今週の話題といえば、何日か前の新元号の発表でした。
そういうタイミングなので、最近やたら目にするのが「平成最後」というワード。
それこそなんでも当てはまるわけだけど、だからって全部に使うことないだろって思うくらい、猫も杓子も平成最後って言いまくってる。
言葉は使えば使うほど、一個あたりの価値が薄まってくるんだから、ここぞというときだけ使うようにしないとな。
ということで、今回は平成最後のマスターピースことMP43メガトロン(ビーストウォーズ)を紹介しますよ。
メガトロンの旧玩具は、ビーストウォーズ放送当時はおもちゃ買ってなかったので、ビーストウォーズ十周年のときの復刻版で手に入れました。
でも、そのメガトロンはあまり気に入らなくてしまっちゃった。
一方今度のマスターピースメガトロンは最高です。
梱包されていたのは恐竜モードで。
デカいです。
どのくらいの大きさかわかりやすくするため、ニンテンドーDSと比べてみます。
どうですか? 大きいだろ?
頭も大迫力の大きさ。
頭部は横に振ったり捻ったり、口は大きく開き、視線も変えられるので表情つけが出来ます。
ほかには、尻尾の先端と手(前足)が動くくらいで、あとは置物です。
頭にはサウンドギミックが搭載されてます。
口から声が出るってのは丁度いいですね。
ビーストメガトロンの放送当時の玩具では頭部は水鉄砲になってました。
ティラノサウルスって恐竜の代表みたいなところがあって、恐竜の生態に新解釈が出てくる度にティラノサウルスの新モデルが発表されたりします。
ビーストウォーズの放送は、映画ジュラシックパークの数年後というタイミングなので、メガトロンはジュラシックパークでのティラノサウルスのイメージが強く影響しているに違いないと思います。つまりティラノサウルスの全盛期ですね。
紫だけど。
恐竜の色は自由だからね。
変身。
足はそのまま足に、右手に頭、左手に尻尾という大胆な配置が変えられないためか、旧玩具と基本的な変形パターンは一緒です。
これだけのプロポーションの大型トランスフォーマーだけど、変形は割と簡単です。
恐竜の目は、設定どおりロボットのとき黒目を隠すことができます。
ロボの目は光ります。やったー!
昔のリーダークラストランスフォーマーとかは、電飾ギミックのために単三電池とか単四電池とか入れてそこから配線してたので、電池ボックスや配線で変形パターンに影響が出てましたが、最近のマスターピースではボタン電池をギミックの側に入れて解決してます。
サウンドはビーストモード用やロボットモード用があって、ロボットモード用が一番充実してます。
ビーストメガトロンは声優千葉繫氏の演技がキャラ設定に反映されて、喋りはユーモラスだけど冷酷で残忍というキャラになっています。
どのくらい残忍なのだろうか。
あっ、車椅子の少年がいます。
ひどいー。
今度はサンリオキャラなのに容赦ない。
メガトロンの恐ろしさ、おわかりいただけただろうか。
可動は置物の恐竜から一転して優秀で、首の引き出しは無いものの最近のマスターピースらしく、肩の前方引き出しや前屈ができます。
旧玩具版は、ロボットの首がすぐ後ろに倒れてしまうのと、太股のスプリングでミサイルが飛ぶギミックが暴発しがちなのであまり気に入らなかったんだけど、マスターピースではそんな不満点は無くなりました。
コンボイと並べる。
こんなに絶望的な体格差あったのか。
ちなみに、付属するカードに記載されている身長は、コンボイが2.8mでメガトロンが2.8m。???????
トランスフォーマージェネレーション2018のインタビューの回答中に、数値は日本で独自に準備したもので、一応公式設定なのでパッケージとかには記載するけど、劇中ではやはりメガトロンのほうが大きいとあります。
だとしても、もうちょっと丁寧に設定を起こすべき。
当時のおもちゃでは、メガトロンとコンボイが同じ大きさだったから、そこに合わせたのかもしれない。
ロボットモードでは、各部のパーツが外せるようになっています。
これらのパーツが勝手に脱落してストレスになるようなことは全くないです(重要)。
上はフル装備モード。各モードは説明書の記載まま。
尻尾を外すと、思索モード。
肩アーマーだけ付けた、入浴モード。
全部外して、休息モード。
付属の歯ブラシで歯磨き。
悪の軍団のボスの変形ロボの付属品に歯ブラシっていうのもほかにないだろうけど、メタルスメガトロンが発売されるなら、今度はアヒルちゃんが付属しちゃうんだろうな。
ある説では、ティラノサウルスは歯磨きどころか口の中にバクテリアが湧いてて、牙で傷つけた相手をバクテリアの毒でとどめを刺していたとか。
諸説あるうちのひとつで、ティラノサウルスは走れなかった説とかから飛躍して、それで狩りをするために現代のコモドオオトカゲとかの生態を当てはめただけじゃないか思いますが。
メガトロンは風呂に入るし、歯も磨くし、きれい好きなんでしょう。
ビームのカスとか口の中に残っちゃうのかもね。
MPダイノボット付属のパワーベースに対応するメガトロン持ち上げ用パーツを使っての劇中再現。
別のコンボイも参戦。
チータスも。
記念撮影コーナーみたいになる。
ダイノボットを上回る大きさで、ダイノボットを上回る満足度です。
音声ギミックも、長台詞が多数収録されていて、この後のMPコンボイVer.3にも期待しちゃいます。
メガトロンだけじゃなくて、ナビ子やブラックウィドーとの掛け合いもあるんだけど、中にはブラックウィドーだけ喋ってるものもあって、これ誰のサウンドギミックなんだって気になったりします。
ブラックウィドーもマスターピースで形になっているみたいなので新情報に期待。
これだけすごいメガトロンお出しされたらデストロン軍団も揃えたいよね。
ブラックウィドーはメガトロンとは逆に、ビーストでは最も小柄なので、一万円くらいかな。
それにしても、メガトロンそんなにゴリラコンボイと大きさ違うのかよ。