今週も地上波でトランスフォーマーがあるので、あらかじめその見どころをいくつかチェックしましょう。
先ずは新たな登場人物レオ。
彼はサムの大学の寮でのルームメートであると同時に、前作以来目撃されるエイリアンロボットとその戦闘を追いかけ暴こうとしている人物でもあります。
その活躍と華麗なダンスは作品の見どころのひとつだけど、前作の放送を見るかぎりほとんどのシーンを満遍なく短くしているようなので、カットのあおりを最も受けそうな人物でもある。
リベンジで新たに登場するディセプティコンの一人で、その登場が公開されたことでファンをざわざわさせたトランスフォーマーである。
なぜ、ファンがざわついたのか。
サイドウェイズとは、過去のアニメに同名のトランスフォーマが登場していた。
日本版タイトル「マイクロン伝説」に登場するダブルフェイスというトランスフォーマーの英名がサイドウェイズであり、このダブルフェイス、名前の通りふたつの顔を使い分けサイバトロンとデストロン両軍に入り込んでいたが、その正体はサイバトロンとデストロンの両軍のトランスフォーマー全ての敵である破壊神ユニクロンの頭脳なのであった。
ということで、過去作において重要な役割を果たしたトランスフォーマーと同名であり、かつ前作の映画で終盤姿を消したパトカータイプのバリケードというトランスフォーマーにどことなく似てなくもないシルエットを持つサイドウェイズは、序盤の上海のシーンに早くも登場する。
アウディに変形するサイドウェイズが、映画の中でどのような活躍を見せるのか目が離せない!
リベンジでのテーマのひとつが合体である。
変形というロボット物の華をひとつ押さえているトランスフォーマーに合体が加われば最強。
様々なパターンの合体が登場するので要注目だ。
リベンジでは、あまりに金がかかるのか変形シーンを衝立の向こうとか見えないところでやりがちなので、むしろ合体シーンをこそ堪能してほしい。
オートボット ジョルト
新キャラクターのジョルト。
GMのハイブリッドカー、シボレーボルトに変形するトランスフォーマーだ。
GMの宣伝目的かは不明だが、ジョルトは急遽登場が決まったらしい。
そのためなのか劇中では活躍もなければ出番もない。
脚本の最終決定稿より前のものを参考に書かれたノベライズ版には影も形も登場していないのだから、やはり急遽決まった登場らしい。
そんなジョルトでも終盤に印象的な場面が一つくらいはあると言える。だが、これを読んでジョルトの存在を認識したなら、ぜひその終盤の場面よりも先にジョルトを見つけようじゃないか。
青いシボレーボルトに変形する、青いトランスフォーマーだからね。
くれぐれも、青いやつだからね。
尺の都合でカットされてたら知らん。
スタースクリームの作戦
前作では、後半まではメガトロン不在だったため、それ以前のディセプティコンはスタースクリームが指揮を執っていたと思われる。
そして前作のラストでメガトロンは死に、スタースクリームは逃げ延びた。再びディセプティコンの指揮を執るのはスタースクリームになったということになる。
前作では、メガトロンが復活してからはクライマックスの派手な市街戦が続いたが、メガトロン不在のディセプティコンの動きはわりと慎重で大人しいものだったように見える。
リベンジでは、またもメガトロン不在の状況から始まる。このメガトロンがいないときとメガトロンが指揮を執っているときのディセプティコンの動きの違いにも注目である。
というわけで、トランスフォーマーリベンジの放送を前に興味を持たせてみようと書いてみた。