最近マインクラフトの動画いくつか見て、やっぱり面白そうだなとか思ってるんですけど、無限に時間を使いそうなのがネックですね。
マインクラフトっぽいやつの体験版ならいくつもプレイしたんですが、結局肝心のクラフトとかが全然できなくて、ドア1枚作れないとかありますから、だからぶっちゃけ面白くないっていうか、マイルドに表現すると魅力が伝えきれてないみたいな。
すると体験版の役割をはたしてないのじゃないかとも思いますが、でも体験版だけで十分面白いから製品版はいらないかってなっちゃだめだし塩梅が難しいですよね。
もっと遊びたいっていう飢餓感みたいなものを持たせれば成功なのかな。
その点ストーリー物は体験版向きかも。
それはそれとして遊んだ体験版の感想とかを書きます。
FiNC HOME FiT(フィンクホームフィット)
様々な格闘技の動きをベースにしたトレーニングができるフィットネスゲーム。
似たようなFit Boxingも体験版でプレイしたので比べてみる。
同じように音楽に合わせてリズムをとって体を動かすゲームなのだけど、Fit Boxingは左右2つのレーンがそれぞれ左右の手に対応しているのに対して、このFiNC HOME FiTはひとつのレーンをノーツが流れてくる。
青が左手で赤が右手のノーツ。
Fit Boxingがタイトル通りボクシングの構えだけなのに対して、こちらは左右のボクシングスタイルのほか、正面向きで腰を落とすカラテスタイルもある。正拳突きとかする。
全体的にFit Boxingのほうが親切な印象。
体験版では3分フィットネスを20回行える。
Fit Boxingだと一度もやってないアクションが出てくるときにはそのたびレクチャーを受けられるのだけど、FiNC HOME FiTは知らない動きがいきなりいくつも出てきたりして焦る。急にランジって言われてもわからないです。
コースを選ぶ前の画面でアクション確認ができるので、各自予習しておくように。
FiNC HOME FiTではキックなどの足に関する動きが出てきます。両手にJoy-Conを持ってるだけで足の動きはどうやって検出するのかと思ったら、判定を行ってないみたいです。できないよね。でもフィットネスなので出てきたらやりましょう。
トレーナーはサツキとタクミが選べます。
Fit Boxingに比べると、最初から複雑で早い動きを要求されると思った。
バーチャルバトル
バーチャルな空間で色々な武器やギミックで殺し合うお手軽アクションゲーム。なんのひねりもないタイトル。
内容はボクセルショットとかと同じです。見た目が違うくらいで、これはワイヤーフレーム人間とかクラッシュダミー的な飾り気のないプレイヤーキャラになってる。
体験版ではチュートリアルの後、ひとりでとみんなでがそれぞれ5回ずつ遊べるのでひとりでを5回プレイ。
体験版で使えるステージはワイヤーフレーム空間のひとつだけ。
お題が3つ提示されてて、達成すると終了時にボーナス点が入る。でも時間短いので達成は困難。一度に3つ全部は達成できなかった。
終了まで無傷が難しい。
これまたワイヤーフレームの乗り物もあって、スピードに乗ってるとひき逃げできる。
ボクセルなんとかのシリーズと値段も同じようなので、選ぶとしたら見た目か割引率。
When the Past was Around 過去といた頃
独特な雰囲気のポイントクリックパズル。
カーソルを動かして特定のポイントをクリックする、の簡単操作。携帯モードの画面タッチでもできます。
ゲーム的には脱出ゲームみたいな感じ。
植木鉢を片っ端から倒してみたり、本棚の本を全部床に落としたりしてると、鍵とかアイテムが手に入ります。家捜しって感じですね。
体験版のプレイでは、最終的には羽が手に入って扉が開かれるという繰り返し。
このゲームで興味を引く点があるとすれば、ビジュアルのほうでしょうか。
主人公は20代の女性エダ。そしてオウル。
オウルは首から下は人間なんやけど頭は鳥になっとるという鳥人。
紹介文を読むに、エダがオウルと出会って日々を過ごして、そしてオウルが去った、ということでしょうか。
そしてゲームを進めていくと、ばらばらの記憶が集まっていって物語が明らかになるというような。
少なくとも体験版の範囲ではゲーム中にはセリフも出てこず、主人公の名前すらわからないままでした。
なので推測だらけになってますが、よくわからないんです。
残業悪夢
2Dプラットフォームアクションゲーム。グラフィックはレトロ通り越してなにかになった感じ。画面のレトロモニター効果のオンオフできる。
職場がブラック体制になり、残業しすぎたプログラマーが夢の中で実はラスボスですって感じのコードの神様と出会う。夢の中でバグをつぶして退勤を目指そう……悲しい。
ゲームは足場を渡っていくプラットフォームゲーム。弾はボタン押しっぱなしで出るので楽だけど、画面に3発しか出せないのでずっと押しっぱなしだと敵に当てにくい。
選べる難易度はジュニア、シニア、ディレクター。多分一番簡単なジュニアでプレイ。難易度を上げると体力が目減りするみたい、ほかの影響は不明。
普通にテクニックで進んでいくアクションゲームです。
高い所にいる敵がバシバシ撃つ弾の合間にジャンプしてチクチク攻撃して1体ずつ倒しながら進んでいくのが好きな人におすすめ!
敵を倒して得るメリットは敵がいなくなるってこと。別に必要ないならよけて先に進んでいい。
道中に落ちてるメールを開くと、ブラックな内容を読むことができます。
翻訳がちょっとおかしいですね。意味は通じるけど、機械翻訳みたいな。ちょっと誤字もあったりして。でもこのゲームの雰囲気にはあってるかも。
体験版では2体のボスが登場。一番簡単な難易度じゃなきゃ厳しかった。
2体目のボスを倒すと、製品版へ誘導するメールが出てきて終了。
バディミッション BOND
コミック調の演出が特徴の推理、捜査、潜入からなるバディアドベンチャーゲーム。
まずはオープニングアニメーションから。見てると超人バトルものかな って思う。あとゾンビみたいなのもいたような。
なにやら主役キャラ同士が対立してる場面を見た後、時間をさかのぼって警察官ルークからストーリー開始。このMission #0は開幕で揉めてた2人が出会うまでなのでバディではなく単独捜査です。
ルークの所属するのは国家警察で、小さい事件は地方警察に任せるとか言ってるので、国家警察ってのはFBIみたいなものかなって思います。
で、国家警察は派手な事件だけを扱いたいらしく、街のひったくりや連続傷害事件や誘拐事件といった些末な犯罪の捜査をいちいち手掛けようとするルークはかなり疎んじられてます。
ルークは警察官だった育ての親エドワードの精神を引き継いでいるので、それ自体はいい話なので、こういう経緯ではねっ返りポリスになっている場合、署内で1人くらい昔エドワードに世話になった刑事とかが助けてくれるという展開も普通だと思いますが、今作では上司から同僚まで全員から冷遇されてます。なので本当に単独捜査。
ゲーム内の大半の部分でセリフをフルに発音してくれる。フルで読んでくれないところはちょっとだけ声の出るパートボイスとなってるのだけど、そのせいでちょっと声が出たからセリフを読むのを待ってたら結局そのあと声が出ないで、ここはフルじゃないんだ…… ってなる。
選択肢が割と多く出る。何を選んだかで、すぐにヒーローゲージが増えるかの判定が行われる。ヒーローゲージはMissionクリア時のランク判定に使われるもので、サイドストーリーの開放条件になる。
捜査ミッションは行動力とラウンドという、ターン制限みたいなものがあり、目標ラウンドを超過するとヒーローゲージが減少する。このため、手当たり次第とかしらみつぶしとかいった方法は向かないはずだけど、体験版の範囲では全部捜査して目標ラウンド以内でクリアできる。
ゲームが進んでいくと、絞り込んだ潜入ルートのための情報を厳選して手に入れていって目標達成みたいになるのかな。
捜査がうまくいくと今度は潜入ミッション。キャラクターを直接操作して目的地に向かいます。
序盤はルークを紹介するためのストーリーなのだけど、上で書いたようにルークの正義感は署内で浮いてるし、子供の頃の児童施設では可愛がられてないし、引き取ってくれたエドワードも亡くすしで、なんかいやに話が暗いなと思いながら見ました。
この生い立ちなら、他人のために働いて自分が死ぬなんて馬鹿みたいって思ってもおかしくはないですが、そうならずに正義感を受け継ぐことができたというなら、ルークにはヒーローの素質が既にあるといっていいのかもしれないですね。
体験版でさらにプレイできるMission #1は、ルークとアーロンがバディとなっての人質救出。
潜入時は適切な情報を得ていれば複数のルートが使えるようになる。起きるイベントは変わるけど行き着く先は同じかな。
見た目はテキスト系ゲームのように見えたりもするけど、Mission #1になるとすでに怒涛のように選択だの情報入手だのを行うようになり、のんびりセリフだけ聞いてられないし、会話の中にも後で必要な情報が含まれてる。
権力の陰謀を匂わせながら体験版終了。ルークのピンチでの引きとなるけど、このあとバディとなる新キャラがすぐさま登場して助けてくれたりするのだろうか。
体験版でプレイできるのはMission #1までと、そのクリアで解放されるバディエピソードとサイドエピソードまで。こっちは読むだけのキャラやストーリーの補完。
今回はここらへんにて。
つづく。