数日前、このブログに何度もその無邪気な魅力を見せていたうちのフェレットが死にました。
半年以上前から病気していて、でもまだ5歳半だから早いからねってこっちは言ってたんだけど向こうが聞く耳持たずにいってしまった。
つい1週間前は自分で歩いてたのに、ある日ちゃんと歩けなくなって、そこから体調が急変して4日くらいであっという間だった。
夜中に流動食を食べさせながら、もうその時点でとても弱弱しくて次の朝には死んでるんじゃないかというくらいだったけど、でも食べさせてればまた回復して元気に歩けるかもしれないという思いもありました。
結局その次の夜までは持ちこたえていたけど、食べさせようと思っても水も飲みこむことができないような状態でそのまま最期を迎えました。
割り切っているわけじゃないけど、小動物との死に別れは初めてじゃないので理解も覚悟もできています。
今は思い返せば涙が出るけど、そういう感情も永遠に続くわけじゃないからそのままにしておいていいことも知ってる。
知らない間に冷たくなっていたら可哀そうだから、できるなら最期の瞬間は見届けてやりたいと思っていたので、看取ることができたのは自分にとっては良かったです。
ほとんど何も変わらないのに、ただあの子だけがいなくなって悲しいというか寂しいというか、いや両方なんだろう。でも何事もなかったかのようにくだらない日常を続けていかなくてはいけないのは辛い。
あの世とか天国とか、魂とか霊魂だとか、そういうのは何も信じてない。
生き物は死んだら物と同じになって、永久に消えるんだろうと思う。
見送ったこっちは、腕枕で寝るのが好きなやつだったなあとか、家の中を歩いてると付いてくることとかを憶えてる。それだけでいいんじゃないかなと思う。
そんな感じです。