うのが落ちだけど、ゲームの主人公だしセレッサが大人になった姿はもう知っているので心配は無い。ただこの森の出来事で大事な物(羞恥心)を失くしたりとかなるかも。

森は実際危険なところで、人間を食う妖精に襲われたセレッサは成功したことのない悪魔召喚で切り抜けようとします。

それでなんだかんだあって、ぬいぐるみのチェシャに悪魔が宿って行動を共にすることになります。

ベヨネッタの魔女は髪に悪魔を宿して使役するという設定になってて、更に着てる服も髪でできているので強力な悪魔を召喚した時は服にしてる髪も使って全裸になります。セレッサの着てる服も髪なのかな。

ここからはセレッサの行動はコントローラーの左側、チェシャの行動はコントローラーの右側といった感じで操作が分かれます。2人同時に歩かせてるとなんか脳が鍛えられそう。

2人のキャラクターを動かすゲームならお決まりの、お互いの道を作りながら進むというパズル的要素が道中の基本。

セレッサには破壊できないもの、チェシャが通れないローズマリーなどそれぞれが道を切り開く場面と、2人一緒になって通る場面とがある。

体験版では敵との戦いはあまりない。チェシャは今のところ強いので単独でなんとでもなるけど、セレッサで敵の動きを封じることもできる。

2つのスティックがセレッサとチェシャそれぞれに対応しているので、向いてる方向がそのまま攻撃や魔法が出る方向になるので慣れないと狙いにくいかも。チェシャの攻撃は範囲が広いけど、セレッサの魔法はちゃんと敵のほうを向いてから出さないと当てられない。魔法の輪っかを出しながらだと方向転換ができない。

体験版は森の中からさらに妖精のテリトリーに入り、そこからさらに空中の割れ目を通ってキラキラした宝石みたいな空間に出たところで終了。

ここまでのマップは節目ごとに戻れないようにされて一方通行の一本道みたいになってるんだけど、その割には未発見っぽい項目がたくさんあるので行ったり来たり出来るようにはなるんだろう。

ビジュアルは幻想的で綺麗です。これからの戦いではもっと忙しい操作を要求されそうな予感。

セーブデータは製品版に引継ぎできる。

 

 

今回はここまで。

 

 

つづく。