ここ数年の年末年始はなにかしらインディーゲームをプレイしてました。
OPUSシリーズやフィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと、Gorogoaとかプレイしました。
別にやるって決めてるわけじゃないけど、今年はInscryptionと未解決事件は終わらせないといけないからを買ってあります。
あとほかにもやりたいことはあるんだけど、休みが足りないんだよな。
まあ一旦考えないことにしてここからは体験版の感想とかを書きます。
ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄
やりたい放題シミュレーションRPG。2004年に発売されたファントム・ブレイブの半年後のストーリー。
色々な種族の住む世界で、主人公マローネだけが死者の魂ファントムと交流することができる。その能力が原因で忌み嫌われていたマローネだったが、破壊神サルファーを退けたことで英雄と称えられるようになる。それから半年後。
船旅をしていたマローネは襲撃にあい、力を奪われたうえ相棒のアッシュとも生き別れてしまう。
マローネにはファントムを物体に憑依させて実体化させる能力がある。その辺の草や岩から敵が落とした武器だったり様々なオブジェが利用できる。
こういった物が武器としても入手可能で、マローネにはずっと草を装備させてたけど結構強くて草。
メインキャラのアプリコ以外にキャラメイクで色々なクラスのキャラを作成可能。適当にランダムでキャラ名付けられるし、あとから名前も色も変更できるので気軽に作ろう。
商人がいないと商店が使えないとかファイターがいないとスキルを付けることができないなど、特定のキャラを作成していないと解禁されないメニューがあるので全キャラひと通り作成が推奨されてる。
作ったキャラを連れて最初のバトルをしてみたけど、装備を買っておくのを忘れてた。
するとこちらの攻撃ではダメージ0、敵の攻撃では10ぐらいダメージ受けるという状態で全く戦いにならない。
一旦諦めて、ちゃんと装備を揃えてから出直すとまともに戦えるようになった。
バトルが始まってからマローネがその場にあるものにファントムを憑依させて仲間を出現させることになるのだけど、このとき装備品があるファントムは装備がないファントムよりコストが高くなります。
落ちてる物体は憑依に使う以外に現地調達の装備品にもできるので、装備無しファントムを使うっていう選択肢もありそうだけど、実際は武器の成長要素もあったり武器種が使用できるスキルに影響したりコスト足りなくなるまでファントムを出すには数ターンかかるとかあるので装備はちゃんと持たせておく方がメリットが多い。
バトル以外でキャラを歩き回らせたりできるのは拠点になるドクロ島だけのようで、ほかの島はバトルマップを選択してデモシーンを見てバトルという流れの繰り返しかな。
一度クリアしたマップも繰り返し遊べるので、いろんなキャラを試したり育てたりしやすい。
敵はわりと積極的に向かってくる印象。反面マップの端っこに隠れて最後のほうまで動かない敵もよくいる。
やりたい放題と言う通り、できることや成長要素が多いのでプレイするには費やす時間に対する覚悟は必要そう。
体験版では第2話が終わるまでプレイできる。
物に憑依させるコンファインのほか、マローネ自身にファントムを憑依させるという合体技、絆コンファインも使えるようになりどんどん味方は強くなる。
マローネが身を置くことになるこの世界の海賊とは、島をほかの海賊から守る代わりに食べ物やお金を分けてもらうという存在。普通にヤクザだ。
Paw Paw Destiny
犬猫を主役にしたアクションアドベンチャーだかなんなのか。コズミックホラーコメディらしい。
最初にプレイヤーキャラ作成から。犬か猫を選びサイズや毛色を決めていきます。3分から5分でできますって書いてあります。色を決める場面でなんか違うなとか思わないで決定できれば3分から5分でできるでしょう。
体験版はストーリーモードの1章が遊べる。まずは基本アクションを覚えつつ1章を目指します。
謎の暗い空間からスタート。スキルを獲得するとラブハートが発射できるようになります。
なんか人類を救うとか救わないとかいう存在らしく、自分の影みたいな者とそんな会話をして1章に行けるようになる。
1章では、ハートフルな人を会話と直感で見抜いてラブハートを当てて徳ポイントをゲットするのが目的。心無い人にラブハートを無駄撃ちしないよう注意とのこと。
何人か並んでる人のうち誰かが徳ポイントもらえる人で他は外れみたいな感じになってた。
かなり見た目も内容も尖った方向にいっちゃってるゲーム。これいったいどういうゲームなんだ? って思わずにいられません。
どうやら犬や猫は人間を見守るためにやってきているような、みたいな?
犬と猫は見た目以外一緒かもしれないけど、猫だけ落下ダメージが無いかもしれない。
犬猫のデザインを作ってるときは開発陣もまだ平常心だったんだろう。
eショップの説明はやたら壮大でいいですね。動画を見てもわけわからんし。
頭おかしいゲーム需要ってのもきっとあるからな。それですよね。
クラシックダンジョンX3
ドット絵アクションRPG。
まずはキャラ作成から。全部ランダム決定することもできる。名前などは後から変えられる。
プレイヤーキャラが連れてこられたのはマノアカズというワルだけを集めた世界。そのワルたちにデスゲームをやらせるのが目的らしく、プレイヤーはデスゲームに勝ち抜くために強くならなくてはいけない。
後はひたすらダンジョンに入ってキャラを育てて強いアイテムを拾ってという感じ。
ダンジョンには目標タイムが設定されているけど、これが10秒くらいの短さ。駆け抜けてギリギリという感じ。達成するとなんかあるんでしょう。
基本的に通常のダンジョンは出たり入ったり自由みたいなものなので気軽にプレイできる。
色んな装備とかスキルとかあってその辺は他のゲームでも馴染みある。装備の見た目はキャラクターに反映される。
特徴的なのが魔装陣というシステムで、複数作ったキャラクターのひとりを主役(操作キャラ)残りを脇役として魔装陣上に配置して主役の盾になり主役をパワーアップさせるというもの。
作ったキャラは誰でも主役にできるし、育ったキャラほど脇役でも役に立つので複数のキャラを入れ替えながらまんべんなく育てるのがいいらしい。
ちょっと初見では直感的にわからなくてシンプルな見た目のゲームなのに複雑なことさせるんだなって思ったけど、ゲーム中で魔装陣のメリットが強調されるので設定しておくと良いと思います。
ダンジョンをいくつかクリアする度にストーリーが進行していくけど、勇者ロドとかいうキャラの話を勝手にやってるだけでプレイヤーは蚊帳の外状態。
アクションは武器ごとに違う動きで特徴も違う。鈍器系は岩が壊せるとか、槍だと完全に近接したら攻撃が当たらなくてちょっと距離を取る必要があるとか。
体験版は4番目のダンジョンのモンスタービーチを攻略したところまで。
ランダム生成のダンジョンもあり、ゲートを通って次々奥のフロアに進める。これで強い武器とかが拾えるのかな。
通常のダンジョンと同じ出口を見つけることができたらそこで脱出できる。
このゲームには危険な要素が実装されており、ドット絵を自分で作ってキャラメイクやマップに使用したり、BGMの作成機能まで用意されてます。
箱庭シティ鉄道
カイロソフトの鉄道会社経営シミュレーション。
最初に選べるのはすこやかタウンのヒガシクメル駅とほがらかタウンキヨセイ駅。西武○袋線の沿線です。
すこやかタウンのほうでプレイ。駅名は変更できますが全角でたったの5文字まで。闇久留米駅に改名しました。
そういえば東久留米駅はホーム上に古本屋があった珍しい駅でした。ちょっと調べてみると16年前に閉店してたそうです。……16年前。
まずは駅に施設を建設します。
いざ施設を置こうとしてホームはどこかなって思ったら、目の前のちっさいやつがホームですか。
遊び方を読むと、ホームが小さく感じたら勝手に広げていき車両が短く感じたら勝手につなげて長くして、客を呼ぶために施設を増やしていくという。駅ってそんな感じの施設だっけ。電車に乗るために行くところでしょ。
謎の駅の概念に戸惑いつつ、わりと秘書の言うとおりに進めていく。
体験版は1年1月からスタートして1年6月まで。短い期間だけど時間はわりとゆっくり目に進んでるかな。
すぐにホームを拡張して電車も長くする。この辺も秘書の言いなり。
ホームの拡張はお金かかるし、施設も同じものを作ろうとすると値上がりするシステム。
だいたいほかのカイロソフトではお金が無くなったら秘書が恵んでくれるんだけど、このゲームではお金や開発を早めるコインなんかが無くなったとき、秘書が追加でお金をあげますよからのやっぱりありませんでしたが繰り返されるばかりで全く追加資金をくれない。
その代わり、なにかの度にメールが届くのでそれを読んでると付属のアイテムやお金が入手できてそっちはありがたい。
最初の資金がそれなりに多かったので、遠慮なくホームをのばしたり増やしたり車両も追加したりはできた。
季節イベントというのがあるようで、特定の時期になると秘書が持ち掛けてくる。何故か選択に時間制限が設けられてて早く選ばないといけない。
ただしある程度のコインやお金を用意していないとそもそもイベントを開催することすらできない。体験版では春と夏のイベントの話が来たけど、どっちも出来なかった。あらかじめ教えてよ。
街の開発に資金を投入して、消防署の整備を行うと特別な客として消防士がやってきた。
その消防士の台詞が、もし古本屋が燃えてしまってもすぐ駆け付けます、だって。それってホームの古本屋?
そんな感じでした。駅舎を3階建てまではできるようだけどそこまではいかなかった。
FANTASIAN Neo Dimension
ファイナルファンタジーシリーズの生みの親坂口博信とファイナルファンタジーをはじめ多くのゲーム音楽を手掛けた植松伸夫がタッグを組んだスクウェア・エニックスのRPG。ってもはやファイナルファンタジーでしょそれは。
眩く光る街、そうゲーミング都市みたいな感じなところを駆け抜ける主人公レオア。次に見るレオアは既に記憶を失ってました。ただ、仲間のロボットがそばにいて経緯を知ってるようなので安心です。と思ったらこいつら数時間前にレオアがハッキングして仲間にしたロボットらしい。記憶回復の手助けにならないじゃない。
バトルはランダムエンカウントからのコマンド選択式。行動順が来た者から行動を選択する最近よくある方式のバトル。
レオアにはスラッシュというスキルがあって、これは一直線上に並んだ敵を貫通して攻撃できます。攻撃力自体は通常攻撃と変わらないけど複数の敵に当てられるときはぜひ狙っていきたいところ。
レオアは自作のワープマシンを持ってたので、それを使ってレオアだけ地元に帰ります。
地元では知り合いが手助けしてくれて意外に早く記憶戻せそうかも。
宝箱がやたら置いてあります。民家に入っていって家の人の前で物色したりという古き良きRPGの動きができます。レオアは盗むというスキルも覚えるので根っからの盗癖かもしれないですね。
宝箱のほかにマップに光ってるところがあって調べるとアイテムが出ます。宝箱と光るののどっちかだけでいいんじゃないかってくらいの頻度で置いてありますね。
この世界は空に開いた穴から死械球というものが現れて、生き物の生命力を奪いながら世界を侵食しています。その死械球を送り込んでると言われるのが邪神ヴァム。
フィールドマップとか室内の装飾とか、立体のジオラマを作ってそれを取り込んでゲームを作ってるようです。また手間のかかりそうなことを。
その御自慢のマップを歩いていって端っこまで行くとスッと画面が動いて次のマップに移行するんだけど、その時歩き続けてるとスティックの方向が狂って思ったように歩けなくなります。何年ゲーム作ってるんだって思った。
レオアが記憶を取り戻すために訪ねた占い師がオーウェン。そのオーウェンが拾って育ててきた魔法が使える娘がキーナ。キーナはレオアの命を救ったことがあり、仲間としてパーティに加わってくれます。
キーナの魔法もグイって軌道をひねってやると複数の敵に当てられる。
オーウェンはなんと邪神ヴァムに力をもらって絶対当たる占いをやってるらしい。法外な料金を取って占いをやってるらしいがそのわりに寂れた旧市街にいつまでも住んでる。
ジオラマから作られた街を散策してると、どこが歩けるのかよくわからなくなる時があります。でもマップから目的地を選択すればキャラが自動的に歩いてくれるので大丈夫です。
だったらいっそワープさせてよって思うかもしれないけど、実はワープはメニュー項目にあります。ワープマシンが壊れてるので今は選択できないけど。ストーリーに大きく関わりそう。
イベントシーンとかは、背景の絵と文章だけで進行する朗読形式。この省エネ感、やっぱりこれはファイナルファンタジーじゃないんだと思わざるを得ません。
このゲームはランダムエンカウントなんだけど、そのエンカウントした敵をストックしておいていっぺんにバトルするという独特なシステムがあります。その名もディメンジョンバトル。
レオアが発明したディメンジョンマシンで敵を一時的に異次元に閉じ込めるという恐ろしいシステム。
初めて見る敵とは普通に戦わないといけないので、ボスには使えないだろう。そしてディメンジョンバトルしてみると知らないヤバい敵がいるという状況も無いということになる。
試しに17匹の敵を集めてバトルしてみました。流石に一度に17匹全部は出現せず、倒したら補充されるという感じでした。
それでも通常バトルよりは敵が多いので万全な状態で挑みたい。
また、前述したように複数の敵に攻撃できるスキルがあるので、ある程度の敵がまとまって出てくれた方が効率よく戦えるということはあります。しかもディメンジョンバトル用の攻撃力を上げたり再行動できたりのギミックもあるので実は戦いやすいかも。
なんだかんだあって2人は空飛ぶ巨大な船ウズラ号に偽装チケットで乗り込み旅立ちます。
ちらっと新キャラと共闘する場面があったけれど、まだまだ個性的なスキルを持ったキャラが仲間として使えるようになっていくのかなと想像。
セーブデータは製品版に引継ぎ可。
今回はここまで。
つづく。