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RPGツクールフェス デカンの風に吹かれて ツクりました 好評につき公開終了

Nintendo Switchのゲーム体験版体験記11s

体験版にもいろいろあるけど、セーブデータの引継ぎができる体験版ってのがあります。

わりとストーリー重視のものに多いです。

体験版は、購入を促したい目的のものだから、一番面白くて気持ちいい部分をサクッとプレイさせて、買う気にさせればいいわけです。

でも長いRPGとかだと途中を抜き出す不都合や面倒さもあるのかもしれない。

引き継ぎありの体験版となると、普通に考えれば当然製品版と同じ序盤を体験させることになるわけだけど、ゲームの序盤って結構面倒だったりかったるい部分もあるんですよね。

まあ、引継ぎなしの体験版でも大体ゲームの最初の部分なのが多いのは同じだけど。

これさえプレイさせればみんな欲しくなっちゃうだろっていう自信のある部分を体験版にしたらいいんじゃないって思うけど、なかなかそんなのはありません。

引継ぎできる体験版っていうのは、むしろ買うと決めてる人が、発売前に先行でプレイできるという部分が一番歓迎されてるんじゃないかと思ってます。

 

 

 

 

そんなことはさておき、この後は体験版のゲームをプレイした感想を書きます。

 

 

 

 

 

The Bridge

モノクロ手書き風グラフィックのパズルゲーム。

ゲーム始まってすぐ、画面を左右に傾けることとオッサンを左右に歩かせることしかできないとわかる。それだけを使ってパズルを解いていく。

一番最初の、なんだこれどうしたらいいんだ感を脱してルールが把握できてくると、ギミックが増えて難度が上がったとしても解法が見えてきやすいかも。

なんとなくだけど、感覚としては知恵の輪に近いかもしれない。

傾き操作は、ジャイロの傾き検知で行えるので、どうせなら携帯モードでプレイしてみるのもいいかも。

真のエンディングもあると宣伝されたけど、そもそもストーリーはどういうものなのか。

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冒険ダンジョン村

カイロソフトの人気シリーズ。寂れたRPGの村を再開発して人気の村にする。大体のRPGだとまずダンジョンありきで、その近くに色んな目的の人が集まるイメージだけど、このゲームでは村が先にあってダンジョンが近くに湧いてくる。

村は焼き付き防止村、冒険者サマータイムと名付けてスタート。

プレイした印象は、道を作って施設を建設して花を植えてとゆけむり温泉郷に近い。というかゆけむり温泉郷の題材を変えてグレードアップしたような内容。

とにかく立て続けにイベントが発生して忙しい。ダンジョンは見つかるしモンスターは大量発生するし。冒険者の手は足りないし金も足りない。収支がしょっちゅう赤字で、所持金がマイナスに何度もなってたけど別にいいのかな。

村ポイントだかも使い道が多くて悩む。

そんなこんなでバタバタしてたら2年3月いっぱいで終了。

音がでかい。

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Hyper Sentinel

レトロ調のピクセルアート風アーケードシューティング、で通じるのかな。

横長の小さなステージを高速で何度も往復しながら敵を倒していく。

こだわりポイントとして、プレイ中の画面表示を古いモニターみたいにするフィルターがある。標準のほかに、CRT、SPECTRUM、C64の3種類も。ただしクリア後の演出とかは標準モードになる。

とにかく敵と弾を避けてぶっ壊すというわかりやすさがいい。右に左に自機を高速で飛ばしていると、どうしても敵と出合い頭の事故が起きがち。そんなに繊細なプレイはしなくていいゲームなのかな。

体験版では、レベル1A、1B、1Cのアーケードというモードだけプレイ可。難易度は3段階で、レトロが一番難しい。なんかレトロに対するこだわりがあるね。

この体験版のオプションからeショップに行くと、この商品は現在提供されておりません、ってエラーになるんだけど検索するとちゃんとありました。体験版の配信のほうが終わってるのかも。

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ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

有名RPGの11作目。ドラゴンクエストをプレイするのは、FCの4以来。様変わりしたものですな。

しばりプレイという設定がある。ゲームの途中でしばりプレイをやめることもできるけれど、再設定することはできない。しばりプレイを設定できるのは新しいゲームの開始時だけ。ということで、わかりやすく書くと、GBやSFCのWIZ外伝にあったマニアモードと同じものです。

マニアモードはダンジョン内セーブ禁止というだけだったけど、ドラクエのしばり設定は、買い物ができない、弱い敵から経験値がもらえない等の難易度を上げるものから、町の人にウソをつかれるとかいう意味不明のものまである。

今回は何物にも縛られないプレイで。

描画を3Dと2Dで選べるのが特徴、でも体験版では3Dしか選べない。

携帯モードでプレイするとはっきりわかるレベルで画質が落ちる。フォトモードで撮れるスクショへの画質の影響はわからないけど、Switch本体のスクショ機能を使うと画質の影響が出てそうだった。

特定の場所でしかセーブできないとか見えない壁だらけの村とか、プレイすると先進的な設計ではないなと思ったけど、ドラクエってのはそれでいいと思われてるんだろうな。

やっぱりこのドラクエみたいなカットシーンの連続でストーリーを描くゲームでは、遠くに見える山に今すぐ行ってみようって感じにプレイヤーの好きに移動出来たら成立しなくなるよね。

そのカットシーンに出てくるセリフのあるモブみたいなキャラが、男も女もデブばかりなのは何故なのか。

初回プレイでは2時間くらいで酔った。その後は大丈夫だったけど。

シンボルエンカウントだけど、敵はあまり積極的に向かってはこない。むしろこっちから行く。バトルのスピードは初プレイなので特に気にならなかったけど、設定を超はやいにすると間がなくなって超はやい。

戦闘中に、全く有利にも不利にも影響はないけど辺りをウロウロできるという仕様は意味不明。バトルの戦略に組み込めばいいのに。

持たされた地図が高性能すぎて、ダンジョンに入った瞬間から全部の構造と重要ポイントがわかるようになってる。ゆる仕様だな。

気になったのは、お店の人に話しかけると、みんな一言目は気さくなあいさつなのに、それ以降は全員同じのテンプレお店会話なところ。なんかちょっと作るの楽しようとしたなって思っちゃう。

主人公の村の馴染みの道具屋に行っても、一言目は知り合いみたいに話して、そのあと「ここは道具屋です。」みたいなことを言いだすから引っかかる。

ラストで全部VRの話でしたみたいな落ちになって、この不自然さも実は伏線でした、とかならわからなくもないけど。でもドラクエでやるネタじゃないか。

Switch版になってから新たにキャラクターボイスが追加されたらしい。でもこの規模のゲームで声無しは今どき珍しいのでは。特にこのドラクエ11は元々カットシーン多用してあるし、Switch版では戦闘中も声が飛び交ってるしで全部無かったらかなり寂しいと思う。

でも伝統として主役が喋らないドラクエなので、せっかくドラクエの主役にキャスティングされてるのに全然セリフの無い声優はどう思ってるんだろう。せめて戦闘中にメラとかギラとか言ってもいいのに。

声付きのおかげで、毎日聞いてるシアンちゃんの声でしゃべるキャラがいたのはよかったです。

ベロニカとセーニャというのろい屋しまいみたいな女の子たちがパーティに加わって、サマディー王国の関所に向かうと、関所の手前で体験版はここまでですでした。

超久しぶりのドラクエだった。正統進化なんだろうけど、想像の範囲内ということでもあった。前時代的とも言っていいかも。

ドラクエは昔から時代をリードするような存在ではなかったからいいのかな。だいたいほかのゲームが出揃った後で発売されるようなイメージだし。

ストーリーはほんの序盤なので、まだ面白いかどうかはわからないです。

タイトル通り過去が絡んでくるのは垣間見えました。

想定プレイ時間10時間の体験版だそうで、実際にも10時間のプレイでした。

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今回は以上。

 

 

つづく。