靴下って同じ頃に買ったやつを適当に履きまわしてても、なんだか一斉に穴あいてくる。
この現象って名前あるんですかね。
ここからは一旦靴下のことは忘れて、体験版のゲームをプレイした感想とかを書きます。
Neon Abyss
アクションシューティングゲーム。
主人公ウェイドは家族をバラバラにされた復讐のため戦う。バラバラといってもバラバラ殺人とかじゃなくて、別れ別れにされたという意味だと思う。多分だけど。
敵は現代に生まれた神々。携帯動画の神とか、ファストフードの神とかあまり有り難くなさそうな俗なやつばかり。さらにその上に管理者というのがいるらしい。
わりと独特な操作ボタン配置。チュートリアル部分以外は、入る度に形を変えるダンジョンが舞台でスタート時はいつも初期装備のみ。ダンジョン内で拾ったアイテムでパワーアップしながら攻略していく。
扉や宝箱を開けるために保持しておきたいアイテムが、お金、カギ、クリスタルと多い。あと爆弾も欲しい。これらは使いどころに悩む場面もあるけど、大抵は出し惜しみせず使う方がいい。
手に入るアイテムは奇妙で様々な効果がある。
ダンジョン内はそこら中にポータルがあって行き来できるようになる。探索中に取り逃したアイテムなどがマップに表示されるので便利。満タンだからいらなかった回復ハートをあとで取りに行くとかやりやすい。
ボスを倒すごとに新しいレベルに進んでいって、体験版では4番目のボスを倒したら終了。ボスが出てくる順番も決まってないみたいだけど、あとから出てくるほうがパワーアップしてる。
タマゴを拾って、孵ったペットを引き連れていける。ペットは積極的に作戦に組み込むほどじゃないけど、いたら得みたいな感じ。ただ、お金とか回復のハートとかこっちが必要なものを先回りして拾っていく癖の強いペットもいる。
ペットが増えてパワーアップして撃つ弾が増えて、自分が撃つ弾も増えていくと、どれが敵の弾かわからなくなりがち。
プレイヤーキャラは、ウェイドとアンナが選べる。どっちも初期キャラみたいで、特殊能力はなく最初に持ってるアイテムだけ違う。
パワーアップが集まりだして軌道に乗ってくると楽しい。強くなっていくと負ける気がしなくなるんだけど、わりとかさんでいくダメージが回復できずに終わりがち。
アイテムには明らかにマイナス要素みたいな効果もある。でも取るまでは効果がわからないのでとりあえず取る。
例えば、失うと死ぬハートを守るシールドがあるのだけど、シールドがあっても先にハートからダメージを受けるというアイテムがある。その場合ハートが無くなってもシールドがあったら生きてたけど、いったい何の意味があるのかと思った。
でも後で手に入れた、シールドの数だけ撃てる弾が増えるというアイテムとの組み合わせで一気に戦闘能力が上がった。アイテムの数は多いのでこういう組み合わせで意外な効果が発揮されるところが楽しい。
とはいえ選んで手に入れられないので行き当たりばったり。
数が多いからかパロディっぽいアイテムも結構ある。
これ繰り返し遊ぶの面白い。
ミリオン行進曲♪
音楽事務所を経営して歌手を育成するシミュレーションゲーム。とはいえ、何を育成しようとガワが違うだけで数字を増やしていけばいいだけなんですけど。
まずは事務所の名前を決めなくてはいけないので、ぱっと思い付いたジャニーズ事務所にしようと思ったら長くてダメだと。7文字しか無理みたいです。ヤマハ音楽教室に決定。
久しぶりに秘山ひしょ子の「こんにちわ」から始まる。
早速新人募集から。お金の制限があるので、比較的安いスカウトを行う。けど、三鷹か原宿しか選べない。なんで三鷹なんかにスカウトしに行かなきゃならないのかと思ったので、初期資金1500万円のうち1000万円を使って原宿でスカウト。
体験版エリートの私には、馬でも車でも体験版の期限では複数育成するのは厳しいとわかっているので、歌手も1人に絞って育てようと思った。まあ、最後まで所属を増やす系のイベントは無かったけど。
原宿で見つけたドーナツまるこを育てていきます。
今作は月々の維持費用とかは取られないけど、レッスンにお金がかかる。
お金を稼ぐにはドーナツまるこにレッスンそこそこでも営業に出てもらうしかない。
そしてまるこが稼いできたお金でまるこにレッスンを受けさせる。考えてみるとよくわからない経営体制。スカウトしてきたばかりの新人歌手にすべてを委ねている音楽事務所、それがヤマハ音楽教室。
レコード会社に所属すると、ついに新曲製作できる。レコード会社に所属するには一番安いところでも300万円とか払う。そして新曲の製作には更に数百万円必要。
まるこは作詞のステータスはそこそこあるけど作曲はイマイチなので、曲は事務所所属のバンドのメンバーに担当させる。
そのためにバンドメンバーのレベルを上げて、作曲に全振りしたのに最後までろくな数字を出さなかった。
笑顔をテーマに曲を作ると、なかなか上手くいく。上手くいくと笑顔テーマのレベルが上がっていくので、続けて同じテーマで新曲製作をしていると、レコーディングのタイミングで同じテーマが続くので不安ですが、とか言い出すまるこ。もっと早く言おうよ。
そうこうしていると所属レコード会社のスマイルレコードの音楽賞を受賞。勢いをかって、所持金のほとんどをつぎ込みライブ開催。キャパ5000人の会場を埋め尽くす2000人の客。1000万円の赤字。気を落とさず次へ行きましょう。
報酬1500万円という破格の怪しい営業も来る。簡単にキャリアを棒に振るやつじゃないのか? 吉本芸人じゃあるまいし、涙の記者会見イベントでもやれと言うのか。うちのまるこにはそんな仕事はさせられないので無視します。
友達は誰も知らないけど僕はファンですみたいなファンレターももらい、右肩上がりでCDも売れて、小さい会場を満員にするライブを行い2年10月で終了。
忙しくて面白かったけど、経営っていうかこれ多分芸能マネージャーの仕事じゃないのかって思った。所属歌手の人数が増えたら大変そう。増えるかどうかは知らないけど。
Spiral Memoria~私と出逢う夏~
女性向け恋愛ゲーム。プロローグがあって、キャラクターごとの本編があるというこのジャンルお馴染みの仕様。主人公以外フルボイス。
名前変更可能な主人公朝永未来は、いつも同じ夢をみる。プロローグは夢の中で男たちが次々現れる謎めいたちょっと気持ち悪い展開。
大河内壮介は1年生からのクラスメイト。非常に主人公を気にかけてくる大河内。というか、明らかに主人公に気があります。でもやたらと体調を気遣われる主人公。1年以上クラスメイトとして過ごす間に相当体調悪い子の印象になってるのかな。
実は主人公は中学生の時の事故により、それ以前の記憶が無くなっているのだ。それで両親が過保護なのはわかるけど、別に体は弱いわけではないというのは主人公談。だとしたら大河内まで過保護なのはなぜか。野暮ですね、好きだからなんじゃないの。
独特な熱のはかり方をする大河内。
南方隼人は関西弁が怪しい画家。近所のアーケードにできた画廊に友人と訪れた主人公は自分に似た絵を見つける。それを描いたのが南方隼人。後日アーケードで南方と出会い、南方が過去の主人公を知る人物だとわかる。
しかし家で南方の名を出すと明らかに様子がおかしくなる両親。思えば恋愛系のゲームで主人公の両親がそろって出てきたのは初めてな気がする。と思うのも束の間、次の日家に来たスーツの男と両親の会話から察するに、主人公と両親は本当の親子ではない!?
そういえば何故か夕飯時のニュースで出る話題が遺伝子組み換え牛とか、ネズミクローンとかバイオ関連の話題ばかり、つまりそういうことか!(どういうこと?) とにかく恋愛どころじゃねえ。
湯川数馬は主人公が入院していた時の医者で、テレビや雑誌などでかなり特集される注目の人物。
湯川のシナリオでは主人公は湯川の研究室に入り浸っており、夢にまでいつも湯川が出てくるという、文字通り寝ても覚めても数馬さんというありさま。大河内くんも面白くなさそう。
一緒に美術館に行ったときに南方隼人の絵があるかなと思ったけどそれはなかった。
湯川の本編開始直後に謎の音が聞こえてきて、掃除機かなと思ったけど朝食の場面だった。何の音だったんですかね。
岡崎 凛は主人公のクラスへの転校生。容姿もよく勉強も運動もできて家には執事がいる。
誰に対しても気のない素振りだが、主人公には興味がある。というか主人公が失くした過去について知っているっぽく、思わせぶりなことを言いまくってくる。本当に主人公がただ記憶を失くしただけで、凛が記憶喪失のことも知ってる過去の知人だとしたらこんな態度になるはずはない。だとしたら意地が悪すぎるからね。
主人公の過去も謎だけど、学校の噂では凛の過去にも謎があるみたい。
妖怪学園Y ~ワイワイ学園生活~
ジンペイとコマ君は妖怪と戦える能力で合格し、都市のような巨大学園、Y学園に入学する。
ジバニャンみたいな名前の主人公の寺刃ジンペイは、正義感が強く馬鹿で自称熟女好きでラップもやる。ちょっと設定が欲張りですね。ラップはコマ君にでもあげてもいいのでは。
学校なので、朝は登校から始まり授業を受ける。本格的に活動するのは放課後。日付の表示もあるので、新入生としてスタートしたゲームは、おそらく卒業というかたちで期限を切られて終了するということになりますよね。
土日は授業が無いのでフリー活動できるのかと思ったら、家で遊ぶとか外で遊ぶという大雑把な選択だけして終了すぐ月曜。なにそれ。
居住エリアや商業エリアや砂漠など様々なエリアで構成される学園内を歩き回る。クラフト用とされるアイテムや学生カードやらいろいろ手に入るし、敵もそこら中にいる。
敵にも味方にもなる不思議な存在のことを、怨霊とゲームでは呼ぶ。そこは妖怪じゃないんですね。妖怪って単語自体は出てくるけど、妖怪と呼ばれている存在はないのかな。怨霊は妖怪なのか。わかんないです。
戦闘は小さいキャラを操って弱攻撃と強攻撃を繰り出していく。
敵の強力な攻撃は事前に攻撃範囲が示されるよくあるシステムだけど、敵味方入り乱れ短いリーチの攻撃を連打で出し、ギャラリーもいるという全体的にわちゃわちゃしたバトルなので、落ち着いて攻撃を見切るとかいう感じではない。
ダメージをくらっているのも気付きにくい。
戦って、いいねを稼ぐというのが今風ですね。
ウォッチとメダルという、いつかの子供たちの間で一世を風靡したアイテムで変身してパワーアップできる。
武器を変えると攻撃方法も変化するけど、メダルを変えると変身も変わるのだろうか。
あとツッコミ役のマタロウとかもそのうち変身できるようになるのだろうか。
ストーリー展開はミッションに挑戦することで進行するので、プレイ次第で早い展開にも遅い展開にもなりそう。あと学校のスケジュールに合わせた時限イベントとかもきっとあるのでしょう。
体験版は学園長に頼まれ学園長の娘のエマを救出し、次に学園長を救出し、その後エマとのイベントを見たら終了。
セーブデータの引継ぎとかはありません。そもそもセーブできない仕様。
かなりの物量ゲームかなという印象。
ここまで。
つづく。