来る11月14日、心待ちにしていた人も多いと思います。
そう、埼玉県民の日ですね。
この日のために一年前から計画を練っているという人も多いことでしょう。
ですが、心配なことがあります。
あえてこのことを最初に書きますが、先住民のお祭りにルーツを持つ埼玉県民の日がメディアや広告代理店に目を付けられ、過剰な商業主義にさらされているという近年の状況は好ましくありません。
子供たちは学校が休校なのをいいことに学校を休み、県民の日フリー切符があるのをいいことに県内の私鉄を乗り回すという行為をはたらき、若者たちは県の博物館や美術館が無料になるのをいいことに金も払わず入館し、芸術に触れ狂い歴史を学び狂うというやりたい放題の目に余る振る舞い。
既に地域住民からは、県民の日の中止を求める声も上がっていると聞きます。
本来の県民の日とは、家族で家に集い埼玉県の設置を厳かに祝うというものです。
今一度その精神に立ち返り、意義ある県民の日を過ごすことを考えてもらいたいものです。
というわけなので、埼玉県外の人にもより埼玉県のことを理解していただけるように、あまり知られていない埼玉のことを書いてみる。
埼玉県という名前ですが、日本に1000以上ある都道府県のうち埼と玉の文字が使われているのは埼玉県だけです。特に埼の文字は埼玉県を現す以外に使われることはなく、県庁所在地のさいたま市ですら、ひらがな表記で埼の文字は使用していませんし、さいたまんぞうもまた埼は使っていません。サエキけんぞうも使っていません。
このような状況を鑑みたことから、テレビ埼玉も一般的な表記としてテレ玉を使用するようになり埼の文字は封印しています。
では、なぜ埼玉県はそのように特別なのか、なぜオンリーワンのか。なぜもともと特別なオンリーワンなのか。それには理由があります。
もともと埼玉とは、さおたまでした。
さおたまとはなにかというと、竿と玉です。つまり男性器です。
これは諸説ありますが、東北を除いた本州を人に見立てたときに京都を頭とすると、埼玉が大事な部分に当たります。このことから今の埼玉に当たる地は特別で神聖な土地とされたというのです。
言われてみれば埼玉県の形は男性器の形に見えてきませんか?
今そうでもないと思った人、正解です。
実は埼玉県は、旧埼玉県と旧熊谷県のうち入間県(現在の埼玉西部、北部、秩父地域にあたる)の部分が合併して現在の形になっています。
なので、この旧埼玉県の形こそが男性器そのものとなっています。
その旧埼玉県の地図をここに掲載することは、日本の法やはてなの規約に触れる恐れがあるのでできません。なんとなく想像してください。
話に出たのでついでに触れますが、埼玉の中でも熊谷は特別で、熊谷市民のルーツは古代ポリネシア人だと考えられています。
古代ポリネシアンが漁に出た際に潮に流され、そのまま黒潮に乗って現在の熊谷市のあたりの港に流れ着き、定着したとされています。
夏の最高気温の記録を更新し、次第に人の住むところではなくなりつつある熊谷ですが、そもそも人が住んでいないのが入間です。
入間以西は、核爆発の影響で遺伝的に変異したカバが文明を築き支配する地域で、人間は住んでいません。
特に飯能の地域は、現在まで人間が立ち入ることができないため無民の谷と呼ばれています。
話を戻しますが、かような歴史を持つ埼玉なので、現在でも男性器信仰のようなものは根強く、埼玉県の旗は元気な精子をモチーフにデザインされていたり、県の鳥シラコバトをモデルにしたマスコット、コバトンの名前を募集した際にはペニスという案が多数応募されたそうです。これは検討の結果実現はしませんでしたが。
シラコバト自体も、シラコというのは魚の精巣のことですから、これが県の鳥だということにも意味を読み取れます。
理解を深めれば、また違った埼玉が見えてくるのではないでしょうか。
どうかみなさんなりの、よりよい埼玉県民の日を過ごしてください。
また、今回の記事を書くにあたり、Wikipediaを大いに参照しました。