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残念なメディア展開 初代トランスフォーマー

実写映画をたたむ決定はアメリカのハズブロパラマウント映画によるものだけど、日本のトランスフォーマーを任されているタカラトミーによる国内展開でのやらかし、というのが困ったことに複数回にわたるということで、旧タカラ時代からメディア展開の下手さはさんざん指摘されていたのだけど、この機会にファンとして経験してきたことを書いてみよう!

 

 

まず、テレビシリーズ一作目から早速なんだけど、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」と続編の「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」の間の話、「トランスフォーマー・ザ・ムービー」が公開できなかった問題から。

初代トランスフォーマーは放送当時の1980年代半ばを舞台にしたストーリーで、続編の2010はタイトル通り2010年を舞台にした近未来ストーリーで、ザ・ムービーはこの間をつなぐ2005年の重要な戦いを描いた映画でした。

初代テレビシリーズは、今では日常系ロボットアニメとすら呼ばれる、戦いが起きても誰も死なないというゆるい話だったのだけど、映画になると一変、ガチの殺し合いとなり犠牲者多数。特に正義のサイバトロン側に死者多数でテレビで毎週活躍してたコンボイ司令官とゆかいな仲間たちが序盤から (むしろ序盤に) バタバタ死ぬという、今だったら確実に炎上する内容。しかし映画自体は面白い作品で、今では不可能と言われる超クオリティの手描きアニメに、かのオーソン・ウェルズの遺作であるとか、予算が40億円だったとかエピソードもいろいろ。

この映画がなんだか諸事情だかで公開できなかったもんだから大変。

そんなこんなで2010に話が移ると、知らないキャラがメインを張ってて見慣れたキャラはいないという事態に、先週まで元気だったコンボイ司令官が死んだって言われても、はいそうですかってわけにいかないです。

それでタカラが打ち出したのが、コンボイが死んだキャンペーン。

コンボイの亡骸を空中輸送するCMを放送したり、ファミコンコンボイの謎を発売してみたり、なんだかいいんだか悪いんだかよくわからない展開をすることでコンボイの死を子供たちに周知。そして2010の放送となったのでした。

映画では新シリーズのおもちゃを売るために旧キャラが一斉処分されたとも言われたりしますが、それもこれもトランスフォーマー史の一つとなり、私の子供心にも良くも悪くも印象深いものとなったのです。

 

ちなみにコンボイが死んだキャンペーンなんだけど、2014年にも行われています。

リアルロボットバトルという企画にタカラトミーがコラボして、オプティマスプライム (コンボイ) として参戦。でもこのオプティマス、たくさんのモーターを勝負と関係ない変形機構に使うという明らかに勝ちに行ってないロボットで、結果一回戦で惨敗。一応書いておくけど、一回戦の対戦相手はこの大会で最終的に優勝したチームなので相手が悪かったのも多少あるけど、しかしガチ参戦とネタ枠で分ければ明らかにネタ枠だったと思う。それで、この負けっぷりがテレビ放送された直後にタカラトミーがぶち上げたのが、コンボイが死んだキャンペーン2014だったという。わりとタカラトミートランスフォーマーもなんでもネタとして拾って利用するところがあるのでね。

そして、現在のトランスフォーマー・ザ・ムービーなんだけど、日本では絶賛絶版中という。映画が絶版になるなんていったらだいたい権利関係なんだろうけど、いったいどこの権利でこんなことになってるのかはさっぱりわかりません。

とかく残念なトランスフォーマー・ザ・ムービーにまつわる話でした。