トランスフォーマーのマスターピース新アイテムMP-52は、屈指の人気キャラクターであるスタースクリームのVer.2です。
恒例となってきた変形動画。
常に片手で保持しながら変形させているので、動画と同じようにすればわかりやすいですね。
変形動画が15分もあるって結構長いです。今回は変形途中で寄り道もしますけど。
戦闘機ですがライセンスを取得しています。
よく知らないけどフォルムはかっこいいです。
MP-11新破壊大帝スタースクリームと並べてみる。
右のMP-11は2012年に発売されたものです。特にライセンス云々は聞いたことないけど、MP-11は2006年発売のMP-3スタースクリームのリメイクとなるアイテムで、MP-3は河森正治監修の下ビークルモードに重きを置いて制作されたものなのでMP-11もその流れでビークルモードがかっこよくなってます。
むしろ今回のMP-52のほうが、ビークル底面はアニメ描写寄りになっているので河森正治だったら許さないような進行方向に対して垂直な面とかが存在します。
個人的にスタンドはあまり好きじゃなくて使わないのですが、好む好まざるにかかわらず付属しています。
でも航空機などをディスプレイするときには欠かせないかもしれないですね。
スタースクリームなどのジェットロンは同型色違いの別人が存在していて、マスターピースでもサンダークラッカーやスカイワープ他が発売されているけど、そこまでは集めてきませんでした。
その代わりマスターピース化される機会が多かったスタースクリームはこのMP-52を含めて4回も買ってしまった。
キャノピーやレドームの開閉可能。今回はレドームの開閉を変形にも利用します。
変形はスライドが結構あるなって思いました。
主翼以外は全部収納するっていうことをやってるんだけど、割と簡単な手順で完了できます。
おっと変形途中で失礼します、と思いきやこれはMP-52の特徴のひとつオルティネイトトランスフォーメーションモードです。
通常の戦闘機には不可能なアクロバティックな機動を可能にするセイバートロン星特有の形態の再現です。
ですのでどっかのガウォークと一緒にしないようにお願いします。
よっこらしょ ってやってるところに見えますね。
ちなみにトランスフォーマージェネレーション2021によると、オルティネイトトランスフォーメーションモードの由来は当時日本未発売のG1Jetfire(スカイファイアー)の説明書に記載された名称のようですね。
G1スカイファイアーといえば、ご存知かもしれませんがスーパーバルキリーです。
ということはやっぱりガウォークじゃねえか。
トランスフォーム完了。
我らがヒーロー、スタースクリームの雄姿。
さっきのMP-11と並べる。
上に書きましたがMP-11は2006年発売のMP-3のリメイクなので基本設計は15年以上前のものとなります。今回ようやくアップデートされました。
MP-11のアップ。
MP-11はかわいそうな子で、実物は顔がものすごくかっこいいんですよ。
でも写真写りが悪くて全然それが伝えられてないんです。
公式の宣材写真とかでも変な顔になってます。
ヘルメット状になってる頭の頬の横に張り出してるチークガードみたいな部分が顔に影を作っちゃってすごく頬がこけたような写りになっちゃうんですよ。
この写真はだいぶマシなほうです。
同様の問題はMP-52にもなくはないですが、MP-11ほど酷くはないです。
スタスク同士の友情の握手。
……こいつら絶対裏切りそう。
裏切りが物語の中に組み込まれるとき、必ずシリアスな展開を呼びます。
が、このG1スタースクリームの場合はそうでもありません。
日常行為のように反逆を繰り返し、初代アニメ特有の空気で次の回には何事も無かったかのように軍団No.2の座にいるという。
裏切り芸とでもいった感じですね。
そんなスタースクリームですが、トランスフォーマー・ザ・ムービーでついに最期を迎えます。
傷ついたメガトロンを追放してついに軍団トップに就任するのですが、そのとたんに現れたガルバトロンに処刑されます。
ガルバトロンは、スタースクリームによって宇宙に捨てられたメガトロンがユニクロンに拾われて改造されて生まれたので、この結果は因果応報と言えます。
しかし、ここからがスタスクのすごいところで、なんと幽霊として現れてくるんです。
他のトランスフォーマーに憑依して暴れた挙句、あのユニクロンを出し抜いて新たなボディを手に入れて復活します。そしてその直後にやられて結局消息不明となります。
でも実は時空を越えて過去の地球で起きていたビーストウォーズにもちょっかいを出してます。今度こそ本当に行方不明になりましたが。
G1世界の未来であるビーストウォーズの世代にもスタースクリームは影響を及ぼしてます。
スタースクリームが幽霊化するのはそのスパークが不死身のミュータントスパークだかららしいということが判明し、サイバトロンはその研究から不死身の戦士を作り出そうとしプロトフォームX、ビーストウォーズにおけるランページを生み出します。
この絶対やっちゃいけなさそうな研究で生まれたプロトフォームXの遺棄というのが、ビーストウォーズのコンボイたちアクサロン号一行の秘密の任務でもあったのです。
流石愛されキャラ、活躍が時空を越えますね。
やっぱり新しいメガトロンと並べるなら、このMP-52ですね。
並べてみて、ちょっと小さいなって思いました。
メガトロンのほうが大きいのかもしれないですね。
でもスタースクリームが頭一つ分くらい身長高くなっても丁度よさそう。
さっきまで大きかったメガトロンの変形した銃。
大きさの概念は捨てとくか。
MP-52は最近のマスターピースでも珍しく、手の指が5本全可動です。
ならばこそ親指の付け根はボールジョイントにしてあったほうが良かった。
劇中のレアな場面を再現するためのアイテム。
MP-3スタースクリームには早くもフェイスチェンジギミックが採用されていたのですが、MP-52には通常顔のほかに微笑み、驚き、叫び、嘲笑い、企みと顔パーツがたくさん付属しています。
表情豊かなスタースクリームにはどれも似合います。
MPコンボイに付属のスタスク頭部はちょっとサイズが小さいです。
パカッと開くとなんと! 12個も乳首があります。
腰は工夫してちょっとでも旋回するようになってたらよかったんだけど、この変形機構では不可能ですね。
ただ、人間の体も下半身と上半身の境目一点で回るわけではないので、上半身の胸の部分が左右に少し動いて、下半身にも少し動く部分があるとかそんな方法もとることはできると思います。
回らない代わりにか、前屈はわりと大きめにできます。
肩回りや手首などの可動が優秀なので、かめはめ波が撃てます。
今回の残念ポイント。
付属のカードが傷んでた。真ん中上の部分。
MP-52スタースクリームでした。
ジェットノズルの部分は変形時に縮めるのだけど、踵として使うので伸ばしといてもいいかもしれないですね。