RPGツクールフェスにて制作した、デカンの風に吹かれて、ですが、なぜインドを舞台にしたのか。理由があるので書いておきます。
結論から書くと、ツクールフェスの初期の仕様からの逆算。
発売直後のツクールフェスは、制作に使える容量が今の半分くらい。そしてメッセージを作ると、文字数に関係なく一律260メモリを使うという謎仕様(これらはその後改善された仕様)。そして、建物を設定してもその中身は別に自分で用意しなければならないという面倒仕様。この仕様のために、建物があっても中に入れてもらえず、入り口で買い物させられるゲームもちらほらある。
こんな感じの初期仕様だったので、メッセージは容量を食う、なら逆に喋らないモブキャラを大量に置いてみようかな。店をいちいち作るの面倒だから露店でいいんじゃね。という感じになっていって、人たくさんで露店市・・・インド!となってしまったわけですな。
実際に完成したゲームは全然違ってて、長会話をするモブばかりいる始末。
これは最初の町を作ってるときに、ある人物に話しかけると主人公は言葉を返す、ある人物の時はその人だけ喋って終わり、みたいな差とか、何回話しかけてもモブと主人公の同じ会話のやり取りが繰り返されるとかがなんとなく嫌だったので、結果的に全員たらたら喋るようになったということ。
こうしてできたのが、デカンの風に吹かれてなのじゃ。