TMGP覚書ブログ

RPGツクールフェス デカンの風に吹かれて ツクりました 好評につき公開終了

トランスフォーマー覚書 どこから始まったのか

全然トランスフォーマーについて書いてなかったので、書いてみる。

まず一般的な認識としてはどうか?

日本のシリーズなのかアメリカなのかなんなのか。

これはズバリ、日本にルーツを持つ、アメリカ生まれのロボット物シリーズ。

トランスフォーマーの前身として、当時のタカラの変形玩具でダイアクロンミクロマンのシリーズがあり、これらをハズブロと提携してアメリカ展開しようとしたところが始まりになると。

ハズブロは、マーベルコミックにキャラクターや背景の設定を作らせ、アニメとコミックを正式なストーリーラインとして展開させる。このため、ごく初期のマーベルコミック版トランスフォーマーはマーベルユニバースの中に含まれていてスパイダーマンと共演している場面もあったり、マーベル世界の独自設定の原始の世界サベッジランドも登場したりする。

ダイアクロンの設定は、人間が乗り込む乗り物が変形するというもので、玩具はスケールモデルのような扱いになる。人より大きいのがダイアクロンのメカ。

一方ミクロマンは、小さなミクロマンと日用品のような小さなものが変形するロボットという設定で、ロボットは小さなおもちゃサイズが等身大ということになる。人より小さいミクロマンのメカ。

トランスフォーマーにはこれらのメカが善悪に分かれて一緒くたに取り込まれているのだけど、ラジカセから変形したロボットと、戦闘機から変形したロボットが同じ画面の中で活躍するにはサイズ差を考慮して描くというのが普通の考えで、多分演出上の悩みどころにもなると思うんだけど、トランスフォーマーではこの問題を、ロボットになったらだいたいみんな同じ大きさになるということで大雑把に解決。大きなロボットがラジカセやカメラに変形すると途端に小さくなるという描写が、当たり前のように繰り返されると、見てるこっちもそれが当たり前のようになってくるから大丈夫。

 

そんな感じでトランスフォーマーはスタートして、アメリカで大ヒット。アメリカ展開の翌年1985年には、日本にも持ち込まれこれまた大ヒット。日本ではそれまで売られていたダイアクロンミクロマンの玩具だったものがトランスフォーマーに看板を変えただけと言ってもいいんだけども大ヒット。わりとおもちゃ売り場が赤と紫一色(二色)になったという話ですよ。俺は覚えてないけど。

というわけで来年が、トランスフォーマー誕生35周年ということになるので、多分日本でも少しは盛り上げようとするんじゃないかな。30周年のときはトランスフォーマー博やったしね。まあ日本では30周年も35周年もアメリカとは1年ずれるんだけど。ここは盛り上がるなら何でもいいです。

最近トランスフォーマー界隈もいい話が聞こえてこないんでなおさら。