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映画感想覚書 古い映画パンフレットのホコリをはらった編 ゴジラvsメカゴジラ

春からゴジラSPを見て、ゴジラvsコングも見てとゴジラの話題に触れるしばらくでした。

このパンフレット引っ張り出しもvsビオランテ、vsキングギドラときて今回のvsメカゴジラで最後なので一段落です。

キングギドラメカゴジラの間にvsモスラも見たのですが、とりあえずパンフレットが無いので飛ばします。

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今回は主にメカゴジラについて書いてみる。

 

ゴジラもシリーズが長いのでメカゴジラっていうのも何種類かいるのですが、代表的なところだと、今回のvsメカゴジラに登場する通称Gフォースメカゴジラあるいはスーパーメカゴジラ、昭和シリーズに登場した昭和メカゴジラ、ミレニアムシリーズに登場した三式機龍などがあります。

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参考画像

とびぬけて大きいのがvsメカゴジラのスーパーメカゴジラです。

平成vsシリーズでメカゴジラが登場した時にはゴジラが100m級の大きさなので対抗するメカゴジラも自ずと大きくなって身長120mです。

昭和メカゴジラはまずゴジラに偽装して現れたので当然当時のゴジラと同じ50mになります。

機龍は初代ゴジラの骨を組み込んで開発されているので50mという初代ゴジラの身長から逸脱しません。少し大きくて60mとなります。

 

 

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vsメカゴジラにおけるメカゴジラとは、前々作のvsキングギドラで登場したメカキングギドラを海底から引き揚げ、そこに使われている23世紀の未来テクノロジーを解析して造り上げた超兵器です。

Gフォースメカゴジラと呼ばれるように、国連下の組織Gフォースによって建造、運用されます。

 

メカゴジラの実戦での運用方法は、ゴジラとある程度距離をとり常に正対しながらホバリングして火力を叩き込む、というもので、これは自衛隊が使っていたスーパーXやスーパーX2と同様の戦法。

わざわざゴジラの形に造ってあるのに格闘戦能力は備えていません。

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SFC格闘ゲームゴジラ 怪獣大決戦」のGフォースメカゴジラは1人用モードのボスに設定されていて、こちらでは高速ホバー移動から超必殺技の格闘乱舞するとか、スーパーメカゴジラは2段ジャンプできるとかいう異次元の機動性をもつ別人でした。

 

この曲面を多用したメカゴジラのフォルムは自分はとてもお気に入りでして、メカゴジラの中ではこのGフォースメカゴジラが一番好きです。

ゴジラの可動フィギュアに、S.H.MonsterArtsというシリーズがあって、その中で唯一持ってるのがスーパーメカゴジラです。

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ただ、このスーパーメカゴジラ、自分は再販時に入手したんですが、元々のメカゴジラはわりとシリーズ初期の物らしくてあまり評価は高くなかったみたいです。

可動フィギュアとしてみると、二の腕が回らないとかはちょっと驚きました。

着ぐるみの可動域を再現してるんでしょうか。

映画の中では空中に浮いて遠くから射撃するという戦闘スタイルで、あまりきびきび動くものでもないのでその辺はべつにいいんですけどね。

このポーズができないっていうのが特にあるわけじゃないので。

置物としては非常に気に入っています。

 

 

これだけメカゴジラのことを書いておいて、肝心の映画のストーリーはあまり印象にないです。

ガルーダっていうメカとメカゴジラが合体するとスーパーメカゴジラになります。

でもガルーダは役に立たないってみなされて放置されてたのに、それと合体したからってどれだけパワーアップできるんだっていうっていう疑問はありました。

なんか合体するとスピードと攻撃力が上がるらしいですがね。

 

ベビーゴジラを囮にして、超能力者にゴジラの第二の脳の場所を探させて破壊するという反対者多数の汚くて卑怯な作戦でゴジラとの決戦に挑みます。

それだけ必死ってことです。

しかしこの作戦は当たり、ゴジラを全く動けなくするところまで追い詰めます。

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あとはとどめを刺せば人類の勝利やったね! って場面なんだけど、横ではメカゴジラにやられたラドンも死にかけてるし、ひとり立ってるメカゴジラのほうがやっぱり悪者に見えちゃうというのが面白いところです。