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映画感想覚書(ネタバレ) ハン・ソロ / スター・ウォーズ・ストーリー

ハンソロを主役にしたスターウォーズのスピンオフ映画。

ここ最近見たスターウォーズ映画では、同じくスピンオフのローグワンが一番面白かった。

スピンオフ映画なので、当然みんなハンソロのその後の活躍も知ってるわけで、どんなにピンチになっても大丈夫って知ってるってことにもなるわけで、スピンオフに登場するダースベイダーが絶対倒せないのと同じで。

時代はエピソード4の10年前だとか、エピソード4のときハリソンフォードは35歳のはずなので、ハンソロも同様のイメージだとすると、今作では25歳のハンソロということになるけど、描かれかたとしては、やんちゃだったり彼女との接し方とかから20歳くらいに見える。

エピソード4の10年前というのも、映画が始まってからすぐ3年後となるのでどの時点が10年前なのか。13年前から始まって3年後が10年前でいいのかな。よくわかんないんですけど。

若き日のハンソロを描いたもので、この映画の中で、ハンソロという名前から、愛用の銃、相棒のチューバッカ、そしてミレニアムファルコンとおおよそハンソロを構成する要素が全部そろう。ミレニアムファルコンがなぜ特別なのか、なぜ速いのかといったところも描かれちゃう。

アクションシーンは敵の弾が絶対当たらないから突っ立ったまま銃を撃つ往年のスターウォーズスタイル。あとスターウォーズってほとんど宇宙服着ないし無重力も描写しないんだよな。それから宇宙船とかの技術はすごく進んでるのに大体出てくる世界は荒んでるという。砂漠率も異常に高い。

ドロイドってロボットなのに壊れたら死んだみたいになってもう直せないのか。

せっかくロボットなのにそこだけ生き物みたいでもったいない。

 

彼女のキーラとはひどい別れ方だったのに、その彼女が3年後にすごいコネクション作ってて、いったい何が3年の間にあったんだってそりゃ思うわ。

でも彼女は組織に忠誠を誓ってるどころか暗黒面に引き寄せられてたという落ち。

こういったところにたくさん次回以降の種をまいて、多分スターウォーズシリーズの若返りみたいなものも狙ってたんじゃないかと思うんだけど、アメリカでは不人気だったらしい。けっして面白くない映画ではなかったけどね。こういうのは直前の映画の評価が響いてくるから、エピソード8の不評のあおりを受けたと見るか。

そんでもって、スターウォーズのスピンオフは一旦全部なくなったみたいだけど、本編が白紙に返ったどっかのトランスフォーマーに比べたら、全然ダメージ少ないですよ。

 

でもこれ本編の方も上手に作っていかないと、ガンダム一年戦争みたいにエピソード4から6の周辺の話ばっかり量産されて、その後のストーリーのほうはイケてない子扱いになっちゃうかもしれんよね。