ついにトランスフォーマーを、写真を交えて紹介する時が来ました。
これでこのブログも晴れて玩具レビュー系ブログの仲間入りできるというわけですね。
大丈夫。今までにいろいろ見てきたんでやりかたはわかってるから。
というわけで、今回はトランスフォーマーマスターピース MP-41ダイノボットのご紹介。
こいつがダイノボット。
ダイノボットは「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」に登場するキャラクターで、ロボットとラプトルの形態を持ちます。
元々は悪の軍団デストロンのメンバーですが、一話目で早くも離脱し正義の軍団サイバトロンに鞍替えします。それは決して正義の心に目覚めたからではなくデストロンのリーダー、メガトロンへの対抗心からだったのですが、サイバトロンに身を置くうちにダイノボットの心境も変化していくことになります。
本体と付属品の数々。
交換用顔パーツが通常顔のほかに3種。
黒い大きなものはスタンドです。
作中そのままの姿。奇妙な形の手もアニメの通りです。
手足の可動に加えて腰も前屈するので柔軟です。
頭デカいです。トランスフォーマーはわりと小顔が多いんだけど、ダイノボットは格段
に大きいです。
ダイノボットという名称は、トランスフォーマーの多くのシリーズでは恐竜ロボの総称だったり部隊名だったりするのだけど、ビーストウォーズの場合は個人名になっています。
付属のカードによると、ダイノボットのロボット時の身長が2.9m。左側のゴリラのコンボイは2.8m。その差10センチだけど、とてもそうは見えない。ちなみに右のチータスは2.3m。
コンボイがもう少し大きければ整合性が取れそうな気もするけど、実はこれでも結構作中の通りの対比で、アニメにはコンボイとダイノボットの中間くらいの大きさのライノックスが存在するので早いとこMP化してほしいです。
身長の数字はおそらく公式設定なんだろうけど、アニメでは誰が誰より大きいかということが重要で身長差は数字以上に強調してあるのでしょう。よくある手法です。
ダイノボットの変形は相当無理があるCGの嘘によって成り立っているもので、例えば恐竜の頭は完全に外れて空中を移動してロボットの胸に張り付いていたり、それをよくここまで成り立たせたものだと感心します。
チータスも同様だけど、ロボット時の胸のダミーの恐竜頭部の奥には本物のビーストの頭部が位置するように設計されていて、やろうと思えばダミーを使わずに頭部を持ってくることができるんだぞ、というメッセージを感じます。
私の大好きな目が光るギミック。
緑にも光ります。
顔はビーム顔という目の部分に塗装されていないパーツに交換しています。
ビームエフェクトパーツを取り付けて、目からビームを再現できます。
振り向きビーム。
立派なラプトル形態。
ビーストモードでは、残念ながら太股の部分が動かないので脚部の可動は制限されます。
爪はものすごくとがってます。痛いです。もし先端恐怖症の人がいて、この爪を掌にぶっ刺したりとかしたら確実に出血するだろうくらいとがってます。これがアメリカとかで売られることがあったとしても、安全基準の違いでこの爪とか丸くされちゃうんじゃないでしょうか。
頭部はよく動くようになっていて、なんと舌まで動かせます。
ロボットでの大きさを身近なものと比較。
一円玉と比較。
手に取り付けた透明パーツが一円玉を持たせることができるアダプターです。
電話機と比較。
乱入してきたフェレットと比較。
やめてー!
勝利のポーズ。
パワーベースというスタンドも付属品のひとつですが、やはり相当デカいです。そしてこのスタンドが付属しないのにダイノボットの値段を軽く超えてるビーストメガトロンのボリュームがまた楽しみです。
スタンド用のアダプターには、若干のオムツ感があります。
スタンドを使っての自由なポーズ。
武器も作中そのままになっています。
プロペラみたいな武器はギミックによってブンブン回転させることができます。
というわけで、ダイノボットを紹介しました。
ダイノボットはビーストウォーズでも屈指の人気キャラですが、今回のマスターピースはまさにCGそのまま。もうテレビから出てきたんじゃないかってくらい。
いうなれば貞子ですね。もし貞子が大好きならマスターピースダイノボットは決定版と言うほかない貞子なのでぜひ手に入れてほしい。
ただお値段が定価税込みで三万超というのだけがネック。
ビーストのマスターピースは、これまでの三作とも最高の出来なので、ますますメガトロンへの期待が高まります。