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トランスフォーマー・ザ・ムービーのシーン解説とは その5

DVDのケース内に書いてあるシーン解説を軽く紹介しています。

 

前回 トランスフォーマー・ザ・ムービーのシーン解説とは その4 - TMGP覚書ブログ

 

 

サイクロナスと彼の”アルマダ”■

ここに書かれているのは、スタースクリームらによって宇宙に捨てられたメガトロンとデストロン兵たちが、ユニクロンの力で新たな姿に再生される場面に関してです。

 

このシーンで誕生するのが、新破壊大帝ガルバトロン、新航空参謀サイクロナス、スウィープス軍団とそのリーダーのスカージです。

デストロン兵がサイクロナスに作り変えられる場面では、サイクロナスが同時にふたり誕生しています。しかし、その後サイクロナスはひとりきりで、もうひとりのサイクロナスが登場する場面はありません。

 

スカージとスウィープス軍団というのは全く同型のトランスフォーマーの部隊です。

初代アニメシリーズにはジェットロンという航空部隊がありましたが、その初期メンバーは同型色違いだったため作内で度々色の塗り間違いが発生していました。

全員同じ見た目で同じ色なら間違えようがないぜ! という理由でそうなったのかはわかりませんが、とにかくスカージには見た目が同じのスウィープス軍団が与えられています。

 

サイクロナスと同型のトランスフォーマーがもう1体出現していることについては「サイクロナスの誕生に続いて、彼と同型だがやや小振りなロボット達による”アルマダ”が形成される」と脚本にあるらしい。

つまりスカージのスウィープス軍団のように、サイクロナスアルマダ軍団があったかもしれなかったということです。

 

映像にふたりのサイクロナスがいるのはそれがボツになった名残だろうということです。

 

この部分についてWikipediaには、アルマダとはもうひとりのサイクロナストランスフォーマーの個人名であり艦隊とするのは誤訳だと断定していますが、その辺の出典が不明なのでなんとも言えません。

余分なサイクロナスがひとりしかいないからアルマダは個人名で艦隊は当てはまらないというだけの話なら、そもそもボツ設定が映像上に残っているだけなので早計かなと思います。

 

 

ところで、この行方不明になるもうひとりのサイクロナスに関連する玩具があります。

トランスフォーマーが日本で変形!ヘンケイ!トランスフォーマーというシリーズで展開していた頃、限定品の限定!ゲンテイ!トランスフォーマーとして限定販売されたストレイフがそれです。

ちなみにクレジットカードの契約とかで買う権利をもらえるとかいう、やや購入難度の高いアイテムです。

 

ストレイフはサイバトロン軍テックボット部隊の一員ですが、限定!ゲンテイ!ストレイフは、サイクロナスを赤と白のストレイフカラーに変えたものです。

なぜストレイフがサイクロナスの見た目なのか。

 

まずストレイフ含むテックボットたちの誕生ストーリーが、トランスフォーマー・ザ・ムービーの後のストーリーであるトランスフォーマー2010で描かれています。

ひょんなことで天才になったグリムロックがその頭脳を生かして作り上げたのがテックボットです。

 

このテックボットを作る際に残骸やスクラップを利用していたのですが、ストレイフのボディの材料にしたのが例の消えたもうひとりのサイクロナスだったものであるという設定にして、そのストレイフがダメージを受けたショックで元のサイクロナスの形に戻ってしまったのが限定!ゲンテイ!ストレイフだというのです。

 

でっち上げもいいとこですけど、トランスフォーマーにはこういったマニアックな部分を拾ってきて再利用するということが結構あったりします。

 

 

結局もうひとりのサイクロナスは誕生後間もなく死んだ、みたいなことなんですかね。

まあ、同じ見た目の軍団はスカージとスウィープスの1グループだけで十分だったと思います。