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RPGツクールフェス デカンの風に吹かれて ツクりました 好評につき公開終了

実写映画トランスフォーマーロストエイジの時系列を整理したい

映画ロストエイジの年2014年は、アメリカでトランスフォーマーが誕生して30周年という記念イヤーでした。

日本でもその夏、映画トランスフォーマーロストエイジの公開だけでなく、パシフィコ横浜という大きな会場でのトランスフォーマー博という大イベントが行われ大いに盛り上がりました。

このトランスフォーマーが盛り上げた2014年はキセキの世代2014として今も語り継がれています。

 

 

若干仕切り直した4作目。

 

今作も相変わらず大昔の場面からですが、本作から主役も交代して心機一転というところがあるのか、過去の時代の絡みとかはほとんどない単純な構造です。

 

 

過去 6500万年前 創造主の船団が宇宙各地で有機生命を金属化させる
現代   オートボットと人間の同盟は解消 オートボットは保護区で管理される
  CIAのアティンジャーとロックダウンがオプティマスプライムとシードの交換を密約する
  CIA特殊部隊墓場の風によるトランスフォーマー狩りが始まる
  KSIがメガトロンから得たデータで人造トランスフォーマーを生み出す
2014年 北極で金属化した恐竜が発見される
  テキサスの発明家ケイド オプティマスプライムを購入
  メガトロンがガルヴァトロンとして復活
KSI製のトランスフォーマーを全て従え新生ディセプティコンとする
  オートボットとダイナボットにより新生ディセプティコン壊滅
  ロックダウンとアティンジャー オプティマスらとの交戦で死亡
  オプティマス 地球を脱出して創造主の下へ向かう

 

 

最初の場面は恐竜時代の地球でカタツムリみたいな形の宇宙船団が何かやっているところ。

乗っているのはヌルヌルのエイリアンです。手しか映らないけど。

これはロックダウンがしきりと口にする、創造主だと思われます。

創造主はこの当時の宇宙の様々な惑星で有機生命を金属化して収穫していたらしい。

そしてトランスフォーマーの材料にしたんだろう。

なので、ピンポイントで地球に来たというわけではなく、沢山の星のひとつが地球だったということらしいです。

このとき生命を金属化するのに使われていた爆弾みたいなのがシードです。

シードで生成される金属は後に人間がトランスフォーミウムと名付ける物です。

詳しくは語られないけど、これを恐竜絶滅の理由と結び付けようとしているのか。

後半登場するダイナボットたちがメタル恐竜といったものに変形することとの関連性はなさそう。

 

 

そして現代。

Wikipediaには前作のシカゴの惨劇から5年後と書かれてるんだけど、映画パンフレットには3年後とあります。

Wikipediaを信頼する理由はないんで3年後説でいきます。映画の公開年とも一致するし。

シカゴの戦いで大破壊を生んで、とうとうオートボットと人間との共生もできなくなってしまった。

エイリアンを見たら通報しよう、というのが民間に浸透しています。

建前上オートボットは保護地域におかれていることになっているので、通報の対象はディセプティコンということになりますが。

今回の元凶が、ロックダウンとCIAのアティンジャーとの密約。

どうやって知り合ったのかは知らないけど、ロックダウンがオプティマスを捕らえたいというのと、トランスフォーマーをすべて排除したうえそのテクノロジーは利用して儲けたいと考えたアティンジャーの利害が一致。

 

特殊部隊、墓場の風が組織され、アメリカ政府に対しても秘密裏にオートボット狩りを行っていきます。

劇中で殺されているのが確認できるのがラチェットとレッドフッド。

ほかにも前作に登場して今作に登場しないオートボットが多数いるので犠牲者はさらにいるだろう。

 

 

北極では金属化した恐竜が発掘される。

南極じゃなくて北極でいいんですか?

北極って地図を見ればわかるけど、丸ごと海しかないんですよね。どこで恐竜を発掘してるのか。

海を囲むロシア、グリーンランド、カナダ辺りのどこかということなんだろうか。だったらそっちの地名でよくないか。

 

 

 

 

今作の新主人公が発明家のケイド。

ケイドはスクラップのトラックを購入しますが(お金を払ったのはルーカス)、それはオプティマスプライムでした。

3作目までの主人公のサムも中古車屋バンブルビーを購入しています。

買った車がトランスフォーマーだったっていうのが主人公の共通点ですね。

 

ケイドは自分の発明はガラクタばかりなのに、KSIのドローンを改造したりオプティマスを修理したりする技術はすごい。

また人間サイズのエイリアンの銃を持った後の戦闘力は異常に高い。

 

序盤から中盤までのケイドの家の家庭内問題やオートボット狩り、シカゴのKSI本社に乗り込んだオートボットが生命体であると認めないジョイスなど楽しくない場面も多い。

ロックダウンの宇宙船に乗り込むあたりからドタバタ感が増してきて、後半の香港では憎たらしかった偽ジョブズことジョイスコメディリリーフに回るなど前半と後半で映画の雰囲気が大きく変わる。

 

KSI製のトランスフォーマーは粒子が空中を飛んで完全に形が組み変わるというトランスフォーマーの常識外の変形方式。

トランスフォーミウムはタイヤは作ってないのか、変形する度にタイヤがどこかへすっ飛んでいく。またビークルに戻るときにタイヤがどこから来てるのかは不明。

 

 

ロックダウンが使っていた宇宙船はオートボットの騎士が宇宙探索を行うための宇宙基地を接収したもの。

創造主の命を受けオプティマスを捕らえに来たというが、創造主に関しては謎しかない。オプティマスも創造主に関しては知らないらしい。

 

オプティマスは前作で猛威を振るったセンチネルと同じ剣と盾スタイルになるのだけど、ロックダウンはそれでもかなりの強さ。

ケイドを助けた隙に串刺しにされてしまう。

その後助けたケイドに助けられる展開。

オプティマスは人間を危険にさらしたくなくて協力は拒否するんだけど、だとしたら負けてたと思う。

 

 

ここまでの戦いでロックダウンとアティンジャーが死に、ジョイスは改心しオートボットの死体を求めなくなり墓場の風の行動理由もほぼ消滅。

これで命を狙われる危険はかなり減ったとはいえ、もうオートボットには地球に残る理由はなさそうなんだが。また香港に大被害を与えたことで責められそうだし、みんなで脱出してはどうか。

ただ、実はガルヴァトロンが生き残ってるんだよな。

ガルヴァトロンは香港ではオートボットの誰とも直接戦う描写はなかったはず。

ダイナボットの参戦により手下のKSI製トランスフォーマーが壊滅するのを見届けてこっそりいなくなりました。

 

最後はオプティマスだけが、創造主に殴り込みをかけに地球を脱出。仲間にはケイドと家族を守れと言いおいて。

オプティマスがどうなるかは次作にて。