積み体験版がかなり減ってきました。
ノベル系みたいなのが結構残っちゃってる。
長そうだと思って避けてたんだよな。
全て体験版をプレイした感想とかを書いてます。
ニンジン:クラッシュ・オブ・キャロット
横スクロールハイスピード忍者アクション。
ウサギ村がモー将軍の軍勢に襲われ、きゃろっとを根こそぎ奪われてしまう。きゃろっとを取り戻すべくニンジャうさぎのニンジンとニンジャきつねのアカイが走る。
プレイヤーキャラはニンジンとアカイから選べる。性能は同じっぽい。
ステージのほとんどが強制横スクロール。体験版では1-1から1-3まで。
強制スクロールなのはプレイヤーキャラが走り続けているためで、操作をしなくても画面の同じ場所にとどまっているし体験版の範囲では障害物が前方から現れたりもしないので、背景が流れるだけの固定画面と実質同じ。
ただ、基本的に敵の多くもプレイヤーも前方にしか攻撃できないので、後ろの取り合いになる。戦闘機のドッグファイトみたいな感じ。
アクションがスピーディで楽しいです。コンボ制のアクションでもあるので、敵の攻撃をくらわないプレイングがあるんだろうけど、なかなかゴリ押し気味になります。
挙動の違う数種類のカテゴリの武器がそれぞれかなりの数あるみたいで、集めたきゃろっとで購入したり、ステージ中に敵からドロップしたりで増やせる。レア武器とかもあるんだろうね。
ヤリやオオモノといった大きい武器はスピードが遅いのでちゃんと狙った繊細なプレイが必要で、カタナやナイフはスピードが速いので連続で振り回す豪快なプレイでよしという、印象とは逆にでかい得物ほど細かいプレイが必要なところが格ゲーと一緒。
超・逃走中&超・戦闘中 ダブルパック
テレビのバラエティ番組をゲーム化。
本作は3DS版「超・逃走中 あつまれ!最強の逃走者たち」と「超・戦闘中 究極の忍とバトルプレイヤー頂上決戦!」をセットにしたもの。プレイはしてないけど、ゲームも当時なかなかのヒットタイトルだったと記憶してます。
いきなり音でかいけど、ゲーム中に調整できる。
まず逃走中をプレイ。舞台はエジプト、基本的にテレビ番組と同じで度々ミッションが発生して、それをプレイヤーが成功しても失敗してもストーリーが進んでいって、合わせて逃走できるエリアも移り変わっていくみたいな。プレイヤーを助けるアイテムの存在がゲームの特徴。
3Dフィールドのゲームなので、Lスティックで走ればRスティックで視点を移動したいところなんだけど、元が3DSだからかスティックは1本使用が前提です。
立ち止まってるときなら周囲を見回せるけど、この不自由な視点で迫ってくるハンターから逃げ続けて時折発生するミッションまでクリアというのは無理ゲーな気がする。元々テレビのほうでも出演者がほとんど捕まってるからそんなものかなと思った。
エジプトはひらけた地形が多く、姿勢を低くして身を隠すっていうのもそんなに機能しなさそう。隠れてると自分の視界もきかなくなるし。
スムーズに進行するには、ミッションごとのチェックポイントの位置を把握して無駄に動かず時間内にクリアを目指すのが定石かな。
ということで、全然逃げ切れないです。100万円とったらイオンの品物全部買い占めようと思ってたのに。
戦闘中もプレイ。舞台は江戸。始まる前にチュートリアルがあって、画面に出た説明をテレビみたいにナレーションが全部読んでくれる。ゲームでは自分で読むのが普通なので新鮮な演出。
ボールを当てれば勝ち、ほかのプレイヤーを時間内に全員倒せばクリア。
テレビ番組のほうをよく覚えていないんだけど、全員ボールを持った状態でスタートして散らばっていくので、誰かを追いかけていけば開始と同時に倒せるはず。
戦闘中のほうは、コンピュータのプレイヤーが弱かったので楽勝でした。
敵がボールを投げてくることがほとんどなかった。こっちに気が付かず背中を向けて移動してるのがほとんど。
ただ、ボールを投げても全然当たらない。巻物で足止めしたらやっと当たる。
ミッションをクリアすることで忍を仲間にできたので、ビッグバトルボールシノビを仲間にしてみた。
体はでかいし玉もでかいしで、後ろからついてこられると視界が遮られて邪魔です。ただ攻撃は結構当ててくれるし、プレイヤーより先に敵に反応して攻撃しに行ったりしてくれる。壁越しに無駄な攻撃をしてるのも見かけたけど、テレビで見たときよりは役に立ちそうな印象。
秘密の獣男子
スマートフォン用女性向け恋愛ゲームの移植版。自分の飼ってたペットたちがイケメン男子になっちゃって口説いてくる。
名前変更可能な主人公山田花子(デフォルト名見てマジか…って思ったけど)は、ある日突然付き合ってた彼氏に振られる。傷心のまま帰宅すると、犬以外のペットたちが人間になっていた。犬は犬のまま。
ゲームはプロローグの後、本編として4匹のペット男子と元カレの5人のストーリーがそれぞれある形式。恋愛ゲームには珍しくキャラクターボイスは無し。体験版では全員のメインストーリーの1話まで。
アッサムは豚。執事ポーズが性格も表してます。綺麗好きですぐお茶を淹れてくる。振られたのを慰めてもらうついででキスさせる辺りいかにも女性向けっぽい感じ。男女逆ならこうはならないでしょ。
ルフナは猫。猫らしくマイペース。やや強引にキスする展開に持ち込む。外を歩くときは塀の上や壁の穴を通っちゃう系男子。
ラミンはインコ。主人公が初めて飼い始めたペットということで大人設定。大人の余裕か最初の夜のキスはおでこですませる。みんなある人物と契約して人間になったらしい。
リゼはウサギ。料理上手なので料理担当だけど、ウサギは糞食の習性あるから心配。最初の夜は当然のようにキスしてくる。1話だけのすごく短い間に選択肢がやたら出てくるのが珍しい。
元カレの玲人のストーリーを選ぶと、リゼ以外のペットたちは二人の関係修復を応援してくれる。玲人は別れる理由を明らかにせず、お前のために別れるとか言っても未練ありそうな謎の態度。過去に秘密があるってキャラ紹介には書いてある。
ペットと一緒に暮らしていて、動物だからといってその目を気にせず生活していると、いざ人間になったときに困りますね。油断大敵です。ペット男子のほうが尽くしてくれる気満々なので、もう人間の彼氏とかやめちゃえば? でもきっと寿命がね…。
キャラボイス無しなので人気声優を売りにせずシナリオとキャラ性だけで勝負することになります。それは良いと思う。でも登場男子は年上とか甘えん坊とか、結局テンプレステレオタイプがそろってる感じ。実は人間ではないというのがどれくらい独自性を出せるかは体験版だけでは不明。
声無しなので全部黙読すると、基本的にセリフ劇なのでかなりのスピードで読めます。連打気味で呼んでたら、突然出る選択肢の一番上を選んでたりして。でも女性向け恋愛ゲームには珍しく、ログからシーンジャンプ機能があるので戻って対応できるので安心っすね。
ポータルナイツ
ポータルナイツの世界はブロックでできていて、壊したり作ったりできます。そういうアクションRPG。
かつては平和だった世界だけど、今は引き裂かれて、離れ離れの土地を移動するにはポータルを作らなくてはいけない。
プレイヤーは戦士、魔法使い、弓使いから職業を選んで敵と戦って、レベルを上げてスキルを強化したり、拠点を作って作業台でアイテムを作ったり。
体験版ではポータルを作っても通れないので、最初の土地からは出られない。
大きいワールドと、小さいワールドがあって、大きいほうがやっぱり広々してる印象。ポータルで移動できる島の数は48で同じらしい。
クラフトゲームにアクションRPG要素を強化したようなゲームかな。
何人か住民がいるんだけど、連れ出すを選ぶと雑貨扱いでインベントリに入ります。どういうことなのかよくわかりません。アイテムとして使うと、人物を移動できるということかな。自分で歩かないのか。
インベントリに入った人を捨てることもできる。捨てたら無くなっちゃった。当然か。
王だぁランド!
3つの遊びがあるゲーム。
1歩も歩かないオープンワールド、王様であそぶ。勇者として世界を駆け巡る、勇者であそぶ。これらは体験版ではプレイできないので、残る3つ目のモード、勇者をつくるをプレイ。
種族と性別を選んだあと、最初の拠点を選ぶ。拠点を選ぶ基準は不明なので、ランダム文字列みたいな語呂の悪い名前の土地から適当にウズという街を選んでスタート。
主人公は再来年の勇者試験にパスしなければ、実家に帰って農場を継がなくてはいけないらしい。切実。
フィールドやダンジョンを探索して経験値やお金を得る、街で買い物をする、などを繰り返して主人公を強化して勇者を目指す。探索とかをすると週単位で時間が経過するので目標の期日までにどれだけ育成できるかというゲームですね。
製品版では100人の勇者を育てて保存できるらしい。2年だと100ターンくらいになるので1人当たり結構な長さですよ。体験版では1人。
まずは最初の親切な人推奨の、イノシシを退治するクエストを受けにユウの街に移動。そこでツナミという人物を仲間にしたら、これが魔王軍四天王を辞めてきたとかいう肩書のクソ強いバランスブレイカー。
雑魚戦とかは無く、ダンジョン探索にボスが出現したときはコマンドバトル。バトルが発生すると、ツナミが全員一撃で倒していく。
さらにダンジョンで入手したあおいバラがやたら高額で売れたので一気に装備を体験版で買える一番高価なものに新調。
自分で選んで探索する合間に、ミニイベントが発生することがある。折角出たイベントだからと大体参加してたんだけど、これがことごとく失敗してマイナスになるという罠。
それでもアイテムやスキルが手に入ることがあるけど、店で売られてた明らかにマイナス要素の誰が買うのか疑問だったスキルもイベントで付着してくることがある。
一番酷かったのは、子供が貸してくれたパズルにイライラしてぶっ壊して去るというイベントで、それまでチマチマ上げてきた名声(+2とか+5とか)を豪快に全部失くす(-50!)というやつ。こういうときプレイヤーからしたらなんでそんなことするんだってことを、別になんの選択肢もあったわけでもなく主人公が勝手にやるので酷い。
イベントは会話ベースで、簡単なつくりなので種類は豊富だと思う。仲間にしたキャラクターともイベントが起こせて、それによって関係が強化されたりスキルを得たり、ときには別れたりもする。
2年経つと勇者に任命されるかどうか。今回は無事勇者になれまして、そのあとキャラクターの最終的な設定をして勇者リストに登録。
勇者になるためにどの数字が関係して成否の判定が行われるという話は出てこなかったので、もしかしたら進め方にかかわらず2年遊べば全員勇者に登録できるのかもしれないけど。
とりあえずいろんなイベントで2年分のドラマがあって面白かったです。まず最初に仲間にしたツナミの性能に序盤は助けられ過ぎましたが、キャラに愛着もわきました。
基本的に週1でできることは、フィールドかダンジョンか街の探索なので、飽きずに100人も勇者が作れるかっていうとわからないですね。
これにて今回は。
つづく。