Nintendo Switchの本体の更新はお知らせがくるけど、こっそりコントローラも更新があったりするので試してみてください。
全て体験版プレイの感想とかです。
勇者ヤマダくん
オッサン効果音が特徴的なロールプレイングゲーム。
36歳にしてはオッサン感強いヤマダくんは、ゲーム会社勤めだけど自分の家でインディーゲーム制作。
そのヤマダくんがゲームを開発していくので、進捗に合わせて解禁される内容をデバッグと称してプレイしていくという寸法らしい。
かなり独特でほかにないノリ。やや下品(小学校低学年レベル)。タイトル画面で流れる歌もなかなかひどい。
いざゲーム内ゲームとでも言うべきものが開始されると、ドルアーガ? って思ったんだけど全然違います。
ドルアーガの塔みたいな見た目のダンジョンを一筆書きでゴールまで行くというシンプルゲーム。
ルートを決めたら、戦闘とかは自動で進む。アイテムを使って介入することはできるけど、オートなのでダメな時はダメかも。体験版の範囲なら簡単だから特に何も考えなくても大丈夫。
紹介文ではこれをローグライクと称してるけど、ローグ要素からはかなり外れてると思う。
数多くのアイテムが登場するらしく、素材を使って強化、とかの要素も抑えてある。
装備はシリーズ分けされてて、セットボーナスとかもあるしコーディネート要素も、…ある。
ヤマダくんが激しく動くのを見るのもいいけど、ゲーム部分はとても短く終わるのでもうちょっとプレイさせてくれてもいいんじゃないって思った。
オッサン推しのノリが合うかどうかが一番重要ポイントかも。
机でバレー
机シリーズ。通常のバレーボールのほか、ビーチバレーもあるとか。
体験版では2人対戦のほかコンピュータとの対戦が5回プレイできたのでやってみたが、机シリーズもいくつか体験版でプレイしてるけど、まさかの惨敗。いつもコンピュータの強さは体験版では普通しか選べないけど弱すぎるくらいだったのに。
結果から書くと、5試合して1セット取っただけで、0勝5敗。大体ボロ負けです。正直言って面白くないです。
結局最後までまともに試合の成立すらしてない状態でした。敵はボールをレシーブ、トス、アタックの3回できっちり返してくるのに、それすらほとんどできない。
ボールはタイミングよくボタンを押して拾う。ボールが来たときにボタンを連打してしまうと、次に動かさなきゃいけないキャラがジャンプしてしまったりするので連打はダメ。
でもそれができてないのか、ボールを追いかけたやつがそのまま場外のほうにボールを飛ばすことも多い。
試合中は謎のカタカナ言葉が次々発せられ、その度に敵の得点が増えるし。ルールがわかりません。
コートは縦横選べるけど、縦にした場合ネット際のボールがどっちコートにあるのかよくわからないので横がお勧め。このゲーム自体はお勧めしませんが。
帝國カレイド-万華の革命-
大正浪漫を舞台とした女性向け恋愛ゲーム。システム面は学園CLUBと共通で、プロローグと5人のキャラクターの本編がある。オプション画面の仕様も共通。
名前変更可能な主人公香坂天音(16)は、爺やとすごくゆっくり台詞を読む婆やと共に田舎暮らしを送っていたが、ある日国の頂点に立つ兄奏嗣の命令で連れ去られるようにして王宮暮らしを始めることになる、という紹介文には大正浪漫って書いてあったのに大正だかどこの国だかよくわからない設定。
丹葉桐己は、喫茶店を営むやや軟派な男。1話が未登場のまま終わり、2話での活躍しか見ることができないので人となりはそれほど掴めず。中央都市内で顔が広そう。
吉峯螢は1話からすぐに登場。なんと兄奏嗣によって滅ぼされた国の王族の生き残りで、半ば人質のように王宮におかれているらしい。主人公の家庭教師となるのだけど、その境遇から主人公に悪感情を持っており態度にも露骨に出る。しかしほかの使用人の前とかでは取り繕った態度を取っているのに姫である主人公に面と向かって悪態をついてくるというのはどういうことか。馬鹿なのかな。自分だったらそんな態度の人間に指導を受けたくないし、ましてや恋愛なんて願い下げですが。第一印象は最悪だけど、きっと自分と主人公が実は似たような境遇にあることに共感して心を開いてきたりするんでしょう。
世良皇一朗は姫付きの警護官。絶対に主人公を護るという気持ちはあるようです。が、部屋の中でも至近距離で護衛とかちょっとシュールギャグに踏み込みかけてる。また、兵の姫に対する粗相については厳しくとがめる半面、自分は姫に話しかけられてもガン無視、仕えている姫をお前呼ばわり、姫が自分にペコペコしてるのは放置と突っ込み所が多い。2話まででは人として問題あるように見えるけど、自分だけを護ってくれるっていう部分に憧れたりするのかな。
渡川景光は主人公とその兄の幼いころの友人。非常に柔和な人柄で、ほかの男性キャラが何も説明してくれないくせにため息ばかり向けてくるような人物が多いので、その優しさがしみますね。
天崎奏嗣は主人公の義理の兄だが共に過ごしたのは幼いころだけ。今は国の頂点に立つ立場。主人公を政治利用するために呼び寄せて軟禁する。血の通わない人物のように描写されるが、それが主人公との関りで変わっていくということだろうか。
基本的に序盤なので、主人公が環境の変化に打ちのめされながら男と出会うまでが中心で、その男とも関係の悪いシナリオもあります。
あまり楽しい話ではないけど、主人公の負けない気持ちが周囲を明るくする光になる、みたいな話なら王道でもあります。そんな感じかな。
INVERSUS Deluxe
シューティング、パズルゲーム。
体験版では強さ2に固定されたCPUとの対戦や、時間制限のあるアーケードモードが遊べる。
ルールは見た目通りシンプルで、自分の弾が通った部分が陣地となり移動できる。
操作もシンプルだけど、4つのボタンで弾を撃ち分けるのが意外に大変。弾数とリロードのサイクルがいい制限になってる。
相手を攻撃に行くことが自分を危険にさらすバランスがボンバーマンの対戦に近いものを感じた。
アーケードモードは湧いてくる敵を破壊し続けるモード。対戦と違って赤玉で弾を補充して撃ちまくるプレイング。
体験版は、仕方ないんだけど1回プレイするごとに長い宣伝が流れるので繰り返しプレイの意欲はそれほど湧かない。
魔界戦記ディスガイア4 Return
やりこむと数字がどんどんでかくなるというシリーズ。ジャンルはロールプレイングゲームとの記載だけど、戦術シミュレーションの要素を強く持つ。
契約によって力を失い地獄でプリニー教育係に甘んじていた吸血鬼ヴァルバトーゼは、魔界政腐が増えすぎたプリニーを大量処分しようとしているのを知り、自らの約束のために政腐に反旗を翻す。
プリニーとは、罪を犯した人間の魂から作られるペンギンのような見た目のもの。
体験版では序盤の数ステージが遊べる。最後までチュートリアルの一環だけど、まだまだいろんな要素がありそうで、チュートリアルが体験版の範囲で全部かはわからない。
行動登録からの一斉攻撃と、キャラクターを持ち上げて投げるというシステムが独特に見える。味方を投げて攻撃範囲を広げたり、敵を投げて遠ざければ時間稼ぎのようなこともできる。
斜め視点になるので位置関係がわかりにくかったりするけど、キャラクターの行動決定するまで移動もやり直しができるのはプレイしやすい。
敵がこちらのユニットを素通りして後方の弱いユニットをいきなり攻撃に来たように見えたけどそうなのかな。ユニットで壁をつくるってのはないのかな。
最初から参照できる数字が多く、キャラクタの能力もいろんな方面への強化ができる。説明がなく見ても意味がわからないパラメータも多い。
主役級の強いキャラクターは簡単に育てられそうだけど、新しく作った弱いキャラを育成していくなら手間かけてお膳立てしないと敵にとどめがさせない。
地形効果に近いジオエフェクトは、数値が50%上昇とかの豪快な効果なので重要。
こういうゲームでじっくり数字いじりするにはSwitchは向いてるかも。
会話デモはフルボイスの部分もある。小さいキャラクターもよく動いて楽しい。
音が大きいけどゲームから調節できない。
今回はここまで。
つづく。